働く女性にとって、ずっと仕事を続けられるかどうかというのは重要な問題でしょう。
転職を重ねるごとに新しい職業を学んでいくのではなく、できれば同じ職種で継続したいものですね。
また、実際に結婚まで、出産までではなくずっと働きたい、定年以降も続けていきたいと考える方も増えています。
では、女性が一生できる仕事にはどんなものがあるのでしょうか。
そこで今回は女性が一生できる仕事についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
女性が一生できる仕事や資格7つ
- 人気の高い医療系
- 子供を相手に!保育士や幼稚園教諭
- 士業なら確実?
- 自分が社長!自営業
- 趣味や特技を活かす
- 公務員
- IT系は厳しい
人気の高い医療系
医療系や福祉系の資格は将来的にも安定していると予測する人が非常に多いです。やはり日本は超高齢化社会ですから、そこに需要があるのは当然です。
福祉系や医療系の資格は、女性で活躍している人も多い業界に転職することができる資格なので、女性の方には是非ともおすすめしたいのです。
では、具体的にはどのような資格を取得すれば良いのでしょうか?
たとえば、介護福祉士、看護師などです。
医療系や福祉系の資格をとるのは大変ですが、焦らずに時間をかけてコツコツと勉強したり資格取得に必要な資金をためていけばとれない資格ではありません。
出典 女性が一生食べていける資格にはどんなものがあるのでしょうか?
女性が多くずっと続けられるというイメージもあり、新卒だけでなく転職時にも医療系の職業を目指す方は多いです。
看護師、医療事務、介護福祉士など職種も多いため、女性にとって医療系は選べるという魅力があります。
また、資格をとっておくことで、一旦仕事から離れてもまた戻りやすいという特徴を持っていますね。
ただし、看護師や介護福祉士は体力が求められる職種です。
日勤でささっと稼いで…というわけにはいかないのが実状です。
また、医療事務なら体力勝負ということはありませんが、とにかく人気職業であるということを念頭に置いておくべきです。
なりたいという人と求人のバランスはとれていない部分があるでしょう。
後からどんどん若い人が入ってくる中、日々進歩する仕事内容に必死で追いつく努力が必要になります。
医療系は、それなりに求人もあるものの、継続できる期間については一生とするには難しい部分もあるでしょう。
子供を相手に!保育士や幼稚園教諭
将来結婚をして授かれば子どもも産みたいということであれば、結婚・妊娠・
出産を経ても仕事を続けるとなると民間企業であれば育児に理解が
ある会社でなければ辞めざるを得ない場合が多いかと思います。結婚も子どもも、ということであれば保育士もいいと思いますよ。
私は子どもを保育園に預けて働いていますが、うちの認可保育園
にも40~50代の保育士さんがいますし、独身の時に資格を取って
働いて、出産で一旦退職しても資格と経験があれば再就職がしや
すいかと思います。確かに保育士さんはお給料はそんなに高くは
ないかと思いますが、「一生働く」という意味では体が動かせる
50代までは仕事が可能かと思います。(私の義母が50歳まで幼稚園
教諭として働いていましたから。)
資格がありますので、結婚や出産でいったん離職した後も復職先を見つけやすいといわれているのが保育士や幼稚園教諭などです。
ずっと続けていけると考えて選ぶ方も多いでしょう。
しかし、たくさんの子供を相手に長い時間を過ごすのは、かなりの体力が求められます。
また、肩や腰などを痛めてやむなく退職するしかないという方も結構多いのです。
お給料の面からも勤務の実態に比べると、「低い。」と感じている保育士さんは多いでしょう。
まず子供が大好きであるという大前提が必要です。
さらにどうしても続けられない状態になったらどうするか、といったことなども考えて選ぶほうがよいですね。
士業なら確実?
司法書士、行政書士、弁護士などは長期間勤め上げることができそうな職種です。
士業となると固い職業ですし、ずっと継続できそうではあります。
しかし、そもそも資格取得の時点から、そう簡単ではありません。
もちろんどの職業でも、「なりたい!」といってどうぞ、となれるものはまずないものでしょう。
どんな職業に就くにしても努力が求められることが多いのですが、中でもこれらの職業は資格を取得するための難易度が高いのです。
なれれば続けられる可能性が高いものですが、それなりの努力が必要なものとなります。
また、結局はどこか事務所に属するならそこに入る難しさもありますね。
確実性は他の職業に比較しても安心といえますが、最初に職業に就くハードルはかなり高いものでしょう。
自分が社長!自営業
自分が経営していくのなら、一生できそうと考えるものです。
しかし、自営業は当然売上がなければ継続することはできません。
不安定というリスクを受け止めて、なおかつ仕事を継続できるように自分が働くしかないのです。
自分だけでやるにしても、誰かを雇うにしても、簡単なことばかりではないでしょう。
一生続けるためには、その能力がないと話になりません。
趣味や特技を活かす
趣味が高じて、それを指導する立場に回る人は多いですね。
インストラクター系の職業は、お茶、生け花、着付けなど内容によっては一生ものとできるでしょう。
好きなことをしながら、それを職業にできるなんて理想的ですし、年齢を選ばずずっとできるというのは女性の職業としてはピッタリと考えてしまいます。
しかし、何を指導するにしても、人気商売であることに間違いありません。
「あの先生に教えてもらいたい。」と思ってくれる生徒さんがいなければ、教室なども成り立ちません。
好きなことを追求するという専門的な面と、受講する人を一定数確保できる指導力と営業力の面が伴っていなければ、ずっと続けていくことはできないでしょう。
公務員
定年はありますが、結婚、出産と女性ならではの過渡期を気にする必要がないのが公務員です。
試験に通って資格を取得する必要はありますが、継続という視点からみると、やはり確実でしょう。
受験資格はまず年齢条件を満たしておかないといけません。
さらに社会人枠などで試験を受けるなら、勤務経験が5年以上(自治体などによっても違いがあります。)などの条件も求められるため、誰でも試験を受けられると言うものではないのです。
IT系は厳しい
ITの仕事してますがこの業界も体力的にきつい仕事です。
仕事は楽しいんですけどね。でももうほとんど同世代の女性は残ってないです。
女性が65歳まで働いている業界…なんだろう。ぱっと思いつくのは、
・学校の先生
・お医者さん
・保険の外交
・第一次産業(農家等)
くらいかなぁ。
一生できる仕事のうちで、やはりホワイトカラーはなかなか厳しいとされています。
どうしても体力や知識が必要とされてくるので、必然的に年齢が若い人に役割をまわしてしまうのが主な要因でしょう。
もちろん、今まで得てきた経験がすべて無駄になるということは考えにくいですが、このような業界は常に変化しています。
それについていくだけでも大変ですし、もしかしたらあなたの経験が意味のないものになってしまうぐらいの可能性もあります。
こうしたことを踏まえると、変化が少ない業界や仕事に狙いを絞ったほうがいいかもしれませんね。
女性が一生できる仕事や資格7つ
いかがでしょうか。
ずっと続けていく仕事に就くためには、収入だけを考えていては不可能です。
もちろんお給料は大切ですし、自分が働いた分の正当な対価をもらうのは当たり前ですが、それだけを希望してもずっと続けられる職業を選べないことがあります。
女性が仕事をずっと続けられるような環境の整備はずっと言われています。
しかし、いまだに「一生働き続けられる。」と誰もが感じている職場は多くないのも現実です。
自分なら何をすればずっとやっていけるのか、ライフスタイルや将来的な計画も当然織り込んで、一生続けられそうな職業を選ぶ必要があるでしょう。