いくら彼氏が優しい人でも、どうしても別れたくなるという事はあるでしょう。
相手の男性が嫌な所があるなら、それを理由に別れる事もできるでしょう。しかし、彼氏が優しい男性なら、かえって別れにくかったりしますよね。
恋愛で一番難しいのが「別れ方」でしょう。特にこちらが別れを望む場合、そのやり方しだいではうまく別れるよとができなかったり、別れたあとで恨みを買うようなことにもなりかねません。
そこで今回は優しい彼氏と別れたいときの対処法をご紹介しますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
優しい彼氏と別れたい
少しずつ距離をおくようにする
優しい彼氏との別れを望む女性の多くは、「できるだけ彼氏を傷つけたくない」と考えるはず。
そのため、なかなか別れを切り出せないということになりがちです。そういう場合は、「時間をかけてフェードアウトを狙う」のがもっとも上手なやり方です。
彼氏との距離を少しずつ遠くしていくのです。
「会いたい」という連絡があったとき、「ごめん、今日はちょっとムリ」と答える。あるいは「こんど旅行へいこうよ」と誘われたら、「今、仕事がいそがしいから、当分むりそう」と、やんわり断る。
こうしたことを重ねていけば、優しい彼氏はあなたの心の変化に気づき、自分からも距離をおくようになるはずです。そして、いつのまにかフェードアウト。これが一番好ましい別れ方です。
別れたい理由をきちんと説明する
それでも彼氏が気づかない、ということもありえます。その場合は、どこかで「ケリ」をつける必要があります。
良くないのは、何の説明もしないで「さよならメール」を送ったり、突然連絡を断ってしまうやり方。
これでは彼氏は大きく傷つきますし、その結果、別れたあとも関係が尾を引いてしまうということにもなるのです。
そうならないようにするには、きちんとした説明が不可欠です。「直接会って話すのはちょっとハードルが高い」と感じる人は、メールでもかまいません。
ただし、できるだけていねいに、彼氏が理解してくれる説明をすることが大切。
「納得はできないけど、彼女の言うことは理解できる」と彼氏が思ってくれれば成功です。優しい彼氏は、こちらの説明を理解できれば、別れを許してくれることでしょう。
相手から嫌われるようにする
もう1つ、彼氏から別れを切り出させるというやり方もあります。要するに、彼氏に嫌われるようにするのです。
ただ、それを成功させるためには、ある程度の演技力が必要となりますし、嫌われようとすることが、自己嫌悪を生んでしまうというリスクもあります。その点をわきまえた上で、試してみることをおすすめします。
さりげなく別れを感じさせる
優しい彼氏に別れを告げたい場合は、まず最初にさりげなく別れたいという事を相手に感じさせるようにしてみましょう。
そうする事で、彼氏は別れたいという事を察してくれるかもしれません。
人に対して優しいという事は、相手の気持ちにも敏感な人が多いのです。優しい彼氏なら、うまくいけば相手から別れたいのかと聞いてくる事もあるかもしれません。
その場合、別れたいのと彼氏がきいてきたら、そのチャンスを逃さず、実は別れたいという事をはっきり伝えましょう。
思いやりがあって優しい彼氏なら、きっと彼女の言いたい事もある程度察してくれるものです。上手に彼氏に分かれたいのと言わせて、別れる方向に持っていきましょう。
丁寧に相手を立てて別れを告げる
優しい彼氏と別れ方は、別れを告げる時に丁寧に理由を説明し、その上で相手を否定せずに立て、そして別れるようにするのが良いでしょう。
優しい彼氏でも、別れを告げられたらショックですし落ち込むでしょう。
しかし、あなたが彼氏に愛情を持てなさそうな場合は、もう付き合っていく事は無理でしょう。
相手がどういう彼氏でも、はっきりと別れを告げる事が、むしろ親切だと言えるでしょう。ただし、優しい彼氏はその優しさの分だけ繊細であったりしますから、別れる時にはあまりきつい事を言わず、相手を立てる必要があるのです。
丁寧に、かつ相手を立てて別れを告げるというのが、相手にとって一番良い方法でしょう。
LINEやメールで別れを告げる
優しい彼氏は、彼女に対してハードルが低い人が多いです。
別れの言葉をLINEやメールで送ってしまうという事は、場合によっては失礼と感じる人もいるかもしれません。
しかし、優しい彼氏はそういう点についても好意的に解釈してくれて、面と向かって話す勇気がなかったのかな、みたいに受け止めてくれます。
何も言わないで急に合わなくなってしまうのは問題なので、LINEやメールでもよいから、自分の気持ちと別れたい理由を伝えておきましょう。
そうする事で、彼氏も別れを納得しやすくなるのです。
別れる前の雰囲気作り
優しい彼氏は、彼女の空気を読み取るのが意外と得意なので、別れたいと思っている1ヶ月くらい前からの雰囲気作りをしましょう。
例えば、メールでの対応を少し遅らせたり、絵文字をなくしたり、電話も早めに切り上げたりします。さらに、会っていても少し悩んでいるような表情を作りつつ彼に心配させて、何かおかしいと思わせることが大事です。
彼氏が心配して、「大丈夫?」「何か悩み事があるの?」などのワードが出てきたら雰囲気が上手く伝わってきた合図となります。
注意しなければいけない点は、別れたいということを共通の知人や周囲に漏らさないようにしましょう。おせっかいな方が互の仲を取り持とうと余計なことをする可能性があります。
