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自分が嫌いな人の6つの特徴や心理と克服方法とは?

あなたは自分が嫌いではないでしょうか。

むしろ、今の世の中を考えると、自分が好きで好きでたまらない!なんて人のほうが少ないかもしれませんね。

普段はそんなに「自分が嫌いだな」と思わなくても、ふとしたときに改めて自分が嫌いだと気づく人もたくさんいます。

では、いったいそんな人はどんな特徴や心理があるのか。

そして、自分嫌いを克服するにはどうすればいいのか。

そこで今回は自分が嫌いな人の特徴や心理と克服方法についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

自分が嫌いな人の特徴や心理

 

毒親によって否定されてきた

 

自分が嫌いと言う人の中には、実の親から自分を否定されたことによって、自分を嫌いになってしまったという人がいます。

いわゆる「毒親」と呼ばれる親の元で育った子供は、自分の意見や考え、行動すべてにおいて否定され続けて生活してきたために、自分に自信が持てない。

「こうしてみよう」と思うことがあっても、「間違っているかも」「批判されるかも」と思ってしまうことで、堂々と行動ができなくなってしまいます。

いい大人になっても、何をするにも自分でできず、そんな自分のことを嫌いになってしまう人は意外と多く、親から離れた後も自分で自分を否定し続けてしまいます。

親と距離を置くことも必要ですが、自分のことを認めてあげることも必要になります。

自分の生き方や選択を自分が否定してしまったら、今度も自分のことを好きにはなれません。

自信を持つことまでに時間がかかるとしても、せめて否定しないことだけは頭の中に入れておきたいもの。

自分の性格が嫌い、自分の人生が嫌いという人は、育った環境や親の影響で自分を嫌いになってしまっていることもあるのです。

自分を出せないでいる

 

自分の本当の姿を、外に出せないでいると、自分のことを嫌いになってしまうことがあります。

例えば本当は「嫌だ」と思っていることであっても、誰かが絡んできたり、見られていると感じると「いいよ」「大丈夫」と笑顔で答えてしまう。

外面がいいだけで、本当の自分を隠し続けているという人は、自分に不満を持つようになります。

嫌だと思っていることでも引き受けてしまったり、他人の評価を第一に考えてしまったことで自分を見失ったりしていることが多いと、「なんでいつも私はこうなんだ」「あの時どうして言えなかったんだ」と、自分の言動に後悔してしまいます。

周りの人は「いいよ」と言ってくれたあなたが、本当な「嫌だと思っている」とは気付かず、いつも引き受けてくれる姿を見て、良い人だと感じるかもしれません。

良い人を演じ続けていることで、自分が出せなくなり、生きづらさを感じている人は、どんどん自分が嫌いになっていきます。

そんな人は、断る勇気が持てない、人の目を気にしてしまうなど、自分の欠点に既に気付いていることでしょう。

遠回しにでも曖昧にでも、断ることや意見を言う勇気を持つ必要があるでしょう。

 

自分に自信がない

 

人よりも優れていること、人よりも自慢できることを、自分の中に何一つ持っていないと感じている人は、自分が嫌いになってしまいます。

容姿や性格、生き方といった様々な分野で、誇れるものがないことによって自信をなくし、悲観的になり、被害妄想が激しくなってしまうケースもあるでしょう。

例えば自分の容姿にコンプレックスを持っていて、周りの人が笑っている姿を見ただけで「自分の顔を見て笑った」と思い込んでいるのは被害妄想の一種。

自分の中での容姿に対してのコンプレックスが強いために、周りからも注目を浴びていると思ってしまうのです。

「自分の中でここが嫌い」と欠点を自身で認めている人ほど、自分を嫌いな傾向にあり、欠点を見られるたびに自分を責めてしまいます。

そのうち周りからの視線が怖くなったり、何をするにも周りの目を気にするようになり、自分を生んだ親すらも怨むようになる。

その欠点が多いと感じていればいるほど、自分のことが嫌いになり、「自分なんか」「どうせ」といった投げやりな思いも持ってしまうでしょう。

容姿にコンプレックスがあるのなら、内面で自信をつけてみたり、変える努力をしたりと、自信をつけることによって少しずつ自分を好きになれるかもしれません。

自分がどんな人間かわからない

 

自分が嫌いな人は自分がどうしたいのか、どういう自分になりたいのかということよりも、他人にとってどういう自分が都合がいいのか、よく思われるためにはどうすればいいのかということを最優先にして行動していることが多く、確固たる自分を持っていないことが特徴の一つです。

