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DV男の特徴・原因・心理

 
あなたはDV男性と出会ったり、付き合ったりしたことはあるでしょうか。

DV男と付き合うと女性はどんどん身体も心も疲弊してしまいます。

それは決して良い状況とは言い切れません。しかし情がわいてしまうとなかなか別れを切り出したりすることが難しくなるでしょう。そんなことを伝えたら何をされるかもしわかりません。

ベストなのはそんなDV男性を予め見極めることです。それができれば泥沼にハマってしまうことも防ぐことができるでしょう。

そこで今回はDV男の特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】
DVの特徴
DVの原因
DVの心理
DV女の特徴

DVの特徴

 

気が弱い

 
誰にでも自分の思っている事を言えるような人はDV加害者にはなりません。普段は気が弱く、他人にはっきりとした態度をとれない人こそ、自分よりも弱い立場の女性に暴力をふるってしまうのです。

よく、DVをする男性は、他人にはものすごく人当たりのいい人に見えたりします。なので、周囲の人が気付かない場合も多々あります。

それは、他人に対して強く意思表示ができないからなのです。人からどう思われているのか、何を言われているのかを過剰に気にしているからこそ、外面がよくなります。

その外で自分の思う通りの言動ができないストレスを、彼女や妻に暴力という形でぶつけてしまい、DVをしてしまいます。

また、彼女や妻からどう思われているのかも非常に気にします。そして被害妄想に陥り、女性が何も言っていないのにも関わらず「お前も俺の事を心の中でばかにしているんだろう!」等と言いながら暴力を振るってしまうのです。

それはすべて、その男性がもつ気の弱さからきているのです。
 

感情の起伏が激しい

 
DVをする男性は、些細な事でかっとなりつい手が出てしまいます。その反面、暴力を振るった後には急に優しくなったり、ものすごく反省してみたりと感情の起伏が激しいのです。

突然プレゼントを買ってきたかと思うと、それに驚いて女性がすぐに嬉しいという感情を表現できないでいると「せっかく買ってきてやったのに嬉しくないのか!」と怒り出したりします。

精神が不安定と言ってもいいでしょう。自分の感情をうまくコントロールできないのです。ただ、仕事場等では気が弱いためにその感情を押し殺しています。

ですがその分、気を許している人の前では、怒りをそのままぶちまけてしまうのです。

束縛が激しい

 
昔の男の事を根掘り葉掘り聞いてきたり、メールが少し遅れただけでも怒ったりと、束縛が激しいのもDV男性の特徴の一つです。

DVをする男性は、付き合っている女性のすべてをコントロールしたがるのです。携帯のチェックをするのもDV男性によくある行動です。

今彼女がどこで何をしているかを知りたいし、いつでも連絡が取れて確認できなければ気がすみません。女性のすべてを自分の支配下においておきたいと感じるのです。
 

DV彼氏はイケメンが多い

 
かっこいいから近寄ってくる女性が多く、少しキツいことを言われたりしても我慢できたりします。

DV男の特徴として、外見からは暴力が想像できないというような綺麗・可愛い男性という場合が多いです。見た目からして暴力を振るいそうな場合、近寄る女性も少なからず意識しているので、DVになる前に離れることができます。

一生懸命仕事をしていて、後輩に尊敬され、女性陣から人気の男性が、実はDV男だったなんて例もたくさんあります。
 

最初は優しい

 
出会った時の第一印象は「優しい人だった」というDV男は多いです。それは、DV男自身も最初は暴力を振るうつもりではなく、純粋に優しさを心掛けているからです。

その優しさは決して騙そうとしたわけではありません。そのため、女性も「彼がDVなんてするわけない」と言い聞かせるようになってしまいます。

徐々に彼女と意見が食い違い、自分の思い通りに動いてくれないとなると、DV男はイライラし、最終的に暴れるようになるのです。

女性は「私が何か悪いことをしたから」だと、”自分が悪い”のが原因と思い込み、DV男の機嫌を戻すことに徹します。これがDV男として悪化していくパターンです。

DV男も、最初は「俺こそごめん」と謝ったりもするでしょう。ですが、明らかに男が悪いのに女性を責めたりするようになり、女性側も納得がいかず反抗し、どうすれば良いのかわからない男は手を出すようになります。

