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威厳がある人の9つの特徴とは?

威厳がある人とは、常に厳かな態度を崩さず、そして堂々としている人を表す言葉です。

威厳があるからこそ、様々な人脈があったり、部下から慕われたりすることも多々あります。

あなたもそんな威厳がある人に憧れを抱いているかもしれませんね。

しかし威厳があると一言で言っても、その意味は環境や状況で大きく変わることもあります。

そこで今回は威厳がある人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

威厳がある人の特徴

 

知識や経験が豊富で責任感がある

 

威厳というものは人からの信用や信頼といったバックグラウンドが、その人の風格や身にまとう雰囲気に現れている様子の事です。

それでは人から信用、信頼される人物とはどういった人物でしょうか。

例えば職場の上司を例にしてみましょう。

部下が何か仕事上で大きなミスをした時に上司であれば部下の責任も一緒に追うのは当たり前のことですね。

そこでミスした部下に対して「お前がしっかりしないからこっちまで責任を取らされて、いい迷惑だ」などと怒りに任せて怒鳴りつけ、高圧的な態度で反省を促す上司と、部下の犯したミスを全て被り、対処した上で部下に対して諭すように反省を促す上司。

一体どちらの上司にあなたは威厳を感じるでしょうか。

当然ながら後者ですよね。

威厳のある人というのはむやみやたらに声を荒げたりはしません。

何か困ったことやトラブルに直面した時にも、それに対処する為の知識や方法をそれまでの人生経験の中で培ってきているので、あわてる必要が無いのです。

そういった姿勢は、周りの人からの信用や信頼を得ることにも繋がります。

特に、ミスをしてしまった部下からの信頼は絶対的なものになるでしょう。

落ち着きがありいつも堂々としている

 

早口で喋る癖のある人は人から焦っているようだったり、せっかちに思われますし、早口で話された言葉の内容について重みを感じることが出来ません。

反対に、落ち着いた態度でゆっくりと話をする人は、その人の話す言葉の一言一言に重みを感じることが出来ます。

自分の気持ちを相手にしっかりと伝えたい時には、おのずとゆっくりとした話し口調になりますよね。

落ち着いて話をしてくれる相手に対しては、聞く方も言葉を逃すまいとして真剣に耳を傾けます。

また、堂々とした綺麗な姿勢は自信を感じさせます。

まっすぐに背骨を伸ばした状態での立ち姿と、猫背状態の立ち姿とでは見た目の印象もかなり変わってきます。

人から物理的に大きく見えるという事は、威厳を感じさせる上でも重要なポイントです。

威厳のある人というのは周りの人からすると、話しかけづらい、怖いといったイメージも少なからず持ち合わせています。

動物は相手を威嚇する時に出来る限り自分の体を大きく見せて相手より有利な立場に立とうとしますが、人間もそれと同じです。

背の低い人よりも背の高い人、細身の人よりも少し恰幅のある人の方に威厳を感じやすいのです。

そういった物理的な大きさと落ち着いた態度というのは、人から威厳を感じ取られる要素となるのです。

身だしなみが整えられていて隙を見せない

 

初対面の相手に対して、人は第一印象によってその人のイメージをある程度形作ってしまうものです。

相手がシワシワのシャツを着ていたり、靴紐が解けていたりしたらその時点で「だらしのない人」と印象付けられてしまい、重要な仕事や大切な話などをその人に持ちかける事はないでしょう。

だらしのない人は隙が多い人です。

隙があるという事は他人から弱みを握られやすく、操作されやすいということです。

威厳のある人に隙はありません。

身だしなみはいつもきっちりと整えられていて、生活観というものを感じさせません。

それはいつでも戦闘態勢でいるということでもあります。

だらしの無さは相手に付け入る隙を与えてしまうということです。

自分に確固たる自信や信念があり、人に流されない人というのはそういった部分を見せないからこそ周りの人から「威厳がある人」と思われるのです。

ダラダラとした生活は威厳とは真逆の生活です。

きっちりとした生活を送り、それが当たり前に身についている人というのは自分自身だけでなく、他人にもしっかりとした正しい行いや態度を指し示すことが出来る人です。

そういった事は指導者となる人には必要不可欠な要素であり、父親や上司、教師などに対して威厳を感じるという事はそうなるべくしてなった立場の人達であるからとも言えるのです。