小さい頃からいい子だと褒められることが何よりも嬉しいと感じ、優等生を演じることこそが喜びであるとそればかりを考えて大人になったタイプに多く、学校に通っていた頃のように校則を守って先生の言うことを聞き、勉強していただけでよかったときとは違い、自分が何をしたいのか考えを求められる社会人になってからどうあるべきかがわからなくなって自分嫌いになってしまいやすい傾向にあります。

自分でも「本当の自分」がよくわかっておらず、わからないものに対して不快感を覚えているのです。

結果的に長らくそうしてきたように、自分よりも他人がそうあって欲しいという自分になりきることで満たされようとしますが、うまく行かずに心が迷子になってしまっています。

ふと我に返って「何をしているのだろう」と虚しくなってしまうのです。

 

人と比較することをやめられない

 

自分自身に求める基準値が高い完璧主義者は、真面目な性質で理想を高く持ちすぎてしまうことで、それを越えることができない自分が駄目な人間であると思いこみがちです。

なおかつ、常に他人と比較しては自分が劣っているのか勝っているのかを気にせずにはいられず、そうしてすぐに優劣をつけたがる自分の考えにも疲れてしまっています。

頭では他人と自分は違うのが当然で、比較をしたところで意味がないことがわかっているのです。

しかし、常に自分を高めたい完璧主義者であるがゆえに人よりも優秀でありたいという気持ちを抑えることができず、その上で自分に課したハードルをクリアできない自身に失望したり、何かと他人と比較をしたがる考えかた自体にも辟易して、自分が嫌になってしまうことがあります。

厄介なのは、理想が高すぎることで自分は「できない人間」であると思いこんでいることと、そんな自分を慰めるために自分と比べてできない他人を見つけることで安心感を得ようとしていることも自覚しているところです。

真面目であるがゆえに、そうした歪んだ考えかたをしてしまうことが許せずに、ますます自分が嫌いになります。

自分だけではなく他人のことも嫌い

 

自分のことが嫌いな人は、他人のことを好きになることもありません。

基本的に人間自体が嫌いだという考えかたを持っている人が多く、自ら積極的に他人と関わろうとする生きかたはしていないタイプも少なくないのです。

自分が嫌いだからこそ自分にも他人にも優しくできませんし、性格も捻くれてしまっています。

他人に対して好意的な態度を取ることが難しいので、性格も災いして妬んだり悪愚痴を言ったり貶める言動が多くなり、そうしてますます他人から好かれることがなくなって、誰も彼も自分に関わる人間のことが嫌いになってしまうのです。

嫌われている自分自身にも価値を認められず、好かれる努力をするでもなくまた他人に攻撃的になるという悪循環に陥ってしまうことも珍しくありません。

表面上好意的に他人に接することができる人もいますが、腹の中では誰も信用しておらず、どこか距離を置いた言動を取りがちです。

誰かに好意的な態度に接せられても、捻くれているので裏があるのではないかと勘繰ってしまいます。

自分を認めてあげて心を開こうと歩み寄らなければ、こうした態度が改善されることはありません。

 

自分嫌いを克服する方法

 

ダイエットしてスリムになる

 

自分嫌いを克服するためには、自分の嫌いとする部分を少しでも改善していきましょう。

自分嫌いの方の中でも、容姿に自信がなく人よりも劣っていると思っている方も存在しています。

この場合には、少しでも容姿を改善するための努力を行ってみてください。

太っているなどで、人からからかわれた経験を持っていると、それが原因で自分嫌いになりやすくなってしまいます。

ただ、肥満の問題は努力を行えばいくらでも解消することができ、自分嫌いを克服できる第一歩となるのです。

太っている人は、毎日の食事を減らしてみたり、決まった時間で運動を行ってみましょう。

摂取するエネルギーが少なくなり、かつ使うエネルギーが多くなってくれば、ごく自然に体型はスリムになってきます。

ほっそりとした体に変身すれば、周りと自分の体の違いを意識することもなくなり、自分嫌いを克服しやすくなるのです。

努力を行えば、自分を変えていくことができますが、どうしても食事や運動を続けることができない方も存在しているでしょう。

この場合には、ジムを利用してインストラクターに相談してみましょう。

饒舌な人を見習う

 

