失恋したことによるうつ症状を抱えている人がたくさんいます。
ちょっとしたことで当時を思い返してはネガティブになったり、辛い気持ちになったり。
しかしそれが長引くとますます症状はひどくなっていきますし、新しい恋愛をするタイミングすら失ってしまいます。
そこで今回は失恋うつを克服する方法をご紹介しますので、最後までご覧ください。
今の生活を変えるヒントになるはずです。
失恋うつを克服する
失恋うつを克服するには積極的に環境を変える
例えばバイト先での恋人関係であれば、バイトを変えてみるとか。職場や学校だと難しいかもしれませんが、とにかく新しい環境で心機一転することは良い事です。
ですが、逃げにならないように、まず自分の全てを受け入れてから環境を変えてみましょうね。
出典 失恋からのうつを簡単に乗り越える5つの秘訣とは
失恋うつを克服できない場合は、どこかに昔の思い出が蘇りやすいトリガーがあると考えられます。
例えば元恋人からもらったプレゼントなどが代表ではないでしょうか。
その記憶が蘇りやすいといつまでも引きずってしまい、うつ状態も長引きます。
なのでまずは思い出すキッカケになるものは全て処分してしまいましょう。しかし、それでも改善がみられない場合は今の環境に原因があるかもしれません。
社員として働いているのなら難しいかもしれませんが、それ以外であれば比較的簡単に変えられるのではないでしょうか。もちろん場合によっては退職も選択肢に入れておくべきです。
バイトを辞めるとなるとまた探さなければいけませんよね。でも、それがいいのです。
そうして自分をどんどん忙しくさせて、新しい環境に飛び込んでいくことで、当時の記憶が急速にかすれていきます。
失恋のメリットを考えて克服する
考えるべき事は「失恋した事によるメリット」です
恋愛中は多少なりとも相手の束縛であったり、些細なケンカなどあったはずです。
相手の良い所ばかりを見ていたわけではないと思います。
逆にいえば、少なくとも自分が相手に対して嫌だと思っていた事はもう感じなくなるわけですから、それだけでもメリットがあるといえます。
出典 失恋うつから立ち直る3つのステップ
失恋のメリットを挙げるだけ挙げてみましょう。
- 喧嘩しなくてすむ
- ムカつかなくてすむ
- もっと素敵な人と恋ができる
- 話の広がりがもてる
- 誰かにアドバイスできる
- 自分に集中できる
- 嫉妬しなくてすむ
- 見返すキッカケがもてる
と、無理矢理にでもポジティブシンキングでいきましょう。最初は「ムリやり過ぎるな・・・」というぐらいでも構わずどんどんだしていくべきです。
次第にそれらが本当にメリットだと感じられるようになるはずです。
ちなみにメリットは視認できるようにスマホのメモでもノートでもなんでもいいので、可視化させましょう。
涙をながす
涙の中には、怒りや興奮のときに出るアドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンとの相互作用関係にあるコルチゾールというホルモンも含まれ流した涙と一緒に排泄されるといわれています。
ですから血中内に増えているストレスホルモンも減って心もスッキリするのです。これがいわゆる涙を流すことでのデトックスに繋がるというわけです。
出典 失恋したときに「うつ」にならないための4つの方法
涙を流すと気持ちがスッとするというのは有名な話です。なのでその効果を今こそ活用できるだけ活用してしまいましょう。
中には泣きすぎてもう涙がでないという人もいるでしょう。だったら次の日にまた泣きましょう。とことん泣くのです。
1つだけ覚えておきたいのが、失恋を思い出すことと、涙をながすことは全く別物です。
つまり、映画でも小説でもみて涙を流せば同様の効果が期待できるというわけです。
これだったらあまり失恋のことを思い出さずに、気持ちの浄化をはかることができるので一石二鳥の方法だといえるでしょう。
失恋うつの症状
誰かと話していてもつまらない
失恋うつにはいろいろな症状がありますが、ほとんどの人に見られるのが「誰と話していてもつまらない」というもの。
彼(彼女)こそが自分のベストパートナーで、自分のすべて・・・そう感じていると、失恋した時に彼以外の人に全く魅力を感じなくなってしまうのです。
ほかの人が何を話しても耳に入ってきませんし、元パートナー以外の人の話に注意を払おうとも思えません。
失恋うつになると、一時的に元パートナー以外の人間の価値が見いだせなくなってしまいます。