最初の優しさを覚えている女性は、今の彼が本当の彼なのかという混乱と、優しい彼が本当の彼であってほしいという願望の狭間で悩み、すぐに周りに相談するということができなくなります。

たまに弱さを見せる

 

DV男だとわかっていても別れない女性もいます。

”私が守ってあげなきゃ”という母性本能が動くことが、理由の一つでもあります。

「この人を救えるのは私しかいない」と思うことで、

彼のDVを許してしまうのです。

自分が痛い目に合っているのに、それを許すなんてありえないと考える女性も多いかもしれません。

ですが、「このDVは一時的なものかもしれないし、それで別れるほどの小さな愛じゃない」という思いは、女性の思っている以上に大きいです。

 

DVの原因

 

自分がDVの被害者だった

 

幼い頃から家族にDVをされて育ってきた人は、同じようにDVをしてしまうという連鎖的なことが原因として挙げられます。

何をするにもDVされ、自分の意見も言えずに育ってきた人は、ずっと不満を抱えたまま生きていくことになります。

そしてDVされることが当たり前だという感覚を持ってしまった人は、知らない間に人にもDVをするようになるのです。

相手を黙らせるために、相手にいう事を聞いてもらう為に、DVをしてしまうという人は、自分がそうされてきたから。

DVされることで、何も言えなくなり、抵抗出来ないことを身をもって体験しているからこそ、人にもしてしまうようになっているのです。

DVにおいては家庭環境の影響はかなり大きく、「自分はやるまい」と思っていても、無意識にそうなってしまうことが多いのです。

 

言いたいことを言葉に出来ない

 

何かに対して意見を持っていたり反抗したいと思っていても、上手く言葉にならない人は、咄嗟的に行動に出てしまうこともあるでしょう。

例えば「あなたって○○だよね」と否定的な意見を言われた時に、言葉でそうではない説明が出来ればDVは発生しません。

しかし上手く言葉に出来ない人は、その思いを暴力などで表してしまい、結果的にDVという形になってしまうこともあります。

普段から口数が少ない人であったり、意見をハッキリと言えないという人は、ついカッとなって暴力を振るってしまうことも。

衝動的な人に多く、冷静な気持ちを保つことが出来ない人は、DVしてしまうことも多くなってしまうのです。

「そうじゃない」「違うんだ」という思いを、咄嗟的にDVという形で表現してしまう。

そして我に返った時に「ごめん」「そんなつもりじゃないんだ」と謝ってくることも多いのです。

自分が正しいと思い込んでいる

 

DVをする人の多くが、「自分は間違っていない」「自分が正しい」と思い込んでいるものです。

一般的にそれが間違いだという認識できる問題であっても、その人にとっては正しく、正当化するためにDVに至ってしまうことも少なくありません。

中には「それ違うよ」と否定してくる人もいるでしょう。

しかしどうしても自分の思ったことや考えていることを押し通したいと思ってしまうため、恐怖を与えるDVを用いて相手の口を塞いでしまうのです。

恐怖感をもった相手は、「DVされるから言えない」という壁ができ、次第に相手の言いなりになっていきます。

こうなると服従状態になり、自分の思った通りにやれる他、相手は自分の奴隷のように従うようになるでしょう。

DVである意味権力を手にしたという意識があり、自分に反発するもの、抵抗するものにはDVするようになるのです。

 

ストレス、不満を多くため込んでいる

 