消極的な性格だと、自分嫌いに陥りやすくなってきます。

人前に出たときに気の利いたことの一つも言えないでいると、空気状態になってしまい誰からも相手にされなくなってきます。

この状態で暮らしていると、消極的で人と交流できない自分がどんどん嫌いになってしまうでしょう。

この悩みを感じている人は、うまい話し方の勉強を行ってみてください。

話し方の習得方法として、饒舌な人の様子を細かくチェックしてみると技術を身に着けることができます。

饒舌な人が何の話題を出しているのか確認してみたり、どのタイミングで人に話題を振っているのか細かくチェックしていくことで、話し方のコツをつかめるようになるのです。

もちろん、饒舌の人の会話能力をそのまま丸パクリしても意味はありません。

それぞれの個性を出した話し方ではないと、人を魅力することは難しくなってきます。

ただし、饒舌な人を参考に会話能力を磨いていくことで、消極的だった自分と決別することもできるのです。

人とどのように話していいのかわからず自分嫌いになっている人は、この方法を試してみるとよいです。

自分に完璧を求めない

 

自分嫌いの人は、どうしても自分自身に完璧を望んでしまいます。

ただ、この世に完璧な人などいないということを自覚しないと、いつまでも自分嫌いを直すことはできないのです。

自分嫌いの人は、ちょっとした失敗でも、そのことをいつまでも悩み続けてしまいます。

もっとこうしておけばよかったと考え込んでしまったり、人からどう思われているのだろうと、人の目を過度に気にしてしまうのです。

この生活を続けていれば、自分嫌いは直らないばかりか、精神的に自分を追い込んでしまい不健康な状態に陥ってしまいます。

完璧になりたいと思っている人は、不完全な自分でも生きていけると考えてみましょう。

多少の失敗をしてしまっても、また挑戦したりやり直せばいくらでもうまくいきます。

また、失敗して恥をかいたと思い込んでいる人も、他人はそのことをすっかり忘れている事実を認めましょう。

みんな忙しいので、他人のちょっとした失敗をいつまでも覚えているほど暇ではありません。

自分だけが失敗していると思い込んでいる人も、話さないだけで他人も同じような経験をしていることを知れば、自分嫌いを解消することができます。

他人を気にしすぎない

 

自分が嫌いだという人の中には、他人のことを気にしすぎている人がいます。

他人から言われたことに傷ついてしまったり、他人からの評価に自信をなくしてしまったりするのですね。

他人から見た自分が気になるのはわかりますが、そこばかり考えていたら誰だって自分を嫌いになってしまうでしょう。

誰からも悪口を言われたことがない人なんて存在しません。

生きている以上なにかしら嫌なことは言われたりされたりするものなのです。

しかし反対に自分のことを好きになってくれる人もいるので、皆生きていけるのです。

自分のことを好きな人がいれば嫌いな人もいるのですから、いちいち他人の言うことを真に受けるのは損なのです。

他人の意見や評価を気にしすぎるとどんどん自分を嫌いになってしまうでしょう。

人生は楽しんだもの勝ちなのです。

誰に何を言われようと自分で自分のことを愛してあげていれば、自信を失わずにすむので毎日が楽しくなります。

自信を持つことはとても大切です。

特に秀でているものがないのに自信満々な人がいますが、そういう人は意外と友人が多く好かれていますね。

人は、自信がない人間より自信のある人間の方が魅力的に見えるのです。

自分の嫌な部分と向き合う

 

自分が嫌いな人は、傷つくでしょうが自分の嫌な部分と向き合う必要があるでしょう。

自分のどこが嫌いなのか、嫌いにならないためにはなにをしたらいいのかを考えるのです。

おそらく過去にあった辛いことや悲しいこと、納得できなかったことなどを思い出して考えるでしょうから落ち込むはずです。

ですが、この行為なくして自分を好きにはなれません。

自分が嫌いだと思う理由を知らなければ改善できるわけがないのです。

嫌いな自分と向き合って、どうすれば好きな自分でいられるかをよく考え実行しなければ自分のことを好きになることはできません。

日頃自分のことが嫌いだと思っている人は、暇な時に自分の嫌いなところを探してみるといいでしょう。

頻繁に自分の嫌な部分と向き合っていれば、日常生活でも意識するようになります。

仮に気弱な自分を嫌っていたとしたら、何度も自分と見つめあうことで人と接している時などに気弱な自分を嫌っていることを思い出すのです。

そして嫌いな自分を克服するために、強気で人と接していけるようになるのですね。

時間はかかりますが、ゆっくりと好きな自分に近づける方法です。

人に優しくする

 

