あなたは彼氏と一緒に寝ることが多いでしょうか。
ラブラブな彼氏と、お泊りデートをする時や、同棲するようになった時、女性のみなさんが悩むだろうことが「一緒のベッドで寝るか、寝ないか。」だと思います。
人は人生のうち多くの時間を睡眠に費やします。
日中の活動で疲れた心と体を癒し、リフレッシュするためには良い睡眠は欠かせません。
一緒に仲良く寝たい、という気持ちがある方もいらっしゃるかと思いますが、慣れない睡眠方法に思わぬ負担が体に来ることもあるのです。
そこで今回は、彼氏と一緒に寝ることにどんなメリット、デメリットがあるのかについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
彼氏と一緒に寝るメリットとデメリット
- 女性は結果としてよく眠ることができる
- 安心感が得られる
- 関係の維持に繋がる
- 気疲れしてしまう
- 体を休めることに集中できない
女性は結果としてよく眠ることができる
同じベッドで寝た翌日に、男性は「よく眠ることができた」と感じましたが、実際の睡眠を検証すると、「深い睡眠が妨害」されていたことが判明。さらに、その後に行われた知力テストの成績も悪くなり、ストレスホルモンのレベルも上昇しました。
対照的に女性は、同じベッドで寝た場合も、眠りに落ちさえすればぐっすりと眠っていて、知力テストの成績も男性ほどは低下しませんでした。ストレスホルモンもあまり増加しなかったといいます。
ちなみに女性は、「ひとりのほうがよく眠ることができた」と感じたようでしたが、実際はパートナーと一緒に寝たときのほうがより深く眠っていたことがわかりました。
出典 そのままだと男は○○になる!? 男女で一緒に寝るのがNGな訳とは
安心感が得られる
好きな人と一緒に寝ると落ち着きますよね^^
その落ち着く理由として、ストレスホルモンの減少が関係しています。
研究結果によると、ストレスホルモンの「コルチゾール」が低下することが判明しました。
コルチゾールは増えると、心臓病やうつ病などの自己免疫疾患を引き起こす原因になる、やっかいなホルモン。
そのホルモンを減少させるのが、「好きな人のそばにいること」なのだそうです。
出典 彼氏と一緒に寝ると得られる効果
好きな人と一緒に寝ることで一番大きいのが、安心感を得られることです。
信頼できる相手と寄り添い寝られるというのは、とても幸せなことですよね。
アメリカのピッツバーグ大学の研究によると、安心感という精神的な効果に加えて、健康面でもよい効果が期待されるとのこと。
一緒に寝ることでストレスの原因となるコルチゾールを減少させることができるほか、愛情ホルモンとも言われるオキシトシンの分泌も増え、安眠できると言います。
コルチゾールは心臓病やうつ病などを引き起こす原因となる「サイトカイン」というたんぱく質の増加を引き起こす物質ですが、彼氏に守られているという安心感からか、一緒に寝ることによってこのたんぱく質の活動が低下するのです。
また、安眠につながるというオキシトシンには安心感を生む効果や、さらには消化を良くしたり、炎症を抑えたりする効果もあるとのこと。
彼氏と同じベッドで寝ることは長生きにもつながるわけです。
関係が発展していけばその後結婚することになる相手、ベッドでの相性、というのも夜の営みの相性ではなく、「一緒に寝る」という意味での相性が良い相手なら、二人で長く仲良く、愛のある生活を続けていけることでしょう。
関係の維持に繋がる
付き合っている彼氏と一緒に寝ることは、それだけでお互いの絆を深め、愛情をはぐくむことにつながります。
「睡眠」というお互いにとってとても大切な時間を共有することによって、二人の間に信頼関係が出来上がっていることを確認できるのです。
また、寝る直前というのは二人で一日の出来事を話すのにはうってつけの時間です。
毎日一緒に寝るようであれば、積極的に話しかけることで、お互いのことをより深く知ることもでき、さらなる信頼関係にもつながります。
逆に、せっかく一緒に住んでいるのに二人が離れているという事になると、心理的な距離も遠くなり、関係が悪くなる可能性もあります。
男性にも女性にもさまざまなタイプがいます。
睡眠というデリケートな時間を邪魔されたくないと思う人もいるかもしれませんが、相手の「一緒に寝たい」という思いをむげに断ってしまうことは、あまり良いことではありません。
気疲れしてしまう
普段一人で眠る女性にとって、いくら彼氏といえども「他人」が自分のベッドに一緒に寝ているという事はなかなか慣れないものです。
彼氏がちゃんと眠れているのか気にしてしまったり、自分の寝相が悪くて蹴ってしまったりしないか考えてしまったりとしているうちに、結局ほとんど眠れなかったとなってしまうこともあるでしょう。
また、一緒に寝ることはすっぴんをさらすことにもなりますし、起きた後は寝起きの顔をさらすことにもなってしまうので、女性にとってはこれも気になるところです。
まさか寝る前に化粧をするわけにもいきませんし、そもそもそうしたことに気を遣うこと自体、安眠にはつながりません。
どうしても気になるようでしたら、彼氏と一緒に寝るのは控えたほうが良いでしょう。
しかし、これは結婚した後のことを考えれば乗り越えないといけない壁でもあります。
彼氏の方が「気にしないよ」と言ってくれるのであれば、あなたも頑張ってその壁を乗り越えましょう。
体を休めることに集中できない
彼氏と一緒にいられる安心感よりも、とにかく誰にも邪魔されずにしっかり体を休めたいと思っている女性も少なからずいると思います。
疲れ切った体を休めるためには、他の人が立ち入れない睡眠の時間を取ることも確かに大切です。
休むことに集中したいときに彼氏が寝返りをうったりしたら…、それこそストレスがたまり、ろくに体は休まりません。
普段は一緒に寝ることが気にならない場合であれば、その特に疲れている日は「休むことに集中させて」と一声かけてから別々に寝るようにすれば、彼氏の方も素直に納得してくれることでしょう。
彼氏と一緒に寝るのは良いことが多い
いかがでしたでしょうか。
近年では科学的な観点から、彼氏と一緒に寝ることで得られるメリットが説明されだしています。
心も落ち着く上に、体も健康に向っていくのであれば、そんなに素晴らしいことはないですよね。
ただ、やはり相性や性格というものもありますから、万人に当てはまるというわけではありません。
自身でデメリットが強いように感じるのであれば、彼氏にきっちり相談して、別々に寝るか、一緒に寝る日を減らしてもらうようにすることも大切です。