DVする人の中には、「普段はとても優しいのに」と思われる人もいるでしょう。

急に人が変わったようにDVしてきたり、手も付けられないほど暴れるような人もいます。

DVする人だと分からない人から見れば、とても優しい人で、とても穏やかで、周囲に気を遣える大人な人、とプラス面しか言われないこともあります。

こうした常に「いい人」を保っている人は、我慢することも多く、いつも自分を演じている状態。

普通の人が抱えるようなストレスとは比べ物にならないくらい、ストレスを感じ、加えて不満も持っています。

それが何かしらのきっかけによって爆発してしまった時、DVという形になってしまうこともあるのです。

「いつも我慢してるのに」「黙って聞いていれば」「どこまで自分に求めるんだ」というストレスが膨らんでしまった後は、誰も抑えることが出来なくなってしまうでしょう。

DVの心理

 

自分に自信がないことが原因

 

DVを行ってしまう人の特徴は、自分に自信がない、自尊心を持ち合わせていないというものです。

自信がない原因は幼少期に親から愛情を受けられていなかったり、成長過程で何かトラブルがあったり、人間関係で傷ついたなど様々な可能性が考えられます。

いずれにせよ、自分に自信がないので、どうやって自分というものを確立すればいいのかが分からないのです。

その結果、一番自分を理解してくれているであろう恋人にDVを行うことで自分自身を確かめようとする傾向にあります。

自分がどんな存在なのかということを、他社の上に立つことで実感しようとしているのです。

これが本人の心の中だけで解決してくれればいいのですが、多くの場合はエスカレートして暴力になります。

暴力をふるうことのできる自分=他社より上に立っているという思い込みがあることが原因のことが多いです。

 

独占欲がかなり強いことが原因

 

DVを行う人は、男性であれ女性であれ、独占欲が強いことが多いものです。

付き合った人を自分のものにしたいという欲求は誰でも少なからずあるものなのですが、この感情がエスカレートしてしまうと、DVにつながることがあります。

DVを行う人は他人を取られたくないという心の裏に、「自分よりいい人がほかにいるんじゃないか」とか「他人に取られるのではないか」という不安を常に抱えています。

つまり、自分がいつ捨てられるかという恐怖におびえていることが多いのです。

ですから、言葉で相手を縛りつけたり、暴力を使ってでも相手を自分のもとに引き留めておこうとします。

自分以外の所に行ってしまうのではないかという恐怖心が、過度の独占欲を引き起こしてしまうのです。

その結果手段を択ばなくなり、暴力を振るってしまうことになります。

暴力をふるうことを悪いと思っていない

 

暴力をふるうことがDVであり、相手を傷つけるかもしれないということを根本的に理解していない人も大勢います。

両親が暴力をふるう人だった、夫婦間での暴力を目にしていた、暴力があるのが当たり前の環境で育っている場合は特にそうです。

そのような環境で育つせいで、暴力がいけないということは知識として持っていながらも、何かあった時には暴力を振るえばいいとう考え方があることも多いです。

また、映画や漫画などの影響で、暴力をふるう=男性らしいという勘違いをしている人もいます。

反対に、弱い立場の女性は、暴力をふるうことでしか男性を制御できないと考えることもあります。

いずれにせよ、暴力が何かを解決するために必要だと思い込んでいることが多いのです。

暴力をふるうことを根本的に悪いと思っていない場合はDVを治すのは困難かもしれません。

 

相手のことを人として見ることが出来ない

 

DVを行う人の特徴で多いのが、付き合っている相手を人として見ることが出来ないというケースです。

自分が好きな人=もの、というような扱いになってしまうことが多く、その人の人格や考え方を尊重することが出来ません。

付き合う=自分のものになるという認識がある場合は、相手が自分の思った通りに行動しないだけで腹が立ち、その気持ちを抑えきれなくなってしまいます。

相手が人ではなくものだと思っているので、暴力をふるったとしても罪悪感を感じません。

「自分を怒らせたから」、「そんなことをしたから」という風に、相手に非があったから自分が暴力をふるったのだと物事を正当化してしまうのです。

DVをする人は、相手に対する独占欲の強い人です。

何か意見をしたり、相手の意に沿わないことを言った時にカッと怒り出す場合には注意が必要です。

DV女の特徴

 

