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妥協して付き合う恋愛の6つのメリットとデメリットとは?

妥協とは、実際にはちゃんとした理想があるのだけれども、今の自分の環境や状況をよく考えると、どれか一部のことを諦めることなどによく使われる言葉です。

こうして妥協した結果、恋人ができて付き合うことになったというケースもよくある話です。

しかし、恋人ができた!やったー!という単純な話なら良かったのですが、実際はそういうわけではないから困ったものです。

そこで今回は妥協して付き合う恋愛のメリットとデメリットについてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

妥協して付き合う恋愛のメリット

 

この人と付き合ってよかったと思うレベルが下がるので、全てが嬉しくなる

 

恋愛に妥協は許せないという人がいるかもしれません。

しかし、世の中に自分の出す条件にぴったりという人がいるでしょうか。

少なからず何らかの妥協をしなければ、お付き合いをすることは難しいのです。

そして少し妥協をしてみるとよかったと思える点がたくさんあるのです。

そのうちの1つが、この人で良かったと思える基準レベルが下がるということです。

つまり妥協で付き合う時には、相手に期待をしている事柄が少ない可能性が高いです。

この人だったら、こんなことできなくても仕方ないか…、期待しても無理かな…と妥協した相手に自然にわく感情です。

そう感じているときに、自分の予想以上に相手がいろいろな気遣いをしてくれたら?また自分を喜ばせるポイントを知っているとしたら…。

自分の予想に反して起こる事柄には、びっくりしますし、嬉しさも倍増します。

そのため妥協して付き合った場合、相手に期待をしていないので、もし何かしてくれると嬉しいということが大きなメリットなのですね。

始めから期待していない分、全てのことに反応できるようになるでしょう。

それが、妥協して付き合う恋愛のメリットなのです。

自分が強気に出れるというメリットがある

 

自分が好きで好きでたまらなくて、何度も告白をしてやっと付き合えたという恋愛の形があります。

告白をしてやっと恋が実ったという場合、自分と付き合ってもらっているという感覚を植え付けます。

付き合ってもらっているという感覚があると、自分が相手よりも仕立てに出ることが多く、立場としては対等に考えられないのですね。

また凄く好きであれば、こんなことを言って嫌われたらいやだから、彼には何にも言えないということもあるのですね。

そのため、付き合うことは嬉しいが、我慢することが増えたり、ストレスがたまることもあるのです。

しかし妥協をした恋愛をする時、自分の方が強気な立場で相手に接することが出来ることもあるのです。

例えば、こんなことを言って嫌われたらいやだという感情もあまりないので、相手にストレートに気持ちを伝えることができます。

また相手の方が自分のことを好きだったら、相手が自分のペースに合わせてくれて、自分は自分のペースを崩す必要がないことも多いのです。

そのために妥協して付き合うと、あまり我慢をせず、のびのびとした恋愛が出来る可能性が高くなり、それが大きなメリットです。

 

妥協した付き合いでは、美味しい思いが出来ることもある

 

自分の好みに合った人を見つけるのはとても難しいことです。

なぜなら、全ての好条件を備えた人は、少ないからなのです。

そんな時には、自分の相手に求める条件の中で優先順位をつけなくてはいけません。

例えば経済的に余裕があることを重視して相手を選ぶという場合もありますね。

もしもルックスやスタイルが自分の好みとは大きくかけ離れていたとしても、経済的に豊かであるということに妥協して付き合うと、美味しい思いが出来ることも多々あります。

ルックスやスタイルを重視して、お金のない男性を選んでしまったらどうですか。

見た目は好みなので、一緒にいると楽しいかもしれませんが、あまりお金がなく、インドアなデートばかりでつまらないという場合もあるかもしれませんね。

しかし反対に妥協する部分をしっかり決めて、その部分だけを追求していけば、美味しい思いをできる付き合いが出来るのです。

女性にとって、付き合いをする時は、好きという感情も大切ですが、損得を考えることも少なくありません。

妥協して付き合いをするメリットは、得を重視して選ぶと、自分にメリットが多い恋愛が出来るという点なのです。

自分を飾る必要がなく楽につきあえる

 

