あなたは脂性肌に悩まされていないでしょうか。
脂性肌とは、いわゆるオイリー肌の事です。
皮脂分泌が多いため、脂性肌の人は顔のべたつきや毛穴の開き以外にもニキビや乾燥などの肌トラブルを抱えています。
しかし脂性肌の原因は普段何気なく行っている事が大半なのです、あなたにも覚えがあるはず・・・。
そこで今回は脂性肌(オイリー肌)を改善する方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にして、今すぐ悪い習慣を改めテカった顔から卒業してみませんか。
脂性肌(オイリー肌)を改善する方法
- 脂性肌(オイリー肌)の原因とは
- 生活改善でホルモンバランスを整える
- 正しい洗顔方法でお肌へのダメージを軽減させる
- 日頃のスキンケアが大切、保湿はしっかりすること
- 刺激の少ない化粧品を使う
- 専門家の意見を聞いてみる
脂性肌(オイリー肌)の原因とは
「食生活」、「生活習慣によるホルモンバランスの乱れ」、「不適切なスキンケア」が挙げられます。もちろん、元々の体質がベースになっていることは言うまでもありません。
「食生活」では、脂質の過剰摂取は避けた方がよいと思います。特に、飽和脂肪酸を多く含むバターや牛脂、ラード、肉類、ショートニングなどは摂りすぎない様に気を付けて下さい。
皮脂を分泌する皮脂腺は、体内の不要な脂を排泄する器官ですが、飽和脂肪酸は融点が高いため、毛穴詰まりの原因ともなります。
オイリー肌とは、肌の油分である脂質、つまり皮脂が過剰に分泌されている状態です。脂物、揚げ物をよく食べる人はオイリー肌になりやすいです。皮脂が酸化すると臭いも気になりますし、酸化した皮脂は肌にダメージも与えます。また皮脂を好む菌が肌につき、ニキビ、吹き出物ができやすくなります。
脂性肌(オイリー肌)1 生活改善でホルモンバランスを整える
お肌を整え皮脂の分泌を抑えるためには、生活習慣の見直しが必要です。
心身のストレス・偏った食事・睡眠不足・運動不足などが原因でホルモンバランスが乱れる事により、お肌のターンオーバー(角質の変わる周期)が正しく行われずに皮脂の過剰分泌やニキビ・乾燥などの肌トラブルを起こしてしまいます。
改善策としては、普段の食生活をバランスよく整えること(ビタミンB2・B6・Cを摂取する)。
食品添加物や動物性脂質・糖質を多く含む食事は控えてください、全ての食事をインスタントやコンビニ製品でまかなうのもいけません。
運動の習慣を持つことも大切です。
体の冷えは代謝を悪くし皮脂分泌につながるので適度に運動をして血行を良くしましょう、ウォーキングや軽いストレッチなどがお勧めです。
毎日ではなくても構いません。
睡眠もしっかり取り、疲れやストレスをため込まない様に発散することも大切です。
また、タバコやアルコールの過剰摂取も良くないので適量に抑えておくこと。
ビタミンを多く摂りたいからと果物ばかり食べるのもNGですよ。
自分には難しいと思う場合は少しずつ簡単なことから始めてみましょう。
脂性肌(オイリー肌)2 正しい洗顔方法でお肌へのダメージを軽減させる
良く泡立てて、特に皮脂の分泌が活発な部分を優しく洗い、洗顔した後は化粧水を顔全体に馴染ませます。皮脂が多いから保湿は必要がないと思っている方が多いのですが、皮脂がたくさん分泌されていても肌内部に水分が足りていない人は意外に多いもの。脂性でも「保湿」はしっかりしてください。
出典 脂性肌のお手入れ
皮脂を気にするあまり洗顔を1日に何度も行ったり、擦り過ぎたりはしていませんか。
それでは逆にお肌へダメージを与えることになってしまいます、今すぐやめてください。
皮脂はけして悪いものではありません、お肌の表皮を守る重要な役割を担っています。
そのため過度に洗顔をして肌にダメージを受けたと感じると皮脂を分泌させ状態を整えようとするのです。
皮脂は全て取り除く必要はありません。
顔を洗う時には、洗顔フォームを良く泡立てて極力擦らない様にしてください。
洗顔料は洗浄力が強すぎないもの・刺激の少ないものを選びましょう。
ピーリングを頻繁に行うのもNGです。
お肌はデリケートですぐに傷か付くので、日頃から顔を触り過ぎないように注意してください。
脂性肌(オイリー肌)3 日頃のスキンケアが大切、保湿はしっかりすること
お肌の乾燥は皮脂の分泌を過剰にさせ、さまざまな肌トラブルの原因にもなります。
きちんと保湿をしてお肌から水分を逃がさないようにしてください。
毎日の洗顔後やお風呂上がりには化粧水で水分を補い、乾燥する前にクリームや乳液でしっかりフタをしましょう。
化粧水だけでは何も付けない肌より乾燥が進んでしまうので注意してください。
皮膚をケアしてお肌のターンオーバーを正しくする働きがあるビタミンC誘導体を使ったスキンケア用品を使用するのもお勧めです。
エアコンやクーラーの風に直接当たるのも良くありません、乾燥だけではなく体の冷えにもつながります。
エアコンを付けたまま眠る時は、布団に入る前にクリームを塗っておくと顔の乾燥を防げますよ。
脂性肌(オイリー肌)4 刺激の少ない化粧品を使う
メイクはしっかり落とす事も大切ですが、日頃お使いになっている化粧品を変えるだけでもお肌の状態は良くなり皮脂や脂性肌を抑えることができます。
脂性肌の人はメイク崩れが起きやすく一日に何度も直している方もおられますが、顔を抑えたり擦ったりする作業はお肌にはよくありません。
そこで、脂性肌の方にはパウダータイプのファンデーションの使用をお勧めいたします。
パウダーが余分な脂を吸って抑えてくれるのでメイク崩れが起こりにくく顔のテカリを抑える事ができるのです。
刺激の少ないミネラルファンデーションならお肌への負担も軽減できますよ、化粧下地も油分の少ないものを選びましょう。
毎日使う物なら長い目で見て、カバー力よりお肌への負担が少ない製品を使ってください。
また、紫外線もお肌へのダメージにつながりますので、少しの外出やベランダで洗濯物を干すだけでも紫外線対策は忘れずにしておきましょう。
脂性肌(オイリー肌)5 専門家の意見を聞いてみる
いろいろと試してみたけれど効果が表れないという方は、一度皮膚科や美容皮膚科を受診する事をお勧めいたします。
人によって肌質は違いますので効果がある事・ない事があります。
専門家に診てもらう事であなたに合った治療法やアドバイスを頂けるはずです。
手っ取り早くピーリングで肌質を改善したい方や刺激の強いスキンケア用品を使いたい方は必ず専門家から指導を受けてください。
脂性肌(オイリー肌)は必ず改善できる
皮脂を取り過ぎないこと(油とり紙はできるだけつかわないこと)
▼保湿力の高い化粧水ではなく、保水力のある化粧水を使うこと
▼洗顔に力を入れずに、正しい洗顔方法をマスターすること
いかがでしょうか。
脂性肌は大体、生活習慣の改善で治す事ができます。
過度なお手入れやお金や手間をかける必要はありません。
あなたが本当に奇麗なお肌を望んでいるなら難しくはないはずです。
どこか見直す所はありませんか。