しかし、その彼氏を奪い取ろうとしているならば、逆に応援してあげてましょう。その二人を応援するような立ち位置でいれば、彼の心も傷めずに別れられます。
別れる理由をしっかり考える
雰囲気作りが出来たら、別れる理由を考えておきましょう。彼氏に問題があるという理由では、その問題を改善しようと頑張ってしまうかもしれません。
自分に問題がありかつそれは直ぐにどうにかなるものではないということが必要です。
例えば、進学や引越しで遠くに行くので遠距離恋愛は嫌だ(本当に実行しなくてもも可)、今まで通り友人・知人に戻ろうなどです。
彼氏が我慢出来ても自分が我慢出来ないということをしっかり伝え、彼氏に反論させないようにしていきましょう。
別れるときは優しく諭す
彼氏を別れる為にここまで考えてきた理由をあくまでも優しく伝えましょう。
感情的になって伝えると、彼氏は彼女に落ち着かせようと動き本題に入れない事態を招くかもしれません。
淡々と冷静に、そして優しく伝えましょう。
相手に別れたいということをしっかり理解させ、納得させることが大事になります。
直接会って伝えるよりも電話などの方が効果があります。
(いざとなったら、ワンクッション置くことが出来るからです)
別れることが出来たら、間隔を空けてメール等で近況や新しい彼氏などの話を織り交ぜると、相手の未練を断ち切ることが出来ます。
優しい彼氏なのに別れたい理由
本当に愛してくれているのか疑問に感じるから
優しい男性は、彼女に対して怒るということをしません。
それは、女性にとって、一見好ましいことのように思えるかもしれませんが、そうでもないのです。
交際している彼氏があまりにも優しく、自分が何を言っても許され、どんな行動をしても怒らないとしましょう。
そうなると女性は、「本当にこの人は自分のことを愛してくれているのだろうか?」という疑問を抱くようになるのです。
男女を問わず、相手のことを愛していればいるほど、相手のことを心配するようになります。
相手のことを心配すればするほど、相手の言動に対して、時には「それはよくない」と叱り、「そんなことはやめろ」と怒ることも出てくるでしょう。
それが愛情の証になるわけです。
たとえば、恋愛関係にある彼女が自分以外の男性とあまりに親しげにしているのを見れば、ジェラシーを感じ、「なんで他の男と仲良くするのだ」と怒ることもあるでしょう。
彼氏にそんなふうに怒られた女性は、「やきもちを焼くのは、それだけ私のことを愛しているからだ」と考えるわけです。
ところが、優しい彼氏は、そんなふうに感情をあらわにして怒ることはしません。
そのため、交際している女性は、彼氏の愛を確かめることができず、不安を感じた末に「別れたい」と考えてしまうのです。
男として物足りないから
「優しい性格」というのは、言うまでもなく人間にとって長所です。
優しい人間は多くの人から愛されますし、「良い人」という高い評価を得ることはまちがいありません。
しかし、優しい男性を恋愛対象として見た場合、その良い人ぶりが物足りなく感じられることもよくあるのです。
女性は、男性に対して優しさと同時に、男性としての強さも求めるものでしょう。
たとえば、「ふだんは優しいけれど、いざとなると男としての強さを見せたり、激しい言動をすることもある」というタイプの男性にひかれるのが、女ごころというものです。
もちろん、DVを振るうような男性はNGです。
しかし、暴力を振るわない範囲で男としての強さを見せる男性は、女性にとって魅力的に感じられるものなのです。
つまり、女性は恋愛に適度な刺激を求める元と考えていいでしょう。
優しい彼氏と交際していると、その刺激をえることができないのです。
はた目から見ると、「優しい彼氏とつきあっていて、うらやましい」と感じられることでしょう。
しかし、交際している女性本人にすると、「その優しさが物足りない。もっと刺激がほしい」と感じられてしまうのです。
これは男性にはほとんど見られない、女性特有の心理と言っていいでしょう。
優しさが重く感じられ、優しさにこたえられない自分が嫌に感じられるから
彼氏があまりに優しいと、それを重荷に感じるようになるケースも少なくありません。
交際をスタートさせた最初のうちは、その優しさをうれしく感じるものです。
しかし、交際がある程度長くなると、だんだんちがう感じ方をするようになります。
優しい彼氏は、女性に対して細やかな気づかいをしますし、常にいたわりを持って接します。
付き合いが長くなるにしたがって、そうした気づかいやいたわりがうっとうしく感じられ、「重い」と感じられることもあるのです。
また、「彼氏に優しくされても、自分はそれにじゅうぶんにこたえることができていない」という自覚も生まれるようになります。
彼氏に対して「重い」と感じるようになると、それだけ恋愛感情は薄くなります。
恋愛感情が薄くなれば、彼氏に優しく接することがむずかしくなります。
その結果、「彼氏からは相変わらず優しくしてもらっているのに、自分は彼氏に対して優しくすることができない。彼氏に申し訳ない」という感情が生まれるのです。
つまり、「彼氏は良い人。それに引きかえ、彼氏の優しさを重いと感じてしまい、彼氏の優しさにこたえられない自分は悪い人間」という自己嫌悪から、別れを考えるわけです。
優しい彼氏との別れ方は慎重に行動する
いかがでしょうか。
今回は優しい彼氏との別れ方とは、どういう方法があるかという事をお伝えしました。
優しい彼氏は彼女に対していろいろ気持ちを向けていると言えるでしょう。
そういう彼氏なら、彼女が送るさりげない別れのサインも、見逃さず受け止めてくれるはずですよ。