女性が何歳でママになるか、というのは永遠のテーマではないでしょうか。
今や初産の平均年齢も30歳ですから、30代でママになる女性が多くなってきました。
若いママが羨ましく感じたりすることもあるでしょう。
逆に若いママは頼りないという目で見られたりすることもあります。
ママの年齢によって、子供たちの関係や地域との関係も少し変わってくるかもしれません。
「いつママになるのがいい」なんて正解はないけれど、メリットやデメリットをきちんと把握しておくことは大切です。
そこで今回は、若いママのメリットとデメリットをご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
若いママのメリットとデメリットとは
- 体力があるというメリット
- 家族計画をゆっくり考えられるというメリット
- 若くして第二の人生がスタートできるというメリット
- 責任感が生まれやすいメリット
- 周囲に同世代のママ友が少ないというデメリット
- 昔の友達となかなか遊べなくなるというデメリット
- 精神的に不安定になりやすいデメリット
- やり残したことに対する後悔をしやすいデメリット
体力があるというメリット
子育てはなんといっても体力勝負です。
どんどん大きく&重たくなっていくと同時に、どんどん行動範囲を広げていく子供。
出産で体に大きなダメージを負ったまま、慣れない育児で睡眠不足や肩こりや筋肉痛、腱鞘炎とママは色々なトラブルを抱えます。
やはり若いママの方が体力もありますし、回復も早いです。
ママが元気に子供と一緒に遊んであげると、子供はどんどんそれを吸収して元気に活発になります。
何より出産しても体型の戻りが早いのも若いママですね。
「本当に出産したの?」というナイスバディーの若いママをよく見かけます(羨ましい…)
家族計画をゆっくり考えられるというメリット
一般的に35歳以上の高齢出産になるとリスクが高くなります。
ですから「子供を2人欲しい場合は2人目を35歳までに、3人欲しい場合は3人目を35歳までに産む計画で」といいます。
30代ママはひとつの目安である「35歳」から逆算して考えたりします。
「32歳で1人、34歳で2人目を」「35歳で1人目だから仕方なく一人っ子」「34歳・35歳で年子」というふうに、なかなかタイトな家族計画になってしまいます。
しかし、いざ1人目を産んでみると「1人育てるだけでも嘘みたいに大変なのに年子でもう1人なんて無理!」という声や、
「かわいくてかわいくて、もっとゆっくり育てたい。すぐに弟か妹でできちゃうなんてかわいそう」という声、
「子供を産んでみて初めて知った幸せがたくさん。こんなことならもう1?2人欲しいけど、年齢的にキツいかな」という声も。
その反面、20代ママはゆっくり子育てができます。
上の子が手がかからなくなる3~4歳で2人目を考えられたり、賑やかな3人兄弟や4人兄弟も夢ではありません。
長い期間、育児ができるというのはとても幸せな事だと思います。
それもスタートが早い若いママの特権ですね。
若くして第二の人生がスタートできるというメリット
子育てが一段落して仕事をスタートするママもいるでしょう。
年齢が若い方が周囲の人と馴染みやすかったり、体力があったり、仕事を覚えやすかったりします。
子育てが終わっているので、これから妊娠出産を控えた女性のようにキャリアアップで悩む事はありません。
好きなだけ仕事に邁進することができますし、ママ目線で提案した企画が喜ばれることもあるでしょう。
また子供がいるからという理由でこれまで行けなかった居酒屋や飲み会、旅行などもどんどん行きやすくなります。
子供とデートのようにショッピングやテーマパークにも。
子供たちと年齢が近い若いママだからこそ、第二の人生も楽しくなるに違いありませんね。
責任感が生まれやすいメリット
子育てにおいても、主婦業においても「若くてもしっかりできる」ということを証明したいと考える母親は実にたくさんいます。できちゃった結婚の場合は特に、予定外の妊娠をしたことを負い目に感じることさえあります。
その場合余計、今後の行動に責任を持とうとするようになります。
出典 20代前半のママに聞く!若くして子供を持つメリットってあるの?
周囲に同世代のママ友が少ないというデメリット
やはり30代でママになる女性が多いため、なかなか若いママ友を見つけることが難しいようです。
支援センターや子育てサロンで自分より年齢が上の人たちの付き合いに疲れてしまうことも。
ただママ友としてうまくやっていけるかどうかは「年齢よりも、子供に対する考え方が似ているか」が大事です。
ヤンママ(死語?)かと思ったら、子供のしつけや考え方がしっかりしていて見直した!という30代ママの話もあります。
なかなか同世代の若いママを見つけられなくても、フレンドリーに話しかけて「え、年上だったんですか?若く見えるから同じくらいかと思った?」と飛び込むと打ち解けやすいかもしれません。
昔の友達となかなか遊べなくなるというデメリット
学生時代の友達と夜集合して居酒屋、その後カラオケに行ってオール…なんて遊びができなくなります。
子供が生まれてからは、夜はほとんど外出できなくなります。
「暗くなったらお風呂、20時には寝かしつけ、その後3時間置きに授乳」という生活。
妊娠中はもちろんのこと、授乳中もお酒は飲めませんから、飲み会にも行きにくくなりますね。
友達も気をつかって、飲み会に声を掛けなくったりします。
Facebookでみんなが集まって楽しそうにしている写真を見つけてショック…ということも。
そんな時、たまにはパパやばあばに子供を預けてリフレッシュするのもいいですね。
精神的に不安定になりやすいデメリット
若さや経験不足ゆえに、不安や心配になることは、年相応に結婚したママさんよりも多いように思います。上記に上げたデメリットが引き金になって、ますます気が滅入ってしまうこともあるかもしれません。
出典 若くして結婚出産することのメリット・デメリット
収入が少ない傾向にあるデメリット
若いママの場合、年の差婚でない限り、旦那の収入やお互いの貯蓄が少ないのも否めない事です。共働きを考えるとしても、経験を積むべき時期を育児に費やすことになるので、若いママが良い就職に就くのはなかなか難しい時代になってきました。
出典 若くして結婚出産することのメリット・デメリット
やり残したことに対する後悔をしやすいデメリット
10代から20代にかけては大人として自由に経験を積む独身時代を失うので、「あれやっておけば良かった」「これはまだやり足りないのに」という思いが強くなりがちです。
出典 若くしてママになる事のメリット
若いママのメリットやデメリットの大きさはママ自身が決める事
いかがでしたか?
ママになるというのは決してラクなことではありません。
それは「若いから」「年齢を重ねたから」という理由で負担が重たくなったり軽くなったりもしません。
メリットもデメリットもたくさんあるし、最終的にはママ自身の問題です。
自分が楽しく育児ができるタイミングでママになるのがベストですね。