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いい人をやめる9つの方法とは?

あなたは周りの人からいい人だと思われたいタイプの人間でしょうか。

おそらく多くの人が「そうだ」と思うでしょう。

やっぱりたくさんの人に嫌われるよりも、多くの人に好かれたいと思うのはとうぜんですよね。

しかし、そんないい人だからこそ、嫌な気持ちになったり、面倒に巻き込まれたり、押し付けられたりすることもしばしばあります。

そんな経験をしたらもういい人ぶるのをやめたいと思うものですが、実際にやめるにはそれなりに勇気が必要であったり、具体的な行動が必要になります。

そこで諦めてしまう人がほとんどなのですが、今回はについてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。

いい人をやめる方法

 

人の評判を気にしない

 

いい人をやめたい人は、人の評判に左右されない強さを持ちましょう。

いい人は、人からの評判を過度に気にする傾向にあります。

周りの人からいい人だと認められることで、自分の価値を感じてしまうため、必要以上にいい人を演じてしまうのです。

ただ、いい人を演じていると心に無理がかかってしまい、いつか爆発してしまうかもしれません。

今まで溜まったストレスを一気に吐き出してしまうと、周りの人は今までとのあまりの落差にびっくりし離れていってしまうでしょう。

我慢していい人を演じている場合には、周りの評価を気にしないように価値観を変えてみてください。

人間には好き嫌いがあるので、いくらいい人を演じていても嫌われるときには嫌われます。

他人に嫌われても別に気にしないという考え方を身に着ければ、いい人を演じる必要性がなくなってくるので、人付き合いも楽になってきます。

また、ピリピリしていた雰囲気から自然で柔らかい雰囲気に変化してくるので、今までは声をかけてもらえなかった人とも仲良くなることができるでしょう。

評判を気にせず、自然に生きることがとても大事になってきます。

嫌なことを伝えるスキルを身に着ける

 

嫌なことは嫌だとうまく伝えられるスキルを身に着けることで、いい人をやめることができます。

いい人は、他人から何かを頼まれたときに断ることができません。

断ったらどう思われるだろうかと必要以上に気にしてしまい、受けたくもないお願いを安易に引き受けてしまうのです。

一度お願いを引き受けると、当たり前のように再度お願いされてしまいますし、ほかの人からお願いされてくることも出てくるでしょう。

周りからは、すっかり都合のよい人扱いになってしまいます。

周りから頼られるのが嫌な人は、きっぱりと断るようにしましょう。

人から頼まれても断るのがうまい人は、いい人になりたいとも思っていませんし、けっこういい加減な性格だったりします。

それでも世の中をうまく渡っているのです。

むしろ断りがうまい人の方が、意外なところで人望が厚かったりします。

断ることが苦手に感じている人は、そう深刻になることなく軽い気持ちで断ってみてください。

ある意味真面目さや堅苦しさを捨ててしまうことで、いい意味でのいい加減さを手に入れることができ、いい人を脱却することができるのです。

自分をもってみる

 

基本的にいい人は、自分がない傾向にあります。

元々の性格によっていい人は、自分を大切にしながら周りの人たちにも気を使うことができます。

一方で自分がない人は、周りからの評価を求めてしまうため、その時々でいろいろな人にいい顔をしてしまうのです。

自分の考えがなく、そのために八方美人になっている人は、自分自身の考えを確立してみましょう。

自分の考えを手に入れるための第一歩として、他人に融合しないように気を付けてみるとよいです。

人から意見を聞かれたときに、「そう思う」とか「あなたの意見が正しい」と安易に答えるのではなく、自分の考えを持つことが重要です。

自分がない人は、自身に考えがあることさえ気が付きにくいかもしれません。

ただ、そのとき起こった出来事に自分はどう感じているのかに注目することで、自分自身を取り戻せるようになるのです。

少しずつ自分の考え方や感情を理解できるようになれば、いい人を脱することもできるようになります。

自分自身を取り戻すことができたら、あとはその気持ちや考えを言葉として表すだけになり、今よりももっと生きやすくなるでしょう。

人と比較するクセを直す

 

