同棲をしているカップルで別れを考えたことはありますか?
同棲生活は好きな人とずっと一緒に居られると夢見がちですが、全ての同棲が上手く行くとは限りません。
生活を一緒にしてく上で嫌な所が見えたり生活様式が合わなかったりで別れてしまうカップルも少なくありません。
同棲の別れるきっかけを読んで同棲中どんな事が別れるきっかけになるのか見てみましょう。
同棲の別れるきっかけ
恋人からの暴力
同棲の別れるきっかけは恋人からの暴力です。
同棲して恋人と一緒に居る時間が長くなると相手の本性が見えてくることがあります。
一番顕著に表れるのは暴力です。
他人と同じ家に住む事は想像以上にストレスが溜まります。
家族であれば産まれた時から一緒に住んでいるのでそこまでストレスは感じませんが、いくら好きな人でも赤の他人が24時間自分の生活空間に居るのは知らず知らずの内にストレスを感じているのです。
同棲生活に慣れていない頃ですとこの段階でイライラし始め、暴力を振るってくる人もいます。
この暴力が原因で別れてしまうのです。
金銭関係
同棲の別れるきっかけとして金銭関係があります。
同棲前はお互い住んでいる所があるので家計は別々ですが、同棲になると家賃や光熱費その他雑費は折半にする事が多いです。
その時に初めは払っていてもその内どちらかの収入が宛に出来ない、どちらかが甘えて支払わなくなる等が考えられます。
そうなると支払ってる方が不公平感を感じ金銭を巡って別れ話に発展するのです。
普段から恋人のお金の使い方や金銭感覚を知ったうえで同棲する方がいいでしょう。
また、突然収入が無くなった時の為に2人で貯蓄はしておきましょう。
セックスレス
同棲の別れるきっかけとしてセックスレスがあります。
男性に多いのですが、同棲する前はいつでもセックス出来ると喜んでいる人が多いのですが、いざ同棲をするといつでもセックス出来るのだからいつセックスしてもいいと考えてしまい自然とセックスレスになって行くのです。
中々手に入らない物に価値を見出しいつでも手に入るものには価値を見出せない人がなりやすいです。
セックス以外にもコミュニケーションやスキンシップを密に取っていればセックスレスが別れの原因になりにくいですが、コミュニケーション、スキンシップを密に取っている関係こそセックスレスになりにくいのです。
つまり、セックスレスになるとコミュニケーション、スキンシップともに不足し次第に不仲になってしまい、別れの原因となってしまいます。
恋人の浮気
同棲の別れるきっかけとして恋人の浮気があります。
別々に住んでいる時は会えない時間は相手が何をしているか分かりませんから特に気にも留めないでしょう。
しかし、同棲を始めると相手の生活時間をある程度把握する事が出来ますから、浮気に気づき易くなります。
「頻繁に出かける」「友達との飲み会が多い」「決まった曜日に出かけていく」「朝帰りが多い」これらは別々に住んでいたら相手から報告が無い限り分からない事ですが、同棲すると自然と分かってきます。
こうなると、浮気かどうかは別にしても怪しい行動として恋人から見られてしまうでしょう。
一度、浮気を疑われてしまうとその疑いを晴らすのは困難です。
実際に浮気をしていれば別れに直結する事も考えられますが、この疑いを持たれる事で恋人を信じられなくなり別れに発展するケースもあるのです。
同棲をするのであれば恋人に疑われるような行動は避ける様にしましょう。
結婚願望が見られない
同棲の別れのきっかけは結婚願望が見られないときっかけになります。
何の問題も無く同棲生活を続けていても問題はあります。
それは恋人の結婚願望が全く見られなかった場合です。
どちらかに結婚願望があり、一方に結婚願望がないと別れのきっかけとなってしまいます。
同棲しているんだから結婚してるようなもんだろうと事実婚の話をする人がいますが、結婚願望が強い人に事実婚は結婚だとは考える事ができません。
恋人に結婚願望が無いと何時まで経っても同棲生活を続ける事になり宙ぶらりんの状態です。
