なぜ毎日毎日、同じ方向にハネるの…?
朝、鏡を見て、自分の頭髪の自由奔放さが嫌になることはありませんか。
忙しい時間帯、スタイリングに手を取られるのも腹立たしいものです。
そんなにセットに気合を入れているわけではなくても、くせ毛をそのままにして出かける人は少ないでしょう。
もし社会人であれば尚更です。
ただ、そのくせ毛、本当にどうしようもないのでしょうか?
もしかすると、ちょっとしたことで改善出来るかも知れません。
そこで今回はくせ毛を直す方法をご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
くせ毛を直す方法
- くせ毛の原因
- 日常生活の落とし穴とは
- ダイエット中のあなたも要注意
- 正しいシャンプーでくせ毛を直す
- 髪を保湿してあげる
- くせ毛の改善法
- 寝ぐせを手早く直すには
くせ毛の原因
地肌がどういう状態だとくせ毛になるのでしょうか。
1.地肌にある髪の毛の通り道が曲がっている
2.地肌にある髪の毛の通り道がギュウギュウに狭くなっている本来、健康な地肌の髪の毛の通り道はまっすぐです。そして余裕があります。しかし不健康な地肌は・・・髪の毛の通り道が曲がっていたり、ギュウギュウに締め付けられていたりします。すると、通り道が曲がった型に髪の毛が締め付けられ、その型に合うようにキューティクルがはがれ、その型のまま地肌の外に生えていってしまうのです。
出典 くせ毛の原因は地肌です
髪にうねりが出るのがくせ毛です。
うねる原因は、毛穴が歪んでいるか、あるいはその更に下の、毛根が歪んでいるかのどちらか。
そして、うねりには、先天性のものと後天性のものがあります。
先天性はもちろん遺伝ですが、くせ毛に対して、持って生まれた髪質だ、と諦めていませんか?
確かに、明らかに両親どちらかの髪とタイプが同じであれば、疑問の余地もないでしょう。
しかし、髪にうねりが出る原因は、貴方の日常生活にある場合もあるのです。
日常生活の落とし穴とは
たとえばシャンプーの際、皮脂や汚れが充分に取れていなければ、毛穴の詰まりとなります。
また、シャンプー・リンス・トリートメント類の添加物も、良く洗い流せていないなら、同じく、毛穴を詰まらせます。
逆に、それを意識するあまり、洗浄力の強い物を使用したり、洗い過ぎたりすると、今度は頭皮が、皮脂を過剰に分泌してしまいます。
そうした詰まりは、毛穴の歪みと同じ事ですので、髪のうねりへと繋がるのです。
ダイエット中のあなたも要注意
ダイエット中であっても、必要な栄養素は取らなければなりません。
カロリーばかりを気にしていませんか?
髪にも栄養は必要なのです。
そして摂取している栄養が、極端に少なければ、それは末端まで充分に届きません。
皮膚がガサガサ、爪が割れる、あるいは欠ける、髪は…もうお分かりですよね?
