異性と交際していて、いちおう「恋人」と呼べる関係ではあるけれど、その相手のことを自分が本当に愛しているのかわからない、と感じている人は少なくないでしょう。
「もちろん嫌いではないけれど、本当に好きな人ではないような気もする」というケースが実際にはかなり多いのです。
そして、今付き合っている人や好きな人の事を、本当に好きかどうかという事がわからなくなったら、どうしたらよいでしょうか。
今回は本当に好きな人がわかる方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
本当に好きな人がわかる方法
会う前の自分の感情をチェックする
まず、相手と会う前の自分の気持ちをチェックするという方法があります。
本当に愛している相手であれば、「明日はデート」と考えるだけで、わくわくウキウキしてくるはず。
明日デートだというのに、別にわくわくしないし、それほど嬉しいとも感じられないという場合は、「本当に好きな相手ではない」という可能性があります。
待ち合わせの場所に向かうときの感情もチェックしてみましょう。そのときでさえ「別に楽しくない」と感じるのなら、「自分は彼(彼女)のことを実は愛していない」と判断していいでしょう。
しばらく会わないようにしてみる
自分の本心を自分で知るためには、しばらく会わないようにするという方法も有効です。
たとえば毎週のようにデートしているような関係なら、半月から3週間程度のインターバルを取ってみましょう。その間、自分がどんな気持ちになるのか、自己観察するのです。
毎週会っていた相手と会わなくなって「さみしい、会いたい」と、相手のことばかり考えるようなら、本当に好きな相手だと判断できます。
そうでなく、相手の顔もほとんど浮かばないようなら、たいして好きではない相手と考えていいでしょう。
相手と別れたときの想像をする
もう1つは、今つきあっている相手と別れたときのことを想像してみるという方法です。
たとえば、相手に別の好きな異性ができて、乗り換えられたという設定で、想像してみましょう。
乗り換えられ、振られた自分は、そのときどんな気持ちになるのか「そんなこと、考えたくない。やっぱり今の彼(彼女)とずっと一緒にいたい」と思うようなら、まちがいなく「本当に好きな人」です。
逆に「かえってすっきりして、自分も別の人を探すことができる」と考えたなら、そうではない相手と判断してまちがいありません。
相手の何に惹かれているのか考えてみる
好きな人のどこが良いのか、どういった点が好きなのかという事を考えてみましょう。もしかしたら相手本人ではなく、相手のスペックに惹かれているのかもしれません。
例えば、相手の顔が好きなのか、または社会的地位やお金があるといった事が好きなのかという事を考えてみるのです。そういう事を考えてみる事で、相手に対する本当の気持ちがわかるのです。
好きな人が良い企業に勤めているという事で相手に惹かれているのなら、もし相手がその会社をリストラされた事を想像してみましょう。
それでも相手の事を好きだと思えるのなら、相手に対する気持ちは本物と言えるでしょう。
相手の何に惹かれているかという事をよく考えてみる事で、本当に相手の事が好きかどうかという事が分かるでしょう。
デートの内容をチェックしてみる
相手の事を好きだと思っていても、その気持ちが本物かわからなくなったら、二人で過ごすデートの様子などをチェックしてみましょう。
例えばドラマに出てくるような素敵なデートを、相手は企画してくれているのではないでしょうか。
イベントごとに素敵なプレゼントをしてくれたり、デートの度におしゃれなレストランやバーに連れて行ってくれたりしてくれていませんか。
そういう場合、本当に相手の事が好きでなくても、一緒にいて楽しいので、その気持ちを好きだというふうに勘違いしてしまうのです。
好きな人とのデートが、豪華なものでなくても楽しめるようなら、相手の事を本当に好きなのでしょう。
それをはっきりさせるために、普段のデートの様子をもう一度チェックしてみるという事は、相手が本当に好きな人かどうかがわかる方法として有効なのです。
周りの評判を考えてみる
本当に好きな人が分かる方法の一つとして、周囲の評判を考えてみるというのも良い方法です。
好きな人の評判が良い場合、相手の事が本当に好きでなくても、ついその評判に釣られて好きだと思ったり付き合っていたりしていないでしょうか。
もし相手が周りの人に良い人と言われていなくても、自分なりの価値観のもとで相手の良いところを感じられるのなら、それは本当に好きと言えるでしょう。
逆に、何となく好きというようなら、周りの評判や意見に影響されているのかもしれません。
周りに評価されていなくても、相手の良さを見つけられるかという事が、本当に好きかどうかという事が分かるポイントとなるでしょう。
その人がいない時にもその人のことを考えているか
本当に好きな人のことは、好きな人がその場にいなくても頭に浮かんできてしまうものです。
ふとした瞬間に、あの人ならこういう時どうするだろうとか、面白いことがあった時にすぐに話したくなるとか、なんの理由もなくてもその人のことが頭に浮かんできてしまうとか、そんな場合は本気でその人のことが好きである可能性が高いでしょう。
逆に、直接会ったときに「カッコイイな」とか「かわいいな」と思ったとしても、普段全くその人のことが頭に浮かんでこない場合は、ただ単に好みのタイプなだけで本当に好きとは言えません。
連絡がきたら、何よりも最優先したくなる
好きな人から連絡が来たら、誰でも舞い上がるほど嬉しいものです。
テレビを見ていたり、自分の趣味に没頭している時間だったとしても、何よりまず好きな人との連絡を最優先にしてしまうでしょう。
例えば仕事中や勉強中だったとしても、好きな人から連絡が来ればそのことで頭がいっぱいになってしまいます。
また、もし好きな人に遊びに誘われたとして、同じ日に先約が入っていたら、先約を断っても好きな人との約束を優先させたくなります。
実際にどちらの約束を優先するかは別にしても、本当に好きな人なら一緒に過ごせる時間は何としても逃したくないと思うはずです。
その人がいなくなった場面を想像してみる
「この人好きかも?」という相手がいる場合は、少し強引ですが、その人がいなくなってしまった時のことを想像してみましょう。それは実際に明日にでも起こり得ることです。
「きっとショックを受けるだろうな」くらいに感じた人は、まだ本当にその人のことが好きなわけではないかもしれません。あまりその状況がうまく想像できなかった場合も同様です。
もし「その人がいなくなるなんて、全体に嫌だ」と思ったなら、あなたはその人のことが本当に好きである可能性が高いでしょう。
本当に好きだと思っている相手の存在はかけがえのないもので、他の人がいなくなってしまうのとはわけが違います。
大切な存在にはいなくなってから気づくことが多いので、そうなる前に想像力を働かせて自分の本当に好きな人を見極めておきましょう。
本当に好きな人ができたら突き進もう
いかがでしょうか。
今回は、本当に好きな人かどうかがわかる方法をお伝えしました。
相手の持っている地位などに惹かれているかどうか、もう一度自分の心の中を探ってみる事で、本当に好きな人がわかるのです。
好きな人というのは作るものではなく、できてしまうということをしっかりと理解していれば、あなたが本当に好きな人というのはすぐにわかるはずですよ。