日本では、面長は美人の条件の一つですが、一方で顔が大きく見えたり、実際の年齢よりも高く見えるなどの悩みを持った人が多いです。
顔の印象はメイクで大きく変わります。
チークの入れる位置やリップの引き方をちょっと気をつけるだけで、面長を小顔に見せることができるのです。
ここでは顔のパーツ別に面長を小顔・若々しく見せるメイクのコツを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
面長が小顔になるメイク方法
- シェーディングは上下に影をつける
- チークは頬骨より下
- リップは淡い色を選ぶ
- 眉は平行な太眉
- アイメイクはやりすぎに注意
シェーディングは上下に影をつけるように
面長解消メイク、一番のポイントは、シェーディングはあごとおでこの中心だけにいれること。
シェーディングは、影を作って、その部分をへこませて見せるために使うものなので、こめかみ、ほほの外側まで、シェーディングをいれると、かえって、縦長の顔立ちが強調されます。
上と下だけ、影をつけることにより、お顔全体の長さを目立たなく、丸く見せる効果をねらいましょう。また、童顔に見せたいのであれば、シェーディングの色は、極端に濃いベージュは避けた方が無難。
出典 もう悩まない!面長を小顔・童顔に見せるメイク5つのコツ
面長を小顔に見せる一番のコツは、顎とおでこにシェーディングを入れることです。
シェーディングとは、ベージュやブラウン系のパウダーを使い顔に影を作ることで、顔の印象をかえるものです。
影になった部分がへこんで見えるので、顔の彫りを深く見せたり、フェイスラインが引き締まって見えるようにすることができます。
通常は頬の外側やこめかみにもシェーディングを入れるのですが、面長の人の場合、そこまで入れると顔の横幅が実際よりも狭い印象になり、かえって縦長の顔立ちが強調されてしまいます。
顔の上と下だけに影をつけることにより、顔の縦ラインを実際よりも短く見せることができます。
また、顔を丸く見せる効果もあるので、若々しい印象になります。
シェーディングにはフェイスブラシなど大きめのブラシを使います。
ファンデーションを塗った後、おでこの毛の生え際と顎先にのせます。
シェーディングの色は、日本人の場合、極端に濃い色は避けた方が無難です。
日本人の顔立ちは凹凸が少ないので、濃いシェーディングをつけると不自然な印象になってしまいます。
シェーディングの色は、普段使うファンデーションよりも1トーン暗い色がよいです。
チークは頬骨より下が面長さんの基本
面長をカバーするチークの入れ方は、ズバリ「頬骨より下」!
細長い楕円形をイメージしてささっといれよう。
チークは日本人の肌になじみやすいオレンジやピンクベージュ系の色がおすすめです。
日本人の肌になじみにくいピンクのチークを使うと、顔の中でチークの部分だけ浮いてしまい、頬の長さが強調されてしまう危険があります。
ただ、頬のやせが気になる人は、肌をふっくらと見せることのできるピンクチークを選びましょう。
チークを入れる場所は、頬骨のやや下あたりがよいです。
通常のチークを入れる位置よりも下の位置に入れることで、頬が短く見えます。
チークは丸くぼかすのではなく、こめかみにむかって細長い楕円形に入れます。
また、チークを入れ始める位置は通常よりも顔の内側にします。
顔の外側からチークを入れ始めると、顔がより細長く見えてしまいます。
チークブラシやフェイスブラシなど、大きめのブラシを使って、さっとひと塗りすると、塗りすぎない自然なチークに見えます。
リップは淡い色を選ぶ
リップはベージュやピンクベージュなど、ヌーディーカラーを選びます。
艶のあるリップを選ぶと、ふっくらとした唇に仕上げることができます。
レッドやローズなど、色味の強いリップは大人っぽさを強調できますが、一歩間違えると老け顔に見えてしまいます。
リップは心持ち、口角を上げるように引きます。
そうすると、目と唇の距離が近くなり、顔の縦幅が短く見えます。
顎先が長い面長の人は、リップライナーやリップブラシを使い、唇の輪郭をきちんと描きましょう。
唇をきちんと描くことで、その下の顎に視線が行きにくくなります。
もともと唇の色が赤い人は、コンシーラーで色味を消してから、リップを塗るとヌーディーカラーのリップでも発色がよくなります。
眉は平行な太眉
眉を太く平行に描く事で、顔の縦の長さを短く見せる事ができます。
細く弓なりの眉は面長を強調し、顔の縦の長さをさらに長く見せてしまうのでNGです。
濃く、くっきりとした眉はNGです。
小顔に見せるためには「少し太い」と感じるくらい、ぼんやり、ふんわりとした眉にします。
眉山は緩やかなアーチにします。
アイブロウはペンシルタイプよりもアイブロウパウダーがおすすめです。
ふんわりとした眉に仕上がります。
色味も明るめに、もし自眉の色味が濃い場合は、眉マスカラを使うとよいです。
アイメイクはやりすぎに注意しないと余計面長に見える
目をパッチリ縦に大きく広げて見せるためのアイメイク、顔をホッソリ見せるファンデーション2色使いのシェーディングテクニック、頬を痩せて見せるための斜め角度のチーク…。
これらのテクニックはどれも、さらに面長を強調してしまうので、使わないようにしましょう!
出典 メイクで脱面長。面長さん向けの小顔メイクテクニック。最大のポイントはチーク
アイシャドウはベージュやピンク、ブラウンなど、肌なじみのよい色を選びます。
ブルーやイエローなどはっきりした色味を使うと、目元、顔の上の部分に視線があつまるので、顔の長さが強調されます。
最初は、ベージュカラーを基本としたグラデーションパレットを使うのがおすすめです。
また、涙袋を強調すると、目と唇の距離が短い印象になります。
アイシャドウパレットの一番明るい色を目の下、涙袋にさっと塗っておくとよいです。
また、マスカラやつけまつげをつけるときには、目じりを強調するようにするとよいです。
顔の横幅が強調されます。
下まつげにもつけると、さらに小顔効果があります。
面長を小顔に見せるには髪型も重要
面長さんは前髪を下ろすとさらに顔の長さが分断され、小顔に見せる事ができます。
また横にボリュームを持ってくるとさらに顔の長さが分断されて見えるので、サイドにシュシュやヘアアクセサリーをつけ、フェイスラインの髪にボリュームをもたせるのがおススメです。
いかがでしょうか。
以上が、面長を小顔み見せるメイクのコツです。
一口で面長といっても、顔立ちや顔の印象は人それぞれです。
上記のメイクのコツを参考に自分の顔に合ったメイクの方法を見つけましょう。
また、面長をカバーするためには、メイクだけでなく、髪型やファッションを工夫することも大切です。
頭の上に作る大きなお団子は、顔を大きく見せてしまいます。
逆に、前髪でおでこを隠したり、顔の横にパーマをかけたふわふわの髪があると、面長が目立ちにくくなります。