高学歴でプライドの高い女性

 

学生時代に誰よりも勉強をして、難関と言われる大学を卒業した高学歴な女性。

もちろんその頑張りは素晴らしいことですし、誰にもマネできることではないのですが、このような女性は子供のころから負けることを許されなかった分、プライドも高くなってしまいます。

あまりにもプライドの高い女性は、思い通りにいかないということが我慢できません。

旦那に自分のミスを指摘されれば、それだけで我を忘れるくらい激情するでしょう。

その結果、暴力で自分のプライドを守ろうとするのです。

そして、暴力で欲求が満たされることがわかると、DVがひどくなっていくというタチの悪さがあります。

暴力はさらにひどくなっていき、些細なことでも暴力を振るうようになるでしょう。

旦那さんがそこにいるというだけの理由で、DVを行うこともあるので注意してください。

 

男に対して偏見を持っている女性

 

男性に対して、男という生き物は全員浮気をする、女を見下している、家にお金を入れるだけの人間、というような、特殊な偏見を持っている女性は、DV女の特徴に当てはまります。

このような偏見はよく、男性が女性に対しても持っているもので、実際にそのような男性はDVを行うことがあります。

つまり、異性に対しての偏見は男女問わず、DVをする人間の特徴だということです。

偏見とはある意味、憎しみでもあります。

その人に対してではなく、性別に対して憎しみや嫌悪感、劣等感などを感じるのです。

そのため、実際に男性がそのような人ではなくても、その偏見を思わせる行為を行うと「やはり男はこういう生き物なのだ」という思い込みにより、強烈な怒りがこみ上げてきます。

その結果、それが暴力という形で表面化するのです。

外面が良くストレスが溜まっている女性

 

外面が良く、近所の人や旦那さんの会社の同僚、義母や義父に気に入られている女性。

男性としてはこのような人付き合いのできる女性は、理想の結婚相手かもしれませんが、そのような人がDV女である場合もあります。

外面が良い女性は、誰にでも良い顔をするため、大きなストレスが溜まってしまいます。

旦那さんとしては、そのようなことを知るよしもないので、最初はそのような付き合いをしてくれる奥さんに感謝しつつも、徐々にそれが自然となり、感謝もしなくなるでしょう。

そうなってしまうと、奥さんは本当の自分でいれる場所がなくなり、ストレスを限界まで抱え続けることになります。

そして最終的には爆発してしまい、それが暴力という形に変化するのです。

外面が良い全ての女性がそうなるわけではありませんが、特に完璧主義の人に多いので注意しましょう。

 

家庭でDVを受けていた女性

 

聞いたことがある人も多いと思いますが、DVを受けて育った人は、自分の子供や旦那にもDVを行うようになります。

このようなケースは子供にDVを行う場合が多いのですが、子供には行わず、旦那さんにDVを行うという場合もあるので注意が必要です。

DVを受けて育った人は、誰もが自分は絶対にDVを行わないと思っています。

実際にその誓いの下に、DVを受けて育っても、自分の家族にはDVを行わないという人は多いです。

しかしなかには、そのような育たれて方をしているため、子供が言うことを聞かなかったとき、または自分の思い通りにならなかったときの対処法が、暴力以外に思い浮かばなくなってしまう人もいます。

その結果、本当はダメだとわかっていながらも、暴力を振るうことになるのです。

自分ではダメだとわかっていながらDVをしてしまうというのが、少し悲しいところでもあります。

 

DV男の特徴を嗅ぎとったら近づかない

 

いかがでしょうか。

「この人はDVタイプかも・・・」と直感的に感じたら、それをまずは信じることがオススメです。

そして決して仲良くならないことが大切です。

勇気がいることかもしれませんが、

世の中にはDV男性にひどい目に合わされている女性がたくさんいることを思い出しましょう。

とにかく近づかないことが何よりもの対処法だといえます。

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