好きで好きでしょうがない人と交際を開始すると、誰でも「自分をよりよく見せたい」と思うものです。

相手にも自分のことを大好きになってもらうため、背伸びして自分を飾りながら付き合うことになるわけです。

無理をしながら交際するのですから、これは精神的に疲れます。

その点、妥協して付き合う恋愛の場合は、そうした背伸びをする必要はありません。

何も無理に相手に好きになってもらう必要はないのですから、「ありのままの自分」を見せることができるわけです。

たとえば、ケンカをしたようなときも、無理に頭を下げ、焦って二人の仲を修復する必要はないでしょう。

妥協して始めた恋愛なため、「もし、うまく行かなくなったら、いつ別れてもいい」という意識を持ちますから、そうした焦りとは無縁でいられるのです。

相手のことが好きであれあるほど、「絶対に別れたくない」と思い、そのために精神的に無理をすることが出てくるでしょう。

しかし、妥協して付き合っているのですから、そんな思いをする必要はまったくないのです。

つまり、自分を飾る必要もなければ、相手との関係を修復するために必死になる必要もなく、精神的に楽に交際できるというのが、妥協して付き合っている恋愛の大きなメリットということになるでしょう。

 

嫉妬や会えない寂しさなど「恋の辛さ」を味わなくてすむ

 

恋愛は楽しく幸せなものです。

しかし、相手に対する恋愛感情が強ければ強いほど、「恋の辛さ」も味わうことになってしまうのが、恋愛のやっかいなところと言っていいでしょう。

たとえば、嫉妬心。

相手のことが好きであれば、どうしてもジェラシーを感じることが出てきます。

相手が他の異性と親しくしているのを見ると、つい嫉妬してしまうのが人間心理というものです。

そして、「他の異性に気持ちが移ってしまうのではないか」と心配し、「もしかして、浮気しているのでは?」と不安になるわけです。

好きな人と交際していれば、誰しも一度や二度はそうした嫉妬を感じることがあるでしょう。

妥協して交際しているケースは違います。

そもそも、相手に対する恋愛感情は希薄なのですから、そうした嫉妬を感じることはありません。

嫉妬心だけではありません。

好きな人と交際していれば、どうしても「会えない寂しさ」を味わうことになります。

特に、仕事などで忙しく、なかなか思うように会えない場合、相手のことを考えて、苦しい気持ちになってしまうこともあるでしょう。

妥協して始めた恋愛の場合は、「会えれば会えたでいいし、会えなければ会えないでかまわない」という意識を持つことができますから、そうした恋の辛さを味わなくてすむのです。

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相手の良いところがだんだん見えてきて、意外に長続きする

 

妥協して異性と付き合い始めた場合、当然、相手に対する評価は低いポイントからスタートします。

大好きな相手であれば、「100点満点」かそれに近い高いレベルからのスタートになるはずです。

それが、付き合ううちに相手の欠点やアラが見えてきて、だんだん点数が下がっていくのが、ふつうの恋愛のパターンと言っていいでしょう。

妥協してスタートした恋愛はそれとは逆です。

スタート地点での相手への評価は50点か60点だったのが、交際していくうちに、だんだん相手の良いところが見えてきて、点数が上昇していくわけです。

大好きな相手と恋愛する場合は、「交際していくうちに、嫌なところが目につくようになった」というケースが多いのに対し、「だんだん相手の良いところが見えてきた」ということになりやすいのが、妥協して始めた恋愛の特徴なのです。

たいして好きでもない相手だったのが、少しずつ点数がアップし、やがて恋愛感情が育っていく可能性があるわけです。

したがって、結果として、強い恋愛感情を持ってスタートした恋よりも、意外に長続きすることが少なくありません。

これも、妥協して付き合う恋愛の大きなメリットと言っていいでしょう。

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妥協して付き合う恋愛のデメリット

 