人は子どもの頃から運動能力や頭のよさなどを周囲と比べられながら大きくなります。

優れている人はほんの一部であり、多くの場合は自分に自信が持てなくなったり劣等感を覚えることで、なるべく自分を「できる人間」であると演出しようとするものです。

それこそがまさにいい人であると思われたい理由の原因でもあり、他人からいい評価を得ることで自分を大きく見せようとしてしまいます。

いい人に振る舞うのは、「できない自分」を隠すための自衛手段なのです。

人と比較するのであれば自分をマイナス方式で評価するのではなく、逆に小さなことでも人よりも優れている点をプラス評価で行っていく癖を付けることで、どんどん自己肯定感を高めることができます。

少しずつ「駄目な自分」から「好きな自分」を増やしていくことで自分に自信をついてきて、無理にいい人風を装って自己防衛や自己演出をしなくても済むようになるのです。

自分の能力を自分で信じてあげるように心がけ、「どうせ自分はこうだから」と最初から諦めずに、長所を伸ばせるように努力をするようにしてください。

 

自己主張は悪いことではないと気づく

 

周囲との調和や秩序を重んじるからこそ自分を表に出すことができずにいつも心を押し殺し、自己主張できないタイプが多いのがいい人ぶる人の特徴です。

控えめで周りがよければそれでよし、本当は違うことを考えていたり気が乗らないにもかかわらず、何も言えずに心にストレスを抱え続けていってしまうことがよくあります。

ですが、思ったことをすぐに口に出したり気も使えない、態度も大きいし自由な振る舞いをしているのに「愛されキャラ」で通っている人もいます。

何でも周囲に合わせてうんうんと頷くばかりで、角を立てないことに気を配っているばかりで言いたいことも言えない「いい人」は、損をしているように感じるでしょう。

ともすればただのイエスマンにも成り下がってしまういい人はやめて、もっと自分の意見やワガママを口に出せるようにしてください。

「こうしたい」「ああしたい」という希望は誰もが持っているもので、どんな意思を持っているのか自己主張できない人というのは集団に流されていくだけです。

当たり障りない人で終わりたくないのであれば、多少迷惑をかけてしまうことがあろうと必要なときには思ったことを言うようにしましょう。

付き合いに困っている人との関係を改める

 

世話焼きで面倒見のいいことが多いため、他人よりも損をしてしまうことが多いのがいい人タイプです。

周囲に迷惑をかけて浮いている人を放っておくことができずにあれこれを声をかけて気を使ったり、ネガティブな人や失敗ばかりの人をフォローしようと奮闘したり、普通の人以上にあれこれと動いてばかりで疲れてしまいます。

本来であれば放っておいてもいいことですし、やらなくてもいいことばかりです。

そしていい人ぶった結果、扱いが難しい人に依存されたり、ネガティブなタイプのはけ口になって心労が増えてしまう可能性が高くなります。

見栄のためにストレスを溜めてしまっては大損です。

そこで、こうした困った人との距離を改めるようにして、関係ないと割り切って必要以上に関わらないようにしてください。

別にこちらが声をかけなくても問題はありませんし、他人がどうあろうとこちらがどうこうしようと考える時点でおこがましいのです。

面倒臭い人とは二人きりで接しない、手助けして欲しそうな場面でも自分のやるべきことのほうを優先して余裕のある時だけにするなど、自分第一に考えて疲れる人の対応は後回しにしてください。

 

「YES」と即答することをやめる

 