自分が嫌いだからといって、自分にも他人にも厳しく接していると孤立してしまいます。

いくら自分のことが嫌いでも、たった一人で生きていくのは辛いでしょう。

自分の身になにかあった時、支えてくれるのは他人です。

いざという時のためにも、せめて他人のことは愛するように努力すべきです。

それに、他人に優しくすればその人からは好かれます。

多くの人に優しくすれば多くの人に好かれることでしょう。

そうやって人に優しく、親切に生きていけば皆が自分のことを好きになってくれます。

かつては自分のことを嫌っていたとしても、皆に好かれる自分なら好きになれるでしょう。

誰もが認めてくれる人間になれるのですから、少なくても以前よりは自分のことを愛せるはずです。

そうやってたくさんの人に優しくしていけば、いつかは自分のことが大好きだと胸を張れる人間になれます。

人に優しくするというのは、簡単なことのようで実は非常に難しいことです。

相手が望んでいる言動を与えなければいけません。

人に優しくすることを繰り返しているうちに人付き合いも上手になりますから、より自分のことを好きになれますね。

自分嫌いな人にかける言葉

 

そのままでいいんだよ

 

自分が嫌いだという自己否定の激しいタイプの人は、自分の自信を喪失してしまうような深い心の傷を負った経験があるが故に、そうなってしまったということが多いでしょう。

そのため、不必要に自信を喪失してしまっている状態が続いているのです。

そして、自分に嫌気がさして無理に自信を取り戻そうと悪あがきしている場合は特に、「そのままでもいいんだよ」という言葉をかけることによって、自分を嫌っている自分ですらも丸ごと全肯定することになり、心が楽になるでしょう。

ふてくされてしまうような時期が長い人生の中には大なり小なり誰でもありますし、自分を嫌いなままでいても、そのままで大丈夫だし頑張らなくてもいいのだという、安堵感を与えることになるからです。

自分が嫌いな人は極端に自尊心が低いため、他人の目に自分がどう映っているかということを異常に気にします。

他人から、そのままでも大丈夫だよと言われることで、安心感も感じるでしょう。

ダメだと思っていることに対して、実は自分が思うほどそれほど大したことではないと、冷静に客観視できるきっかけにもなります。

変わりたいならまず自分が変わること

 

他人や過去の出来事は変えられませんが、自分の心持ちは自分で変えることが出来ます。

自分が嫌いだと思っている人は、自分に自信が無いだけでなく、心が拗ねてしまっています。

どうせ自分なんかと卑下しているのです。

そんなことをしても他人は構ってくれませんし、自分が重い腰をあげて拗ねている自分から脱却しなければ何も変わりません。

拗ねた自分が嫌で変わりたいと強く望んでいるのなら、「まずは自分が変わること」という言葉は確実に響くでしょう。

また、過去の出来事をいつまでもひきずっている場合もあるでしょう。

過去に起きてしまった出来事自体は変えられませんが、その過去の出来事に対して自分がどう思うかという意味付けを変えることは出来ます。

例えば、大好きな恋人が新しく好きな人が出来て乗り換えられてしまったなど、自分の価値を否定されるような出来事があったとしても、そんな軽薄な人と早く縁が切れて良かった、自分の魅力が劣っているからではなく、逆に軽薄な人には相応しくないだけだったのだと、ポジティブな意味づけに変えることが出来て自信を取り戻せるのです。

他人と比べず自分の軸を持とう

 

自分が嫌いな人は、何でも自分と他人を比べてしまって優越をつけて一喜一憂しています。

自分軸が無く、狭い範囲内で身近にいる他人と比べてしまい、自分が劣っていることが多いとすぐに不必要に自身を失ってしまうのです。

完璧な人間などいませんし、自分の理想と現実のギャップで必要以上に自分を傷つけてしまっているが故に自分を嫌いになってしまっているのです。

他人と比べることはせず自分軸を持とう、と言ってみましょう。

そして、まずは自分が嫌いだと思うことを書き出してみて、それを自分が解決できそうな方法を出来るだけ考えて解決するように促すのです。

そうすることで自分軸をしっかりと持つことが出来ますし、自分がどういう状態であれば満足するのかというラインを再確認することができるからです。

自分を嫌いになっている人は物事を俯瞰してみることが上手く出来ずにいる状態ですので、この言葉がけをすることによって、冷静さを持って客観的に自分を見つめ直すきっかけ作りにもなるでしょう。

自分嫌いで沈んだままになっている状態から救い出せる言葉でもあるのです。

 

出来たことを褒める

 