失恋の気晴らしにと友達が外食に連れ出してくれても上の空だったり、家に帰ってみると他の人と話した内容が全く思い出せないなんて言うことも多いです。
この症状は失恋すると一時的に出てくる可能性の高いものですが、時間の経過とともにだんだんと薄れてきます。
「やっぱり彼(彼女)しか話し相手がいないんだ」なんて思わずに時間が解決するのを待ちましょう。
何でもないときに涙が出てくる
失恋うつの初期症状として出ることが多いのが、何もしていないときに涙が出てくるというものです。
仕事や家事でバタバタとしているときは平気なのですが、やることが一段落したときや、一人になった時にポロポロと涙があふれてくることがあります。
元パートナーのことを考えていないときにも涙が出るので驚く人も多いのですが、特別意識して考えていなくても、頭のどこかで失恋のことを思い出しているのが原因です。
失恋のショックが大きすぎると、精神的に大きなストレスを受けます。
大きなストレスによって自律神経のバランスが崩れると、自分の感情とは関係なく涙が出てしまうことがあるのです。
精神状態が安定してきたり、失恋を冷静に受け止められるようになるまでは、ふとした時に涙が出る症状が続く可能性は高いです。
オシャレやメイクを楽しめない
失恋した女性に特に多い症状が、オシャレやメイクを楽しめないという症状です。
男性の場合は、1人で外出する気持ちが起きないという人が多いといわれています。
元パートナーに自分を見てもらうためにオシャレやメイクを頑張っていた場合には、特にこの症状がはっきりと出てきます。
失恋してしまったのだから、見た目にこだわる必要なんてないのではないかと感じるのです。
失恋の痛手から立ち直るために外出したり、新しい出会いを探そうと思っても、オシャレやメイクが面倒で行動に移せないということもあります。
失恋が癒えていないうちに、無理やりに何らかの行動を移そうとすればするほど、オシャレを楽しめないという症状は強く出てしまいます。
気持ちの整理がつくまではオシャレできなくても仕方ないという風に割り切ったほうが、心の回復は早いかもしれません。
朝起きた起きた時の気分がすぐれない
失恋うつというのは、うつ症状の1つです。
うつ症状は、もともと朝起きた時に一番強く症状が出やすいといわれています。
失恋うつも同様で、朝起きた時に「会社に行きたくない」とか「起きて家事をしたくない」、「ここから消えちゃいたい」なんていうネガティブな思考がグルグルと頭の中を回ります。
頭によぎる考えは人それぞれですが、共通しているのは朝すっきり起きられないということです。
失恋という現実を心と脳が受け入れられていないので、朝起きて1日をスタートするのが怖いと感じてしまいます。
朝起きた時の心の状態が普通だと思っても、体が重たいと感じたり、寝ても寝てもダルいというケースもあります。
これは、失恋のことをあれこれ考えすぎて寝ている間も脳が休んでいないからです。
睡眠時間を確保しているにもかかわらず体調がすぐれない、疲れが取れないというのも失恋うつの1つです。
失恋うつの克服は関心を向けないこと
元彼関係以外の、他のことに関心を向けることだよ。他のことに関心を向ける生活が続くと、今度は思考回路に‘元彼以外の他のこと’を考えることが習慣化されるんだ。
そうなったら、‘無意識のうちに元彼のことを考えてしまう’ってことはなくなるんだ。でも、そうするためには、他のことに関心を向ける生活をしばらく続けないといけないけどね。
出典 失恋うつから立ち直る方法
いかがでしょうか。
失恋の痛みや失恋うつを乗り越えるには、相手に関心をよせないようになることです。
では関心をよせないためにはどうすればいいのでしょうか。
まずは先程も触れましたが、当時を思い出すキッカケとなるものを全て排除することです。続いて新しいことを始めることです。そして忙しくすることです。最後にそれを日常化させることです。
例えば環境を変えれば自然と新しいことを始めることになりますし、最初は忙しいでしょう。そして次第にそれが普段の生活になるのでとても有効な方法だということがわかります。
このステップを踏むことで必ず克服のキッカケを掴むことができるはずです。
後は行動するかしないか。
今の辛い気持ちを引きずったまま何ヶ月も何年も過ごすのか、大変だけれども次へ向かうのはあなたの行動次第ですし、それであなたの将来が大きく変わることでしょう。