世の中にはたくさんの主婦がいます。
そして、よく言われるのが、主婦の中にも「勝ち組の主婦」と「負け組の主婦」がいるということです。
結婚できたらそれだけで勝ち組でしょうか。
ひとくちに主婦と言ってもいろんな状況の主婦がいます。
それでは勝ち組の主婦、負け組の主婦とはどんな境遇の人のことを言うのでしょうか。
今回はそのことについてご紹介していきますので、ぜひあなたや周りの人と見比べながら最後までご覧ください。
主婦の勝ち組・負け組とは
勝ち組:完全な専業主婦
夫の給料だけで生活している主婦はこの世の中にどれだけいるのでしょう。
子供が大きくなってもずっと専業主婦でいられる人は実際は現代では一握りの人たちではないのでしょうか。
生活費だけではなく、住居費用、更に子供の教育、進学費用を考えるとそれだけで膨大な金額になります。
それを夫のみの収入で賄うにはかなりの収入がないと実現することはできません。
しかし、この格差社会の世の中では、そういうことが可能な専業主婦は自身の習い事や衣服まで夫の収入で賄えるほどの金持ちではないでしょうか。
それだけにそういった専業主婦の方たちは勝ち組と言えます。
その場合の夫の職業は医者や弁護士、会社経営者、大手の企業の管理職などでしょうか。
主婦が勝ち組であるのかどうかは夫の職業次第なのかもしれません。
負け組:専業主婦だが、自らの貯金を切り崩している
専業主婦でいても、自分の独身時代の貯金を切り崩して何とかやっている専業主婦の方たちもなかにはいることでしょう。
育児や介護などで働くに働けない状況で、なくなく自分の貯金で生活費を賄っているパターンです。
この場合は夫の収入でやっていけているわけではないので負け組になると考えられます。
現代では実際にこのケースは多いように思われます。
現代では結婚しても女性には仕事を辞めないでほしいと願っている男性がたくさんいるそうです。
その場合に女性が仕事を辞めてしまうと、こういったことになるのですね。
今は女性の初婚年齢が遅くなり、結婚するまでに長い間働きます。
長い間働くので結婚する頃には給与もそれなりにもらえているのかもしれません。
そういうわけで結婚するときには十分な貯金があるわけですね。
だからこそ、結婚後も生活費にまわすだけのことができるのです。
それでも貯金もかぎられているでしょうから、このケースではいずれ専業主婦ではいられなくなりそうですね。
負け組:パートをしている主婦
主婦と言えどもパートに出ている主婦は世の中たくさんいます。
主婦の中ではこの層が一番多いのかもしれません。
育児や家事のためにフルタイムでは働けなくとも、何とか時間を作ってパートで働いて生活費に足りない部分補っているのです。
この場合も夫の収入だけで生活費を賄えないのである意味負け組と言えます。
パートをしている主婦にとっては専業主婦がうらやましくてたまりません。
もっと収入の多い男性と結婚していたら、自分はこんなに働かなくてもいいのにと内心では嘆いているかもしれません。
しかし、現代では女性も働くというのが基本スタイルです。
保育園など施設の問題もあってみんなが出産後も働けるわけではありませんが、結婚や出産が仕事を辞める理由にはならなくなってきています。
収入面で比較すると負け組と言えますが、本人は働くのが当たり前と思っていることが多いです。
また、自信のキャリアップのために好きで仕事をしている場合もありますので一概に負け組とは言えないかもしれません。
育児中の主婦は勝ち組?負け組?
これまでは収入面での比較をしていましたが、主婦の勝ち組負け組を分ける基準はお金のことだけでしょうか。
もう一つの基準に子供がいる、いないがあると言えます。
育児は大変ですが子供を持つ素晴らしさは何事にも代えがたいものです。
育児中の主婦は貧しさにあえぎ、自分を負け組だと思っているかもしれません。
自分のものを一切買えない生活、自分の時間が一切ない生活を比べてお金持ちの専業主婦を勝ち組はいいなあ羨んだりしているかもしれません。
しかし、子供がいるだけで勝ち組と思ってもよいのではないでしょうか。
子供はお金では買えません。
子供がいるだけで、ある意味お金があるよりも素晴らしいものをすでに手に入れているのです。
世の中に不妊で苦しんでいる主婦はたくさんいます。
妊活という言葉もあるくらいです。
子供のいない主婦から見たら子供いる主婦はそれだけで勝ち組です。
もちろん現代では子供がいないスタイルを貫く夫婦も増えているので一概には言えません。
価値の問題でもありますが、子供という他には得られない宝物を持っているのです。
収入に恵まれている主婦よりもある意味勝ち組と言えるのではないでしょうか。
専業主婦は勝ち組だから女性は憧れる
いかがでしょうか。
主婦の勝ち組・負け組と一口にいってもその価値観によっては一概に分けられないものです。
勝ち組・負け組という比較はいつから生まれたのでしょうか。
そのような表現があるから自分を負け組と思ってしまうのではないでしょうか。
大切なのは自分が負け組だと自分の境遇を悲観しないことではないです。
自分の結婚生活も探してみれば勝ち組の要素は必ずどこかにあるものですよ。