彼氏と別れる理由はたくさんありますが、よくよく見てみると、あるパターンがあることがわかります。
ではいったいどのようなものが別れる理由となっているのでしょうか。
そこで今回は彼氏と別れる理由をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
彼氏と別れる理由
「結婚を前提としている、していない」の違いが明確になった
つきあっている彼氏のことを愛していて、交際も順調だったにも関わらず、女性のほうから別れてしまうというケースがあります。
その原因が「結婚に関する考えの相違」になることが少なくありません。
もっとも多いのが、そもそも結婚を前提としているか、していないかという意識の相違です。
たとえばこちらが将来の結婚も視野に入れて交際しているのに、相手の男性は「結婚はまったく考えていない」というケース。
その違いが明確になった場合、多くの女性はすぐに関係をカットアウトします。
逆のケースも同様です。自分は結婚をまったく考えずに交際していたのに、男性からいきなりプロポーズされると、「それはありえない」と判断し、別れてしまうケースもあります。
結婚後の生活設計の相違が明確になった
たとえ、双方が「結婚」を意識していて、その点では一致していたとしても、「これではムリ」と女性が判断して別れてしまうというケースも少なくありません。
結婚後の生活設計の相違が、その理由です。
たとえば、自分は彼氏の両親との同居は100%ありえないと考えているのに、彼氏が親との同居を「当然」と思っている場合は、それが判明した瞬間、「さよなら」ということになってしまうでしょう。
子どもについてどう考えるか、も女性にとっては人生の重大事。
男性は女性ほど深く「自分の子ども」について考えませんから、しばしばそこに齟齬が生じます。
これも女性にとって絶対に譲れないことですから、「さよなら」ということになってしまうのです。
結婚準備を始めてから、価値観の相違が明確になった
前項のところまでは齟齬が生じなくても、実際に結婚の準備を始めてから、「これではムリ」と女性が判断して別れることもあります。
結婚式をどうするか、披露宴の規模はどの程度にするか、洋装か和装か、お色直しは、引き出物は、・・・というように具体的に話を詰めていく段階で、価値観の決定的相違を女性が認識するというケースです。
こうしたことに、多くの男性は鈍感です。ですから「なんで、そんなささいなことで」と男性は不思議に思うでしょう。
しかし、女性の嗅覚は「このことに関する価値観が違うのでは、夫婦になってもうまくいくはずがない」と、半ば本能的に判断するのです。
他に好きな人が出来たから
彼氏の事が決して嫌いになった訳ではないけれど、他に好きな人が出来てしまった。これも彼氏と別れる時の、代表的な理由です。
たまたま出掛けた先で知り合ったり、いつも遊んでいるグループの中に気になる人が出来たり、といったように、決して浮気をしようだとか、二股をかけてやろうだとか、そういった下心はなく、むしろ純粋に好きな人が出来てしまった、という場合が多いでしょう。
自分の中で本当に好きなのはどちらか?1番大切なのはどちらか?と自問自答する期間を経て、それでも彼氏より他の男性の方が好きだと確信したら、彼氏に思い切って別れを切り出します。
罪悪感を感じているので、すっぱりと切る事が出来ずに、別れるのに時間がかかるケースも多々あるでしょう。
今の彼氏との将来が不安だから
彼氏とお付き合いを進めていくうちに、だんだん二人の未来像というものを想像するようになります。
この人と結婚したらどんな家庭になるだろうか?子供が生まれたらどんな父親になるだろう?など、女性は現実的でシビアな生き物ですので、とてもリアルに想像します。
彼の稼ぎで生活していくなら、これくらいの家賃で、これくらいの生活水準だな、と、まさにありありと想像を働かせるのです。
その時に、何か違和感を感じたり、不安要素が出てきたり、自分が理想とする生活と大きく異なったりすると、二人の未来に不安がよぎってきます。
このまま彼氏と結婚していいのだろうか?