自己中心的な付き合い方になり、自己嫌悪を抱くこともある

 

妥協して付き合うようになった恋愛では、自分の方が相手よりも優位に立っているような心理を抱いてしまいがちです。

「別にそれほど好きでもないけど、付き合ってあげている」という意識を持ってしまうわけです。

そういう意識があると、どうしても自分本位、自己中心的な交際になってしまうでしょう。

自分が好きなタイプのデートをし、自分の好みの飲食店を選ぶというスタイルの付き合い方になり、相手の希望や好みを無視する形になってしまうことが少なくありません。

また、「会うか会わないか」も、自分の気分次第ということになってしまいます。

こうした交際の仕方をするのは、相手に対して失礼であると同時に、人間的にあまりほめられたことでないことは言うまでもありません。

そのことをふだんは特に意識しなくても、何かの時に、ふと客観的に自分の付き合い方を見つめることもあるでしょう。

あるいは、相手から不満を聞かされたり、親しい友達に指摘されて、自分の自己中心的な付き合い方に気づくことがあるかもしれません。

そんな時、「自分はなんて身勝手な交際をしているのだろう。人間として最低だ」と感じることもあるでしょう。

このように自己嫌悪を感じることがあるのが、妥協して始めた交際の大きなデメリットなのです。

空しさを感じることもある

 

時として、空しさを感じることがあるのも、妥協して付き合い始めた恋愛のデメリットの一つです。

恋愛感情があまりなくても、付き合っている以上、二人で過ごす時間が当然出てきます。

デートがそうですし、旅行に行くこともあるかもしれません。

会っていなくても、電話でおしゃべりすることも当然あるでしょう。

つまり、恋愛というのは、「二人だけで過ごす時間を持つこと」でもあるのです。

そんな時、恋愛感情が薄い場合、「これって、無駄な時間ではないのか?」と感じてしまうことが少なくありません。

特に、お泊りデートや旅行などで長い時間いっしょにいたり、しょっちゅうデートしたりすると、「時間の無駄」と感じやすくなります。

つまり、二人で過ごすことに空しさを感じてしまうわけです。

さらに言うと、デートや旅行にかけたお金を「無駄」と感じることもありえるでしょう。

交際相手とデートして、「もったいないことをした」と感じてしまうのは、ばかばかしい話です。

二人の時間に空しさを感じ、いっしょにいることにかけたお金を無駄と感じるのは、どう考えてもデメリットと言うしかありません。

 

恋愛のときめきや楽しさを味わうことができない

 

「妥協して付き合ってるけど、別に、空しいとか無駄だとは感じない」というケースもあるでしょう。

相手に対してそれなりに好意を抱いていれば、いっしょにいる時間を「無駄」とは感じないことも、確かに少なくありません。

しかし、その場合でも、恋愛につきものの「心のときめき」を感じることはむずかしいはずです。

恋愛というのは、相手のことが好きでしょうがなく、会う前にはどきどきし、会う瞬間にはワクワクし、会えば心ときめくものです。

そうした強い高揚感を抱くことができるのが、恋愛の醍醐味、恋の楽しさと言っていいでしょう。

しかし、妥協して付き合っている恋愛の場合は、そうした強い感情の動きを味わうことができません。

相手と会うことが別に嫌でなく、デートもそれなりに楽しいと感じられる場合でも、恋愛ならではのときめきや喜びを感じることはできないのです。

いわば、異性の友達と交際しているという感覚に近いと考えていいでしょう。

恋人のいない友人などからは「うらやましい」と思われても、人からそう思われるほどの喜びを感じることができないのが、妥協して始めた交際のデメリットということになるでしょう。

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本気の出会いを逃してしまう

 