「いい人」と呼ばれる人の特徴の一つが、人から何か頼まれごとをすると「YES」と即答してしまうことです。

人が良く、断れない性格のために、誰から何を頼まれても、その場で承諾してしまうのが、いわゆる「いい人」の悪い癖と言っていいでしょう。

そして、あとから「断ればよかった」と後悔することが少なくありません。

そんな後悔をしないためには、「YES」と即答してしまう習慣を改めなくてはなりません。

とはいっても、いきなり「NO」と告げるのは、少々ハードルが高いでしょう。

また、強い断り方をして、相手との関係を悪化させるのも好ましくありません。

そこでおすすめしたいのは、「いったん、答えをペンティングにする」というやり方。

「ちょっとむずかしいかも」と思われるような依頼を受けたら、「むずかしそうなので、ちょっと考えさせて」と答えましょう。

そして、少し時間をおいてから、「やっぱり無理そうだから」と言って、断ればいいのです。

結局引き受けることにしても、もちろんかまいませんが、ほとんどの依頼に「YES」と即答していたこれまでと比べれば、断るケースが増える分だけ、「いい人」から脱却できるはずです。

相手によって付き合い方を変える

 

誰にでも良い顔をしてしまうのも、「いい人」の特徴です。

いわゆる八方美人な性格のために、嫌な顔をすることができず、結果、お人好しと思われてしまうわけです。

八方美人の人は、自分ががまんしてでも、すべての人に合わせようとします。

これを改めましょう。

おすすめの方法は、「相手によって、付き合い方を変える」というやり方。

「誰に対してもいい人」であることはやめて、「いい人であり続けたい相手」と「そう思われなくてもいい相手」を分けて考えるのです。

たとえば、自分が好きで、親しくしたい相手や、良好な関係を保っていた方が良い相手には、「いい人」であり続けましょう。

それで、何の問題もありません。

しかし、そうでない人に対しては、嫌われることを怖れず、時には強く拒否するのです。

最初からかんたんにはいかないかもしれません。

しかし、常に「大切な人、好きな人にだけ良い顔をしよう」という意識を持っていると、人との付き合いが楽になるはずです。

そして、少しずつ、「すべての人から良く思われたい」という意識が希薄になり、「いい人」から卒業できる日も訪れるに違いありません。

「いい人」のデメリットを具体的に書き出してみる

 

ただなんとなく「『いい人』をやめたい」と思っているだけでは、なかなかやめることはできません。

これまでずっと「いい人」であったわけですから、その状態を「イヤだな」と感じながら、「いい人」であることに自分自身が慣れてしまっているからです。

その意識を改めるために、ぜひ、「いい人」であることのデメリットを書き出してみてください。

人生を振り返り、自分が「いい人」であったために被った不利益を、具体的に書き出してみましょう。

たとえば、「あの時、あの人から、あんなむりなことを頼まれて、大変な思いをした」とか、「いい人と思われることで、こんなストレスを感じた」、「借金の申し出を断れず、いくら損した」というように、並べていくのです。

どれも、辛い思い出、嫌な記憶に違いありません。

それを書き出すのも、辛い作業でしょう。

しかし、その辛さが、「ぜったいに『いい人』を卒業しなければ」という強い思いにつながるのです。

頭の中で思い出すだけではなく、文字に起こすのがポイント。

「これまで、こんなにたくさんの損をしてきたのか」と確認することで、「いい人卒業」のためのモチベーションがアップするにちがいありません。

 

いい人をやめるには勇気が必要

 

いかがでしょうか。

今回ご紹介したことは、どれもいい人をやめるための勇気を奮い起こすものばかりです。

具体的な行動に落とし込むことによって自然と「なんだか実行できそうだぞ」という気持ちになり、それが体現されるという流れです。

なので、言ってしまえば勇気がある人は、こんな回りくどいことをせず、何か頼られたりしても「やらない」と一言いう生活に切り替えれば、全て解決です。

とはいっても、そんな急には無理だよと思うあなたは、少しずつ変化するために、できることから始めていきましょう。

気がついたら、いつの間にかストレスを抱えない人間関係になっているはずです。

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