それよりも、籍を入れ正式に夫婦となり家庭を築きたいと考える人もいますので、同棲後、お互いの結婚観について話す時間を設ける事をおススメします。
両親に同棲がバレてしまった
同棲しているカップルが別れるきっかけには、二人の問題ではないこともあります。
同棲していることを両親や家族に黙っている人や、友達と暮らしていると嘘をついて同棲しているカップルが、両親にばれてしまったことで破局に繋がることがあるのです。
厳格な人、非常識なことが嫌いな人、世間体を気にする人が両親だった場合、結婚もしていない相手と同棲することに反対したり、嘘をついてまで同棲していることに怒りを隠せないでしょう。
また他にも、親が賃貸の家賃を支払っているケースで、同棲に対して反対するということもあります。
初めのうちに「同棲します」と報告していれば破局までの問題にならなかったかもしれませんが、事後報告になってしまうと、このような両親には反対されるだけです。
「順序も守れないような人とは付き合うな」「非常識な相手とは別れなさい」と言われ、本人たちの意思を無視した別れもあるでしょう。
ただし両親に養ってもらっている状態や、金銭的な協力を受けているうちは、簡単に無視することができず、言いなりになってしまうことも多いでしょう。
子供ができたことへの対応のズレ
同棲していて、子供を結婚前に授かってしまうケースがあります。
本人たちが「子供が欲しい」と思って作ったケースではなく、「出来てしまった」というケースです。
このような時、子供がお腹の中にいる女性は「産みたい」「結婚したい」という気持ちを持ち、彼との将来を考えだすでしょう。
しかし、子供ができると想定しておらず、結婚自体も考えていなかった彼氏は、「どうしよう」とオドオドしたり、笑顔を見せてくれない姿に、彼女がガッカリして別れてしまうケースも多いのです。
これは同棲に対しての男女の意識の違いによって生まれている価値観の違いかもしれません。
彼女は「結婚を前提に」とした同棲をしていたのかもしれませんが、彼氏の中では「一緒にいたい」だけの思いで同棲していたのかもしれません。
子供ができた時に、そのズレに気付き、終わりを迎えてしまうカップルもいます。
いざという時の彼氏の行動を目にして、ガッカリしたり傷ついたり、時に引いてしまうこともあり、こうしたことがきっかけで別れに繋がることもあるでしょう。
共に気持ちのズレが生じないように、結婚について話し合ったり、子供が出来た時の対応などを、前もって話し合っておくべきでしょう。
生活スタイルの違いによって
好きな恋人と常に一緒にいたいという気持ちから同棲したカップルは、後々様々な問題点をぶつかることがあります。
その中でもすぐにぶつかる問題が、生活スタイルの違いです。
例えば男性は仕事柄、日中仕事をしていて夕方には帰る生活をしているとしましょう。
しかし彼女は夜勤の生活スタイルで、夕方に仕事に出かけて朝方に帰ってくるというスタイルであれば、生活のリズムに違いが出てきます。
生活スタイルが違うことで会える時間がなかなかないからと同棲したとしても、結局はすれ違いが多くなり、相手の生活にも支障を与えることがでてきます。
今から寝ようとしている彼女の前で、バタバタと仕事に行く準備をする彼氏。
なかなか眠りにつけない中、「朝ごはんくらい作ってよ」と言われてしまえば、苛立ちも隠せなくなります。
お互いに生活のリズムが違うと、些細なことでイライラしたり、喧嘩になることも多く、せっかく会える時間を増やそうと思っても、かえって関係を悪くしてしまうことだってあるのです。
最終的に相手に対してイライラが限界になったり、一緒にいることの無意味さを感じ、別れてしまうカップルもいるのです。
同棲の別れるきっかけ
いかがでしたか?
同棲の別れるきっかけはこれ以外にも様々あります。
円満な同棲生活を送るためには「欲しい」気持ちでは無く「与える」気持ちを持つ事です。
「この人から愛が欲しい、お金が欲しい、幸せが欲しい」では無く「この人を愛したい、楽をさせたい、幸せになって貰いたい」この気持ちをお互いに持つ事が大切なのでは無いでしょうか。