妥協して付き合っているとしても、相手とは恋人関係です。

そこへの思いが本気であろうと妥協であろうと、付き合っていることには変わりがないため、仮に他の異性を好きになっても、別れない限り恋を進めることは難しくなります。

妥協して付き合っている恋人がいる場合であっても、そこで合コンや出会いの場に行ってしまったら、相手にとって「浮気」という捉え方をされます。

恋人である以上は、「浮気したでしょ」と責めたてられても仕方がなく、こうした問題を回避するために出会いの場に出向くことをやめる人もいるでしょう。

ただ、こうした理由から、本気の出会いを逃している可能性もあります。

「恋人から怒られるから」という理由で、出会いの場から避けていたり、気になる人を諦めていては、本気で人を好きになるチャンスを逃してしまうかもしれません。

寂しいから、誰かと一緒にいたいからという気持ちから、妥協して恋人を作ることは、自分の本気の出会いを逃してしまうデメリットが出てきてしまいます。

恋人がいることで行動に制限が出てきたり、気持ちをセーブしたりと、余計なブレーキをかけてしまうことで本気を逃してしまっているのなら、無駄な交際になってしまうでしょう。

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堂々と付き合うことができない

 

仮に、全然タイプじゃないけど、言い寄られたから付き合ったというパターンの妥協だとしましょう。

自分の好みの顔でもなければ、性格も良いと言えるほどでもない。

そんな妥協の思いを持ちつつ、恋人と街を歩いている時に、バッタリと友達に会ってしまう。

そこで「あれ?○○の恋人?」と聞かれても、自分が理想とするタイプでもなければ、性格もいまいちという恋人を、堂々と「恋人なんだ」と紹介することはできないでしょう。

その友達からも「こんな人好みだったっけ?」と思われてしまう。

逆に自分も「こんな人好みだと思われたくない」という妥協した思いが強く出てきてしまい、恥ずかしい気持ちすら持ってしまう。

こんな状態で付き合っていても、お互いにとって成長しないし、相手にとってとても失礼だと言えます。

妥協して付き合ってしまうと、「この人と付き合ってます」と堂々とできない面がデメリット。

自分が本当に好きな人であれば、その人のことをリスペクトする気持ちを持てるのに対し、妥協していることでリスペクトはできないのです。

その思いが堂々とできない理由であり、妥協して付き合うことのデメリットとも言えるでしょう。

自分自身が成長できない

 

妥協して付き合う恋愛の最大のデメリットは、自分自身が停滞し成長できないという点です。

恋愛では、相手によって自分も多くの成長が生まれます。

「相手からもっと好かれるために頑張ろう」「今よりももっと素敵になろう」と、「好き」があるから頑張れることが多くあり、自分でも知らないうちにどんどんと成長していきます。

時に喧嘩もするものの、そこには「好きだから理解してあげよう」という気持ちがあり、自分とは異なる意見に耳を傾ける姿勢も出てきます。

ただ、相手に対して本気の「好き」がなかったら、「理解してあげよう」という気持ちまでは持てません。

「またそんなこと言ってんの」「いつまでたっても意見が合わない」と、いつまでも自分の考えを基準にしてしまい、聞き入れるということができず、自身の成長は期待できません。

あらゆる意見や生き方を吸収することで、人は成長し、視野や価値観も変わってくるものです。

妥協して付き合うことには、こうした成長は期待できず、個々の考えが交わるなく平行線を保つだけ。

それによって理解しあえることがなくなり喧嘩が多くなり、付き合ったことを後悔してしまうことも少なくないのです。

 

妥協して付き合う恋愛でも幸せになれる

 

いかがでしょうか。

妥協という言葉があるから、何となく悪いイメージがついてまわるかもしれませんが、決して悪いことではありません。

妥協とはハードルが下がるということなので、それだけ間口が広がります。

すると今まで見えてこなかった人たちが見えてくるようになり、その中からあなたにぴったり一致する人がでてくるかもしれません。

妥協せずに理想ばかりを掲げている人こそ、うまくいかないものですよ。

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