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無神経な人の3つの心理と対処法とは?

無神経な人とは、人の気持ちを考えることができず、相手が嫌がるようなことでも平気でやってしまったり、空気を読まずに発言・行動してしまうような人のことです。

おそらくあなたも一度以上はそんな無神経な人と関わったこと、もしくは目撃したことがあるでしょう。

あなたが人の気持ちを重んじる人であればあるほど、無神経な人が何を考えているのか全くと言っていいほど理解できないはずです。

そこで今回は無神経な人の心理と対処法についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

無神経な人の心理

 

マイペースで特に何も考えていない

 

「マイペース」という言葉を聞くと、おっとり、のんびりといった優しいイメージが強いと思います。

しかしこのマイペースな性格の人こそ無神経な行動をとってしまうこと多いようです。

のんびりしながら物事を進めるイメージもありますが、文字通り自分のペースを大切にするので、時にはせっかちにもなります。

人に合わせることをせず、自分のタイミングで言いたいことを言い、行動に移します。

例えば、自分が試験に合格したことを、試験に落ちた人の前で嬉しそうに話してしまったり、仕事帰りに飲みに行きたいからといって明らかに忙しい人を誘ってしまう人などいます。

思ったことをすぐに口に出してしまう、自分のしたいことをしてしまう、これはマイペースな性格の悪い一面ともいえるでしょう。

無神経な人って、今ここでそれを言わなくてもいいのに・・・というようなことを口走ったりしますよね。

きっと悪気があるわけでもなく、マイペースに自分ができることをできるときにしているだけなのです。

マイペースな性格の人すべてが無神経だというわけではありませんが、無神経なことをしてしまう可能性は高いです。

むしろ「良かれ」と思っている

 

無神経な人だと思うことがあっても、おそらく相手は悪いことをした自覚がありません。

むしろ自分の考えが正しく、「こっちの方が良い」と思って行動していることがあります。

自信過剰ですが、相手にとっても「良かれ」と思ってそのように接しているかもしれません。

それが相手にとっては「無神経」と捉えられてしまうので、質が悪いです。

特徴の一つとしては、自分が正しいと思うことを押し付けてしまうような言い方をすることです。

「こうに決まっている」「こうすべきだ」といったように自分の気持ちだけを出してしまうので相手に嫌な思いをさせてしまいます。

「こうした方がいいと思うけどどうかな?」というように言い方を少し変えれば良いのですが、性格はなかなか変えられません。

こういった人はプライドが高く、不器用なだけなのかもしれません。

職場でこういったタイプの人は、もしかしたらプライベートで心を許した人に対してはとても接しやすい人かもしれません。

できることなら、その人のためにも周りのためにも、「こうゆうときはこうした方がいいよ」といったアドバイスをしてあげられると良いと思います。

自分が同じ立場になったことがない

 

人は生まれてから数々の経験をして学習していきます。

こうゆうときはこうしなければならない、こう言われたらこんな感情になるんだ、といった日常生活のあらゆることを経験して大人になっていきます。

小学生や中学生にいじめが多いのも、まだ経験が浅く、いじめられた立場の気持ちになれないことが原因の一つではないでしょうか。

もちろん、大人になってもまだ経験していないことや、一生経験しないであろうこともたくさんあります。

何かを言われて「この人は無神経だ」と思う場合、その相手はまだ言われる方の立場を経験したことがないのではないでしょうか。

男性が女性に対してセクハラのような言葉を言ったり、子供のころからお金に困ったことのないセレブが、貧乏でぎりぎり生活している人に最近買ったブランド品の話をしたり、相手の立場になったことがないからこそ、どうしても無神経になってしまうのだと思います。

嫌がらせで言う人もいますが、悪気がなく無神経なことを言ってしまう人も多いはずです。

もし機会があって、その人が言われる方の立場になれば無神経なことを言わなくなるかもしれません。

無神経な人への対処法

 

発言の意図を考えてあげる

 