細った部分と、本来の太さの部分とで、質が凸凹。
これではうねってしまいます。
ダイエットと同様、不規則な生活をしている人も要注意です。
栄養状態が良くなければ、髪だって、健康に生きていけないのです。
正しいシャンプーでくせ毛を直す
地肌に汚れや皮脂がたまった状態では、生え際に障害物がある状態ですから、いくら髪をまっすぐにしようと思っても、歪みはなかなかとれません。そこで、毎日のシャンプーでは「地肌の汚れをとること」に注目しましょう。
具体的に気をつけたいポイントは以下の3点です。
1.シャンプー前の乾いた髪をコーミングかブラッシングして、あらかじめ汚れを落としておく
2.予洗いは髪を濡らすだけでなく、地肌まで洗う
3.シャンプーとコンディショナーは、どちらもしっかりすすぐ
特に大事にしてほしいのは2番です。予洗いとは言いつつも、本洗いのように丁寧に洗わないと、3番以降でもきちんと汚れが取れることはありません。
出典 自宅で簡単にできる!くせ毛を治す方法
髪を保湿してあげる
クセ毛の髪の毛に一番大事なことは保湿です。これを言うとクセ毛の人は「えっ!?」と思うかもしれません。湿度はクセ毛にとっては大的ですから、そのように感じたとしても当たりまえの事です。でもクセ毛の一番の原因は、髪の毛自体に水分が足らないために、クセ毛強くでてしまうんです。
それを防ぐためには、髪の毛にしっかりと水分を与えてあげ、それを苦さないようにすることなんですよ。また髪の毛を油分で包み込む事によって、油分が水をはじいてくれます。ですからドライヤーで髪の毛を乾かす時には、髪の毛に栄養を与えるようなムースやヘアスプレーをしてあげましょう。
出典 くせ毛を直す方法
くせ毛の改善法
毛穴の歪みや、毛根の歪み自体をどうこうすることは出来ません。
そのため、即座に、劇的に直そうと思えば、パーマ等で矯正するしかありません。
ただ、そこまででもない…という人には、手軽に試せる改善法があります。
まず、基本的なことですが、毎日のお風呂のあと、髪をしっかりと乾かす、これが一番です。
そして乾かす際、髪を傷めてしまっては本末転倒ですから、ドライヤーの前に、必ずタオルドライをして下さい。
髪全体、次に毛先、タオルで包み込むように、水気を取ります。
決してゴシゴシ拭いてはいけません。
そしてドライヤーですが、あてる際は、最低15cm以上は離しましょう。
一箇所を集中して乾かすのではなく、左右に振りながら風をあてます。
くせの気になる部分は、特に、根本から毛先へ、手グシで伸ばすようにして乾かしていって下さい。
全体をきちんと乾かすだけで、翌朝の髪のまとまりが違ってくるはずです。
寝ぐせを手早く直すには
元々のくせとは関係なしに、朝起きたら、とんでもない方向に髪がハネていた!ということもあるでしょう。
そういう時、ハネた部分だけに水やスタイリング剤をつけ、何とか直そうとしていませんか?
おそらく、なかなか上手くいかない筈です。
この場合でも、うねりは、実は根本からきているのです。
なので、面倒なようでも一番有効なのは、根本から濡らし、かつ、それをちゃんと乾かすことです。
霧吹きがあれば、それに水を入れ、しっかりと濡らし、数分でも良いので、しばらく置きます。
そして、ドライヤーで、しっかり乾かしましょう。
先にも述べましたが、このとき、きっちりと乾かすことが大事なのです。
もしも寝ぐせが頑固で、手ごわそうなら、水ではなく蒸しタオルを使うのも有効です。
蒸しタオルの作り方は簡単です。
水で濡らして絞ったタオルを、ラップに包み、電子レンジで1分程加熱すれば出来上がり。
あとは同じです。
レンジの設定によって加熱時間は異なりますから、最初は、様子をみながらして下さい。
なお、水はちょっと…でも蒸しタオルも面倒臭い、という人には、ドラッグストアなどで寝ぐせ直し専用ウォーターが売っています。
水よりは早く、髪に浸透するようですので、1分1秒でも短く!という人には、そちらも良いでしょう。
くせ毛を改善しよう
いかがでしょうか。
毎日のことなので、ついつい面倒になりがちですが、「しっかり乾かす」、これが基本です。
それから、髪のケアについて、「キューティクル」だけ気にしてはいませんか?
髪は3つの層で構成されています。
表面から順に、キューティクル・コルテックス・メジュラ。
実は、うねりに関係するのは、二番目の層、コルテックスなのです。
この層には、水分を吸収しやすいタンパク質、Aコルティックスと、吸収しにくいBコルテックスが存在します。
二つの種類のコルテックスのバランスが50:50のとき、髪は直毛となります。
しかし、そのバランスが崩れると、どちらが優勢か次第で、くせが出ます。
乾けばうねる、あるいは濡れたらうねる、などです
自分がどういった髪質なのか、そこから考え、それを補うような成分のシャンプー類やヘアケア剤を選ぶのも良いでしょう。
末端とはいえ、自分の一部なのです。
内からも外からも栄養を与え、たまには労わってあげませんか。