あなたの周りによく不幸自慢する女性はいるでしょうか。
口を開けば自分の不幸のことばかり語り出し、悲劇のヒロインになりたがる女性は、周りの人間までも暗い気分にさせてしまいます。
自分の不幸をさらけ出しても余計気分が悪くなるはずなので、その心理を理解できない人は多いのではないでしょうか。
そこで、なぜか不幸自慢ばかりをする女性にはどのような特徴があるのか、考えてみたいと思います。
不幸自慢する女の特徴
- 自己顕示欲が強く、目立ちたがり屋
- 同情を集めることで、構ってもらえると思っている
- 「こんな不幸を乗り越えてきた」という武勇伝を自慢したいと思っている
- 実際には、そこまで不幸ではないという人が多い
- 何かと話し方が大げさ
- 聞いている相手の都合を考えない
- 「悩む材料」を常に探している
自己顕示欲が強く、目立ちたがり屋
つまらない話やよくある話というのは誰も興味を持ってくれませんし、注目してもくれないでしょう。
ですから、注目を浴びるために不幸自慢をしてしまう人というのはいます。
不幸話というのは同情してもらうことができますし、自分の話に興味を持ってもらうこともできます。
特に面白い話がない場合や、自慢話もできないような時は、不幸自慢で人々の関心を得ようとする人はいるでしょう。
男性が女性の関心をひきたい時に、過去の不幸を自慢話として持ち出してしまうようなこともあるでしょう。
不幸自慢は、自己顕示欲と関わりがあると言われています。自己顕示欲とは自分を周囲の人にアピールしたい、自分は他の人とは違う人間だということ認めてもらいたいという欲求のことで、この欲求が強い人ほど目立ちたがり屋なことがあるようです。
つまり不幸自慢をする人は、人よりも不幸な自分を見てほしい、自分は他の人とは違う不幸な人間であるということを、他人にアピールしたがっているということ。なぜ不幸自慢をする人は、本来なら人に自慢できないようなことを自慢し、それを他人に見てほしがっているのでしょうか。
出典 「貧乏」「モテない」……不幸自慢をする人は、実は自己顕示欲が強い
同情を集めることで、構ってもらえると思っている
自分の不幸自慢をする女性は、「自分に同情して欲しい」という願いを潜在的に持っています。
彼女たちにとって「同情される」ということは、「自分を気に掛けてくれている」ということと同じです。
人から構ってほしいため、何かと自分の不幸自慢ばかりを語り出すのです。
本当ならば「同情される」ということは、自分を惨めにさせるため、嫌う人が多いはずのことです。
しかし、不幸自慢をしたがる女性は、自分を惨めにしてでも、他人から同情され、構ってほしいのです。
不幸自慢をする女性の根底には、「もっと自分に構って」という願望があります。
「こんな不幸を乗り越えてきた」という武勇伝を自慢したいと思っている
不幸自慢をする女性の中には、自分の今までの不幸を、自信満々で語る人も少なくありません。
「私はこれだけの不幸を乗り越えてきた」という武勇伝を、他人に自慢したいのです。
言ってみれば、不幸自慢をする女性は、自己顕示欲が非常に強いのです。
「数々の困難を乗り越えてきた」ということを自慢し、自分が凄い人であることを暗にアピールしているのです。
なので、不幸自慢をして、自分が期待している賞賛を周りから受けられなかった場合、途端に虫の居所が悪くなってしまうというのも、彼女たちの大きな特徴です。
実際には、そこまで不幸ではないという人が多い
不幸自慢をする女性は、「実際にはそこまで不幸ではない」という場合も少なくありません。
彼女たちが不幸自慢の中でアピールしたいのは、「不幸な出来事」ではなく「自分自身」です。
そのため、自分をアピールしたいがために、演出も交えながら話すこともよくあります。
なので、「そこまで大袈裟に不幸な人生ではない」というのが大きな特徴です。
本当に不幸の真っただ中にいる人は、精神的にも余裕がないですし、嫌なことには触れたくもない、というのが本音です。
しかし、自分の不幸を「自慢話」として語る女性は、自分の存在を誇示したいだけなので、「本当に不幸なのか?」と疑われてしまうこともよくあります。
何かと話し方が大げさ
不幸自慢をする女性は、「ドラマチックな悲劇」を好む傾向があります。
そのため、自分の不幸のドラマ性を強調するために、わざと大袈裟に話すという特徴もあります。
話の内容を誇張することはもちろん、変に熱のこもった語り口調だったり、長々と語ったりして、聞いている人間をトコトン疲れさせてしまいます。
又、自分の不幸話がネタ切れになると、話をわざと「盛ってしまう」傾向があるため、どこまでが本当でどこまでが作り話なのかがわからなくなることもよくあります。
そのため、周りからだんだん信用を失っていってしまうのです。
聞いている相手の都合を考えない
不幸自慢をする女性は、「自分の話を聞いてもらいたくて仕方がない人」です。
そのため、相手の都合も気持ち一切考えず、延々と自分の話ばかりをし続けるのが大きな特徴です。
自分の話をおとなしく聞いてくれそうな人を選び、その人に対してずっと語り続けるのです。
言ってみれば「自己中心的」です。
自分が構ってもらいたいという理由だけで、他人を振り回してしまうのです。
但し、自分の話をおとなしく聞いてくれなさそうな人には、一切寄り付かないのも特徴です。
「悩む材料」を常に探している
不幸自慢をする女性は、今現在これといった不幸がなかったとしても、重箱の隅をつつくように「不幸になれそうな材料」を探しながら生きているのが特徴です。
平穏な状態であっても無理矢理悩みを探し出し、「苦しんでいる自分」に酔っているのです。
本当ならば、そこまで悩むべきことでもないのに、わざと遠回りして考える癖があり、自ら不幸を作り出しているのです。
そして、新たに自分で生み出した悩みや不幸をネタにして、他人にアピールして回るのです。
これは、長年染みついた「思考の癖」とも言うべきものです。
余程自分が意識して考え方を直さない限り、彼女たちの「悩み苦しむ人生」と「悩み苦しむ自分に酔う人生」は、永遠に続きます。
不幸自慢する女は寂しがりや
いかがでしょうか。
不幸自慢をする女性は基本的に、寂しがりやです。
どうにかして人から構ってほしい・注目してほしいという気持ちが強過ぎるため、「不幸や苦しみ」という状況の中にいたがるのです。
これは、孤独感から少しでも逃れたいと思ってしまうがゆえの、屈折した行動なのです。
本当に心が満たされない限り、不幸自慢をどんどんエスカレートさせていってしまうのです。
その話を聞いてあげることは良いことですが、自分もそのネガティブさに引きずられないように気をつける必要があります。