思ったことや考えたことを何でもすぐに口に出してしまう無神経なタイプは、本人に全く悪気がないことがほとんどです。

接する人を傷つけようという意図はなく、思ったことを言葉にしたら受け取った人がどう感じるのか、それを発言することによって自分がどんな目で見られるかということを冷静に考えられないため、つい人から嫌がられがちなことを言ってしまいます。

それが言うべきではない発言であることを自覚できないため、言わなければよかったと反省することがありません。

そうした無神経な人の言葉にいちいち傷ついてしまっていては疲れてしまうだけです。

言葉の使いかたが下手くそなだけで、その人には相手を貶めるようなつもりがないことを理解して、相手がどういった気持ちで発言をしているのか自分なりの言葉で咀嚼するようにしてください。

相手が無神経であるということを一旦受け入れて、無神経な言葉を発する前後の流れを汲んでどういったことを言いたかったのかを察してあげるのです。

配慮をするのは大変ですが、こちらが大人になって本当はこう言いたかったのだなと理解することができれば、神経を逆撫でされるようなことはなくなります。

空気が読めない人にはきちんと注意をする

 

無神経な人の中には、とにかく場の空気を読めないタイプがいます。

本来ならば騒ぐことが許されないような場所でテンションが上がって大声を出したり、厳粛な雰囲気の中で笑い出したりと、周りが困惑していることがわからずに場違いな行動に出たりすることが多いです。

こうした人は、自分の振る舞いが他人にどう映っているのか客観的に判断する能力が欠けています。

一緒にいることで恥ずかしい思いをしてしまうことが多くなりますから、渋い顔をして自然と人が離れて行ってしまいがちです。

そんな人を改めさせたければ、きちんと注意をするしかありません。

今はどういう時でどう振る舞わなければならないのかを説明をすることができれば理解してもらえることがほとんどです。

自分がどんな状況に置かれているのか正しく理解できていないからこその無神経な言動であることが多いので、それをしっかりと注意することができれば反省を促すことができます。

ただし、大人しくなるのはその場限りであることが多いです。

親しい間柄であれば、相手が無神経な行動に出る前に自制を促したり、それとなく相手の言動をコントロールするように気をつけていてください。

指摘しても改善しない無神経とは距離を置く

 

何を言っても無神経なことを繰り返す人と真面目に向かい合っていては、こちらのほうが疲れきってしまいます。

近しい関係にある人であればそういう性格の人だと受け入れることも可能でしょうが、それほどの間柄でなければストレスの原因になってしまうでしょう。

注意をして反省を促しても、無神経であるがゆえにまた同じことをするということが多いのです。

そもそも自分の行動や言葉が他人に迷惑をかけていると理解でいていないため、よっぽどのことが起こらない限りは振る舞いが変わることがありません。

しかも、わざとやっているわけではない辺りが非常に厄介です。

まずは無神経な言動を指摘し、それでも相手を受け入れられそうにない場合には可能な限り距離を置くようにしてください。

無神経にもいろいろなタイプがありますが、無理だと思った相手と我慢して一緒にいる必要はありません。

振り回される側にとっては傍にいるだけで被害を被る可能性が高く、損をしてしまいます。

注意を重ねても神経がすり減らされそうなことに変わりがなさそうであれば、付き合いを考えていくべきです。

 

無神経な人にイライラするときは関わらない

 

いかがでしょうか。

無神経な人が近くにいるとイライラしてしてしまうものですよね。

もともと周りに対してあまり関心がない人に「もっと関心を持て」「気遣いを学べ」といっても一朝一夕で身につくものではありません。

やはり対処する側の根気も必要になってきます。

「でもやっぱりイライラしてメンタルに支障がでる!」と感じるのであれば、やはり相手の改善を期待するのはすっぱりと諦めて、無神経な人とは関わらないと決めましょう。

それをするだけでも驚くほど心が楽になるはずです。

人間関係を断ち切るのは難しいのですが、一度実行すると快適な生活があなたを待っています。

ちょっとした勇気を持つだけで今のストレスから開放されるのでとてもおすすめです。

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