「彼氏が欲しいけど欲しくない」という気持ちに、女性がなることがあります。
これは男性にはほとんど見られない、女性特有の心理と言っていいでしょう。
では、どうしてそうした矛盾する心理が生まれてしまうの。
そこで今回は彼氏欲しいけど欲しくない心理や理由をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
彼氏欲しいけど欲しくない
「恋愛に夢中になってしまう自分」を自覚しているから躊躇する、という心理
最初のケースは、「恋愛に夢中になってしまう自分」をよく知っていて、「だから・・・」と躊躇してしまう心理です。
これは理性的な女性に多く見られる心理で、たとえば今、仕事がおもしろくなってきたとか、キャリアアップやスキルアップをめざして勉強している、といった状況にあるとき、女性はしばしばこういう心理を持ちます。
つまり、「彼氏ができると、恋愛に夢中になってしまい、仕事や勉強に悪影響が出るにちがいない」と考え、そのため「欲しいけど欲しくない」という自己矛盾した心理が生まれるのです。
「別れ」を想定して「めんどう」と感じる心理
恋愛経験の豊富な女性に多いのが、「別れ」を想定し、「いろいろとめんどうなのよね」と感じる心理です。
その前提として、「今は結婚を考えていない」ということがあります。「そろそろ結婚してもいいかな」と考えている女性は、彼氏が欲しいと思った場合「ゴールイン」を想定します。
ですから、「欲しいけど欲しくない」という心理にはならないわけです。
そうではない場合は、恋愛はしょせん終わりのあるもの。いつか別れがくる。その時の状況や相手の性格によっては、話がこじれたり、こちらがつらい思いをしたり、めんどうなことにもなりかねません。
経験豊富な女性はそれを知っていますので、「欲しいけど欲しくない」という心理を持ってしまうのです。
「一人でいるのはさみしいけれど、男には懲りた」という心理
また、前の彼氏がひどい男だった、というケースもあります。
元彼が性格的に問題があったり、大変な浮気性だったり、言葉の暴力、さらには肉体的DVをふるうような男だった場合、「男はもうコリゴリ」という気持ちになることがふつうでしょう。
しかし、女性である以上「彼氏は欲しい」という気持ちも、一方にはあります。それで、恋愛に関するジレンマに陥ってしまうのです。
恋愛に憧れはするけれど、実際は面倒に感じてしまうから
女性なら誰もが、「隣に彼氏がいる」というシチュエーションに憧れはするのですが、「でも実際に彼氏が欲しいかと言われたら、別にいらない」という女性は潜在的に、恋愛することを面倒に感じてしまっていることが多かったりします。
彼氏がいればデートもしなくてはならないし、連絡も、シングル時代よりはマメに取ることになります。
そのような「恋愛の現実」を考えると、ワクワク感よりも「面倒だ」という気持ちが大きくなり、結果として彼氏という存在を求めなくなります。
仕事が忙しくて、現実的には恋愛どころではない
これは、仕事に力を入れている女性に多く見られる傾向なのですが、彼女たちの人生は「仕事が最優先」です。
なので、恋愛に多少の憧れは抱くものの、やるべきことが多過ぎてそれどころではないのです。
仕事や目の前のやるべきことの手を抜いてまで、彼氏を作って楽しく過ごそうという気持ちは、彼女たちの頭にはありません。
なので、「彼氏がいたらいいな」と口では言ってみるものの、仕事を犠牲にしてまで彼氏が欲しいとは思っていないのです。
彼女たちにとって、恋愛は「憧れだけのもの」であり、「自分にとっての現実」にしようとは思わないものなのです。
無理に彼氏を作らなくても、他のことで毎日が充実している
例えば、打ち込んでいる趣味がある・大切な友達に常に囲まれている、といったような女性は、「彼氏との恋愛」に憧れてはいても、恋愛に対してそこまで熱心ではありません。
恋愛に力を注がずとも、他のことで毎日が充実しており、満たされているからです。
「恋愛をしたくない」とは思っていませんが、無理をして彼氏を作っても良い結果にならないということを、彼女たちはよくわかっているのです。
なので、「自分の私生活を壊さない範囲で、性格が合う男性」でない限り、自分の彼氏にしたいとは決して思わないのです。
無理矢理恋愛をしてトラブルに発展することを、もっとも嫌っていると言っても良いでしょう。
生活の変化が大変だから
彼氏が出来ると毎週のデートや日々の電話、メール等、自分の時間を彼氏の為にさく事が多くなり、生活リズムが変わります。
彼氏がいない時よりお洒落にも気を使う為、買い物や美容院に行く回数も増えていくのではないでしょうか。
こう言う事が苦にならない女性は彼氏がいる生活を満喫できるでしょう。
しかし、自分の生活リズムを狂わされたくないと思っている人や、美容にお金や時間をかけるのが好きではないと言う女性は彼氏が出来る事を億劫に思うかも知れません。
彼氏は欲しいけれど自分の時間を大事にしたいと言う想いが強く、どうしても付き合う事に消極的になってしまうのです
束縛されたくないから
彼氏が出来ると男友達と遊び辛くなったり、合コンに行けなくなったり、フリーの時より自由に遊べなくなります。
嫉妬心の強い男性と付き合った場合、男友達と遊んで欲しくないと言われたり、飲み会に行く回数を減らして欲しいと言われたり、自分の生活を束縛して来る事が十分考えられます。
こう言う事を言われるのがどうにもストレスになると言う人は彼氏を作る事が億劫だと感じるかも知れません。
今の生活に満足していて彼氏が欲しいと思う時はあるけれど、付き合うと自由に遊べなくなるからまだフリーの時間を満喫していたいなんて言う人も多いのではないでしょうか。
女友達と遊んでいる方が楽しい
彼氏と一緒にいる時間は女友達といる時より緊張感があります。
好きな人の前では女らしくしていたいと言う女心が裏目に出て、彼氏といるより女友達といる方が気楽だと感じてしまう人がいるのではないでしょうか。
男の人といるより女の人といた方が余計な気を使わなくて良いと思う人は彼氏を作る事にあまり興味が無くなってしまうかもしれません。
女友達といて良い所は何時間話しても会話が尽きず、同性同士の会話の為、相手の共感を得られる事が多く話していてストレス解消になる所です。
女友達といるのが好きで、男性と会話をしているよりも女性と会話している方が楽しいと感じる人は彼氏が欲しいと思う事があっても実際に付き合う事に消極的になってしまいます。
彼氏が欲しいけど欲しくないときはよくある
いかがでしょうか。
彼氏が欲しいけれど、欲しくない時というのはよくあるものです。そんなどっちつかずな自分に嫌気がさしてしまったり、いつまでも行動できない自分にイライラしたり、時には寂しさを感じることもあるでしょう。
しかしそれは何もあなただけではありません。
多くの人が必ず抱く感情なのです。だからこそその時の感情に従って行動することが大切です。
彼氏が欲しかったらそれなりの行動をして、次の日に彼氏が欲しくなかったら何もしなければいいだけです。とってもシンプルですよね。
基本的に物事はシンプルにできており、勝手にその人自身が難しくさせているだけです。
その本質さえ理解できれば、あれこれ無駄に悩む時間が減らせるはずですよ。