このままずるずると付き合っていくと、結婚せざるを得ないのでは?と、自分の将来を真剣に考え始めます。
とは言っても彼氏の事を大切に思っていますし、何よりも好きなので、それだけの理由で今すぐぽいっとはなりませんが、熟考に熟考を重ねた結果、やはり将来をこの人に託すのは出来ないと、自分の中で答えが出たなら、その時は別れる決断をするでしょう。
女性はいずれ子供を産んで育てるという大きな仕事が待っています。働きたくても働けない時期も当然出てきます。
現実的な生活を考えた場合、好きだけではやっていけないと判断する女性は大勢いるのです。
好きという気持ちがなくなったから
長く付き合っていくうちに、付き合い始めの頃のようなドキドキ感や高揚感を感じなくなるのは当然の事です。むしろ自然な成り行きと言えます。
好き!というときめきから、大切だという愛情へと変化していくのです。決して愛情がなくなった訳ではなく、むしろ愛情が熟してきたと言えます。
好きという気持ちがなくなったように感じるのは、こういう前向きな変化もあるのですが、ただ単に気持ちが冷めてしまった場合もあります。
飽きてきた、愛してると思えなくなった、大切に思えない、身体が受け付けなくなった、などマイナスな変化を感じてきたなら、この恋は終わりを迎えるという事です。
時期を逃してしまった
男性とお付き合いを始めると、お互いにそろそろ次の段階を考える時が来ます。
女性は男性に比べて現実的だという言葉があるように、女性の場合は具体的に一緒に生活をし始めた時=結婚した時のイメージを膨らませていくタイミングが比較的早い傾向にあります。
この時、もし男性側がお付き合いをしている女性との将来を考えるにいたっていない場合、お互いに将来への思いに隔たりが生じます。
お互いに将来を意識する時期がずれてしまっているような場合、お付き合い自体が倦怠期に入ってしまいます。
結果、中々現実的な思いが具体化に向けて進んでいかない状況が長くなってしまうことで、特に女性は男性との別れを考えるようになってしまうのです。
志向性が合わないと感じた
人間同士の付き合いは、深くなればなるほど、お付き合いの当初には気づかなかった様々な事を発見していきます。
新しい彼の姿を発見する事が、お付き合いの当初に感じていた輝きのまま進んでいけば良いのですが、中にはそのように良いイメージのまま進んでいかないケースがあります。
人間には慣れ親しんできた習慣やこだわりを持っている人が少なくありません。
そしてこれらの習慣やこだわりは、好きな人とお付き合いをしたからといって容易に帰られるものではありません。
お付き合いをしている彼氏と自分自身の習慣やこだわり、物事の考え方は、付き合いを深めていくことで少しずつ発見していくものです。
しかし、もしこれらの習慣やこだわりが、彼と自分とで余りに隔たりがある場合、女性は今付き合っている彼氏との将来の生活に不安を感じるようになり、やがて別れを意識する事になります。
他に魅力的な男性に出会った
今の彼氏との付き合いが長くなればなるほど、彼氏の良い面も沢山見つかるでしょうし、反対に嫌な面も見つけることになるでしょう。
男性とのお付き合いの期間が長くなり、中々その次のステップに進まない状況が続いている場合、特に女性は相手の嫌な面を意識するようになります。
そして、そんな時に新たに別の男性とであった場合、男性と初めて出会ったときのときめきの感情が生まれます。
今の彼氏の嫌な面のイメージが重なり、新しく出会った男性への良い感情を比較して後者が勝ってしまった場合、女性は今お付き合いをしている彼氏との別れを考えるようになります。
彼氏と別れる理由がないこともある
いかがでしょうか。
今回は彼氏と別れる理由をいくつかご紹介しましたが、必ずしも理由があるというわけでもありません。
生理的に無理だとか、受け付けなくなってしまったという本能的な部分での別れもあるので、うまく伝えることができない場合もあることでしょう。
しかし別れる理由というのはそこまで大切なものではありません。むしろその後の方が大切なので、あれこれ考えすぎには注意してくださいね。