いざというとき頼りになる

 

威厳のある人というのは威風堂々としていてオーラがあるため、普段は近寄りがたいと周りに感じさせるものです。

しかし普段は近寄りがたくともいざ何かあったときには、頼りになるのもまた事実です。

威厳があるというのは決して態度だけが偉ぶっているわけではなく、その内面もたくさんの人が尊敬できるようなものを持っています。

ですからトラブルやハプニングに見舞われたときには、リーダーシップを取って対処していく力があると言えるのです。

また家庭や職場で威厳がある人というと父親だったり、上司だったりする場合が多いのではないでしょうか。

このような父親や上司というのは、家族であれ部下であれ周囲を守り導く立場にありますよね。

そうした人がいざというときに周囲の者たちのために動こうとするのは当たり前の話で、またそのために行動できるからこそ威厳があると言えるのです。

いくら威張っていようが堂々としていようが、いざというときに頼りにならないようでは威厳があるとは言えませんし、周りからもそういった評価はされないでしょう。

ですから威厳がある人を見極めるには、何かことが起こったときに正しい対応が出来ているかどうかで見るのがいいかもしれません。

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声が低めで口調がゆっくりしている

 

話をするときに低めの声でゆっくりと落ち着いた口調の人は、威厳があると感じさせます。

ぺらぺらと早口で機関銃のように話をしていては落ち着きなく見えてしまいますし、威厳があるといった感じはしませんよね。

特に威厳のある人というのは大抵四十、五十代以上のある程度年を重ねた方を指す場合が多いため、このような世代の方が早口で喋るのは軽く見えてしまいます。

若い方ならテンポ良く話すのも良いかもしれませんが、中高年の世代が威厳を保つには口調というのも非常に重要になってくると言えるのです。

ですから威厳のある人の特徴の一つに低い声と落ち着いた口調が挙げられるのです。

ではなぜこうした口調は威厳を感じさせるのかと言うと、一つ一つの言葉に重みを感じますし説得力が出てくるからです。

周りに威厳を感じさせる理由の一つにはこの説得力というのは非常に大切なことですし、説得力があるからこそ周りも威厳のある人を尊敬できるのですから。

世の中にいる威厳のある人というのは大抵ゆっくり落ち着いて話をしていますし、そうした話し方が自然と身についているものなのです。

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むやみに喋らず沈黙を武器にしている

 

よく会話の合間合間に「えーっ」「あーっ」とかなどと本来の会話とはまったく関係ない言葉を入れてしまう人がいます。

しかしこうした意味のない言葉をあまりに多用すると聞いているほうは耳障りなものです。

このような言葉を頻繁に入れてしまうのは沈黙が怖い、あるいは言葉に詰まったときに考える時間を得るためなのですが、本当に威厳のある人はこのような言葉を決して多様しません。

なぜかというと会話の間に沈黙を入れることで、その会話がより重みを増すことがあるからです。

威厳のある人はこの沈黙の使い方をよく心得ており、話さないことさえも武器にしているのです。

例えば会話の中で一番重要なポイントを相手に伝えたい場合、その前後に「えーっと」というよりも沈黙というか間を空けると相手はその部分がすごく印象に残ります。

ですから威厳のある人は会話の節々に沈黙や間を入れて、話をすることが自然とできているのです。

もちろん相手によってある程度口調を変えることもありますが、どちらにせよぺらぺらと話すようなことはせず、意味のない耳障りな言葉を多用することもないのです。

 