自分嫌いな人は何かをしても「こんなんじゃだめだ!」「何をやってもうまくいかない」なんてついつい自分の能力を下に見てしまいがちです。

気持ちの上では「自分はもっとこんなことが出来るのに」とそもそも自分が持っている実力よりはるか高いところを目標にしてしまっているケースもあります。

しかし身の丈に合わない事を目標にしても出来ないのはしょうがない事ですし、出来ない事がむしろ当たり前なのです。

なので今の自分でもできたことをまずは褒めてあげるようにしましょう。

例えば登山をしようとしていきなり富士山に初心者が上るのは大変ですよね。

そんな時は富士山より低い山からチャレンジしても良いのです。

こんな低い山だったら上っても意味がないと思わず、上り切れば「あれ!以外に私でも登れるんだ」という自信につながります。

そしてできた自分を大いに褒めましょう。

人はどんな人でも褒める事によって自信が付いていくものです。

自分自身でできたことを褒めているうちにどんどん自信がついて、できない自分が出来る自分変わっていくことで「自分嫌い」を克服するカギになりますよ。

嫌いならどうたいのかとを問う

 

「私って何をやっても本当ダメダメだ」「そんな自分が大嫌い」なんて言いがちな自分嫌いな人には、「じゃあどうなりたいの?」と問いましょう。

ついつい文句ばかり言ってしまう自分嫌いな人も、そんな質問を受けると客観的に自分を見ようとします。

例えば恋愛においてだと、「気になっている彼がいるけれど、嫌われたらいやだから何にもできない自分が嫌」と言っている人がいるとします。

そんな人に「じゃあ〇〇君の為に出来る事って一つもないの?」と問いましょう。

すると「うーん、メール位なら送れるかな」「デートの誘いはできないけれど、今度会った時頑張って話しかけてみようかな」なんて打開策が見えてくるはずです。

仕事においても「得意先との契約が全然取れないよ、能力低い自分が嫌」と言っている人でも、「まずは関係強化が大切だ。どうしたら得意先とうまくやれる?」と聞くと「うーん、自分は釣り好きだから、釣り好きの得意席なら話も盛り上がって仲良くなれるかも!」となりビジネスが円滑にいく発見が出来る場合もあります。

自分が嫌いという人は、周りが思っている以上に本人自体が自分を見失っているケースが多数みられます。

そんな時には自分自身を客観的に見てもらい、冷静になって考える事によって解決策が生まれやすくなります。

プラス思考に考える

 

自分嫌いな人は、自分の外見や性格をどうしてもマイナスに見てしまいがちです。

例えば「目が細くていや」「背が低いのがいや」「性格が暗い」「動作がトロイ」なんて自分にいくらでもマイナス評価を付けてしまうのです。

しかし物事は表裏一体と言われているもので、実悪い面があっても良い面があるとされています。

目が細い人でも言い換えれば「目元がスッキリとしていてかっこいい」と思われることがありますし、背が低いのも「女性ならどんな服を着ても可愛く見えていいな」と高身長で悩む女性からはうらやましがられるものです。

性格面でも「性格が暗い」というのも言いかれば「落ち着いて大人っぽい印象」という事になりますし、ゆっくりな動作はその分「ミスなく慎重な動作」ととらえる事も出来るのです。

自分自身が嫌と思っている事でも、周りから見ると「そうなりたいなー」「それっていい事じゃん!」と思われることだってあるのです。

そう考えると今まで自分嫌いの原因になっていたこともちっぽけに感じたり、むしろ「これっていい事かも」と思うきっかけになりますね。

なんでも嫌いと考える事はしないで、まずはプラスに考えてみると良いでしょう。

自分嫌いは簡単に克服できる

 

いかがでしょうか。

自分嫌いの根本的な原因は、成功体験が著しく少ないことです。

あなたは何かを最後までやり遂げたことはあるでしょうか?

自信を持って、「これをやり抜いた!」といえるものはあるでしょうか?

ほとんどの人は一度壁にぶつかってしまうと、継続しようとする気が一気になくなります。

そして次第にやらなくなり、「自分には何もない」といった思考になっていきます。

それは当然ですよね。

実際に自らの選択で「やらない」と決めたんですから。

自分に自信がある人はあなたがあきらめた壁を何とかしてぶっ壊そうとしたり、避けてでも前に進もうとします。

ここが最大のターニングポイントです。

あなたができることはたった一つだけです。

なんでもいいからやり抜くこと・やりきること。

この経験が少しずつあなたを変えさせていきます。

この感覚をつかんだら後はどんどん物事はポジティブに進んでいくので、いつの間にか自分嫌いで悩んでいたことすら忘れてしまうことでしょう。

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