若返りホルモンはできるだけ積極的に出したいものです。
出せば出すほど、どんどん若返っていったり、老化を防ぐことにつながるので、女性だけでなく男性も興味があるのではないでしょうか。
しかし、実際にはどうしたら若返りホルモンはでるのか、いまいちわからないという人も少なくありません。
そこで今回は若返りホルモンを分泌させる方法についてご紹介していきますので、ぜひあなたが普段行っていることがあるかどうか確認しながら参考にしてみてください。
若返りホルモンを出す方法
- 若返りホルモンとは
- 空腹時を作ってあげる
- スクワットで若返りホルモンを出す!
- よく噛んでから飲み込む
- 寝る前に糖質を摂らない
- 睡眠時間や入眠時間を意識する
若返りホルモンとは
成長ホルモン(若返りホルモン)は脳下垂体から分泌される、人体の成長や代謝などをつかさどるホルモンのことです。
15歳から20歳の間に分泌のピークを迎え、その後は加齢とともに減少していきます。その分泌量は40歳で20歳の時の約40%、80歳を超えると5%にまで減少してしまいます。成長ホルモンが出なくなると心臓の機能が低下し、血流が悪くなる、新陳代謝が悪くなるといった悪影響が現れ、肌にも多大なダメージを与えます。
通常、成長ホルモンは16歳頃をピークに分泌量が次第に減少していきます。ところがアメリカなどでは、美容整形の分野で、この成長ホルモンの特性に目をつけた若返り治療が行われています。成長ホルモンを注射や経口で補充することで、筋肉や骨の萎縮を防ぎ、体脂肪の増加を抑え、たるんだ身体が引きしまって筋肉質に変わり、肌に張りが出てきます。成長ホルモンを補充すると、60歳前後の人でも10歳ぐらい若く見えることが可能なのです。成長ホルモンは若返りホルモンといえるでしょう。
出典 若返りホルモンダイエット
空腹時を作ってあげる
人間の身体は、朝起床して日光を浴びると脳からセロトニンというホルモンが出て、交感神経が活動を始めます。さらに1日の活動を始めると脂肪が燃焼する回路になり、空腹状態になります。空腹状態になると成長ホルモンが増量し、若返り遺伝子である「サーチュイン遺伝子」が発動。さらに血管を掃除してくれる善玉ホルモンの「アディポネクチン」が分泌されます。
空腹状態になればなるほど、身体が肌の調子を良くしようと動き出します。ですから、だらだらと間食するのをやめて、1日2~3回、きっちりと「お腹が空いた状態」を作ってあげることが大切です。
スクワットで若返りホルモンを出す!
成長ホルモンと似た働きがある! と話題の新しいホルモン「マイオカイン」をご存知ですか?
成長ホルモンが脳下垂体から分泌されるのに対し、マイオカインは筋肉から分泌。しかも、下半身の4か月以内に新しくできた筋肉を使うことでしか出せないという曲者です。
だから、こまめにスクワットなど下半身の筋トレをし、筋肉を壊して入れ替えていくことが必要なんですね。
出典 若返りホルモンがダブルで分泌! 「スクワット」は究極の美容法
実は、スクワットをすると脳から成長ホルモン(若返りホルモン)が分泌されます。
この成長ホルモンには、脂肪を分解したり、お肌を修復、再生してくれる力があります☆
美肌をつくるためには、シンデレラタイム(眠りについてからの3時間)が重要!と言われるのは、成長ホルモンの分泌がこの時間に行われるからです。それほど美容にも効果絶大の成長ホルモン。なんと!眠っている間だけでなく、筋トレ後にも分泌されるんです!それも、筋トレを行った後だと、安静にしているときの100倍~300倍も分泌されるそうなんです!
出典 新常識!スクワットと若返りホルモンの密接な関係って♪?
よく噛んでから飲み込む
噛むことで唾液の分泌量が確実に増える。その唾液には、全身の皮膚や血管の細胞を活性化させ老化を防ぐ唾液腺ホルモンのパロチン、消化酵素であるアミラーゼ、発がん物質を減少させるペルオキシダーゼなどが含まれている。
また、咀嚼に関係する神経や筋肉の働きによって、噛み合わせの異常は、姿勢の悪化や歩行困難、頭痛、腰痛のような自律神経失調症状を引き起こすといわれている。噛み合わせがおかしいために不定愁訴が起こり、それを改善したら症状が消失することは昔から知られている。
寝る前に糖質を摂らない
「食事」で、成長ホルモンの分泌を
著しく減らしてしまうことがあります。それが、
寝る前に糖質を摂ることです。糖質というと、ビール、アルコール類、ご飯、パン、麺類、
甘いものなど、です。こういった糖質は、体の中に入ると
血糖値をグーンとあげます。それを処理するためにインスリンというホルモンが
分泌されます。このインスリンが血液中に残っている間は
「成長ホルモン」は分泌されないんです泣ですから、お酒を飲んだ後に、ラーメンや
お茶漬けを食べて寝るというパターンは
超最悪です
睡眠時間や入眠時間を意識する
「睡眠」・・・・・午後10時~午前二時の美肌のゴールデンタイム中がピーク。就寝してから3時間のあいだに肌の修復、身体の修復が盛んにおこなわれる。しかし10時に就寝する事のは難しいという方は、12時半までに就寝出来る様に心がけましょう。
出典 今はまだ若くても・・・老化を防ぐ「若返りホルモン」の出し方
最近、寝る前にスマートフォンを使っている方も多いかと思います。しかし、寝る前のスマートフォン利用には要注意です。このスマートフォンの画面からは、ブルーライトと呼ばれる、エネルギーの強い光がでています。
ブルーライトは目の奥の網膜まで到達し体内時計を狂わせる、身体にとって刺激の強いもの。寝る前にブルーライトを見ることで交感神経が活性化し脳が興奮してしまうため、寝つきが悪くなってしまいます。画面を見る時間が長い人は、ブルーライトのコーティングシールを貼るなどして対策し、部屋をしっかり暗くして良質な睡眠をとる事を心掛けましょう。
出典 今はまだ若くても・・・老化を防ぐ「若返りホルモン」の出し方
若返りホルモンはちょっとした習慣で分泌させよう
いかがでしょうか。
若返りホルモンというと、規則正しい生活をきっちり送らなければ分泌されないと思っている人もたくさんいることでしょう。
しかし、実際にはそこまで難しいものではありません。
その場でできるスクワットであったり、糖質を控えたりすることは誰でもできますよね。
そうした意識の差が、毎日の差になり、十年後二十年後の差になります。
まずはできることからで構いませんので、少しずつ日々の生活に取り入れてみましょう。
きっと綺麗なままで歳を重ねることができるはずですよ。