余裕を持って生きている

 

威厳がある人というのは、余裕を持って生きている場合が多いです。

仕事一つ取っても切羽詰って作業するのではなく、余裕を持ちながら取り組んでいます。

むしろ余裕を持っているからこそ、周囲の人から威厳のある人物だと思われているのです。

表情や態度、行動などすべてに余裕が現れており、トラブルやハプニングが起きても慌てず騒がず冷静に対処します。

これも余裕があるからこそできる行動と言え、そうした姿に威厳が現れているのです。

このようなタイプは無意識、あるいは意識的に余裕を周囲の人に見せています。

当人自身が余裕のある態度を見せなければ、威厳のある人には見えないと理解している場合があるのです。

このように意識して威厳を見せることができる人物というのは、非常に優秀と言えるでしょう。

逆に言えばいくら優れた人物であろうとも、余裕を周囲の人に見せていなければ威厳がないといった印象を与えてしまうということです。

それほど余裕を持つということは、威厳のある人物だと思われるためには重要な要素なのです。

威厳のある人で余裕を持ってない人はいないといっても過言ではありません。

年を重ねている

 

威厳のある人は、年を重ねているという特徴があります。

十代や二十代などの若さで、威厳を周囲に感じさせている人というのはあまりいません。

威厳というのはいわば貫禄でもあるため、若者にはあまり身につかない要素であると言えます。

逆に言えば若者であっても貫禄さえ身に着けていれば、威厳のある人物に見えるということです。

とはいえ基本的には五、六十代くらいでないと威厳を感じさせることはできません。

しかも年を重ねているからといって、必ずしも威厳があるというわけではないのです。

むしろ年を重ねていても威厳のない人のほうが多いくらいです。

つまるところ年を重ねているから威厳があるというよりは、威厳のある人には年を重ねた人が多いといった感じです。

年を重ねたら威厳が身につくのであれば、世のほとんどの人に威厳が存在するということになってしまいます。

ですので年を重ねているという特徴は、威厳を身につけるための最低条件と言えます。

少なくとも年を重ねていないことには、いくら能力が優れていようとも威厳を周囲に感じさせることは難しいと言えるでしょう。

体が大きい

 

威厳がある人というのは、体が大きい特徴を持っています。

小柄な人よりも大柄な人のほうが大きく見えるため、威厳を感じさせることができるというわけです。

体が大きいと一口に言っても背が高かったりふくよかな体型だったりなどと様々です。

とにもかくにも大きければオーラは身につきます。

とはいえ大きければ大きいほど良いというわけではありません。

特に太っているタイプの場合、やや太っているくらいがちょうどいいと言えます。

あまりにも太っていると逆にだらしくなく見えてしまい、威厳はまったくなくなってしまうのです。

つまるところ太りすぎているよりはぽっちゃり体型が、威厳を感じさせるためにはちょうどいいというわけです。

また太っていなくても身長が高ければ、威厳を身につけることは可能です。

少なくとも170以上は必要です。

とはいえ多少ふくよかな体型であれば、170以下でも構いません。

逆に言えば身長が低くても体型をでっぷりとさせれば、威厳があるように見せることができるというわけです。

もっと言えば身長が高くて、なおかつ体型もでっぷりとしていれば、威厳も大きいものになると言っても過言ではありません。

 

威厳がある人は経験からきている

 

いかがでしょうか。

威厳がある人は、たった一日で威厳が出てきたわけではありません。

その裏には血の滲むような経験をたくさんしてきたことでしょう。

もしあなたが威厳のある人になりたいと思うのであれば、形だけ憧れの人の真似をしても全く意味があります。

まずは辛いことや難しい選択肢が人生の中で出てきたら、楽な方を選ばずに、困難な道を選び、その道を歩ききる。

そんな覚悟は必要になってくるでしょう。

その先には、いつの間にか威厳が備わっているはずです。

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