恋愛は「楽しい」や「嬉しい」という気持ちばかりでいたいのに、どうしても「悲しい」や「腹が立つ」という気持ちもついてきます。
どのようなタイミングで喜怒哀楽のどのスイッチが入るのかは、付き合いながら少しずつ知っていくしかありませんが、中でも特に判断が難しいのは「怒り」の感情です。
これくらいなら大丈夫だと思ってしたことで彼氏がひどく不機嫌になったり、自分にとっては何気ない言葉で彼氏が烈火の如く怒り出したりした経験がある人も多いのではないでしょうか?
そこで、彼氏を怒らせた理由を事細かにあげながら、同時に怒らせないポイントというものを見つけていきましょう。
彼氏を怒らせた理由と仲直りの方法
無意識に見た目を貶してしまった
男性女性に関わらず、見た目を貶すのは「怒って下さい」と言っているようなものだと思ってまず間違いありません。
特に、男性には良くも悪くも強いプライドがあるので、自虐ならまだしも、誰かに貶されてそれを軽く流すというのがとても難しいのです。
「身長低くて可愛い」などの言葉は、たとえ褒め言葉のつもりだったとしても非常に危ないです。
例えるなら、混ぜるな危険と書かれてあるものをジャブジャブ混ぜてしまうようなものです。
「そこまで気にしていないだろう」と無意識に判断して、無邪気にコンプレックスを突いて彼氏を怒らせてしまった――といったことのないように、その手の話をする際には十分注意しましょう。
なお、身長以外に、薄毛、体型、顔などに関する話も同様です。
彼氏の友達をよく言わなかった
・「彼の友だちに変わった人がいたので、ズバリ『変な人だね』と言ったら、友人を悪く言うなと叱られました」(31歳/自動車関連/事務系専門職)
・「耕平という名前の彼に、耕して平らにするって名前面白い~と笑ったら、マジ切れされました。人の名前をバカにしてしまったので、さすがに私が悪いです。そのあとすぐにフラれたので、やっぱりそれも原因になったのだと思います」(27歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「彼の母と兄嫁さんのトラブルの話を聞き、『それはお義母さんがおかしいよね』と正論を言ったらキレた。『ママを悪く言うなんて許せない!』だったのでしょう。トラブルの内容は、彼母が普通にお兄さんと結婚しただけのお嫁さんを『泥棒猫』と罵った、という内容だったので、どちらが悪いかは明確なはず」(31歳/小売店/販売職・サービス系)友だちや家族、名前などの話題は要注意。悪意がなくても、悪口のように聞こえてしまうことが多いですよね。
出典 実は地雷!? 彼を怒らせてしまった、私の何気ないひとこと「また覚えてないの?」「何か用?」
喧嘩中に昔のことを蒸し返してしまった
付き合っていると、喧嘩をしてしまうことはどうしてもあります。
お互いに不満があり、聞いてもらいたい願いがあり、自分は悪くないという気持ちがあってぶつかるのですが、そこで女性がついやってしまいがちなのが、昔のことをいろいろと蒸し返すことです。
「こないだもそうだったじゃない!」や「あのときもこうだったよね?」というように、自分の中に残っていた過去のモヤモヤを記憶から引っぱり出して、細かい日時や当時の台詞付きでぶつけてしまうのです。
すると、男性側は怒りのゲージが一気に上がり、大抵「覚えているわけないだろう!だいたい過去の話は関係ない!」と言い返してきます。
こうなってしまうと、今回の喧嘩の原因からズレて蒸し返したことの是非についての話になり、解決が極端に遅くなってしまいます。
わがまま
私は外でのデートだけだとキスとかくっついたりとか出来なくて寂しいのと、誕生日当日に少しでも会いたい気持ちから、「待ってるから仕事が終わってからでも泊まりに来てほしい」とワガママを言ってしまいました。
それが彼をかなり怒らせました。「仕事で大変なのに、泊まることを強要するな。明日会えるんだから十分だろ。」といった感じで。
彼の職場から私の家まで車で5分程度だし、次の日の朝から会う予定なのだから、そこまで負担ではないだろうと勝手に思っていました。
出典 彼を怒らせてしまいました。全て私のせいですが
嫉妬させるようなことを言ってしまった
異性と雑談をしたことや、理由があってやむなく送ってもらったことを、会話の中でさり気なく口にした瞬間に機嫌が悪くなったというケースもよくあります。
多少なりとも、自分だけの特別な人だという独占欲は持っているものですからね。
ここで、ムスッとしてしまった彼氏に「それくらいで不機嫌にならないでよ」と追い討ちをかけるのはNGです。
嫉妬させるつもりで言ったわけではないにしても、やはり異性と関わった話を不機嫌にならずに聞ける人はなかなかいないからです。
不機嫌になるのはそれだけ好きでいてくれているからだと前向きに捉えると、嬉しく感じられるかもしれませんよ。
もちろん「異性と一言も喋るな」や「異性と目を合わせるのも禁止」などの、あまりにエスカレートし過ぎた嫉妬には要注意ですが。
彼氏を怒らせたときの仲直りの仕方
ケンカ中に彼の怒りの感情をヒートアップさせてしまう原因のひとつは『私は絶対に悪くないから謝りたくない!』と、「絶対に譲ろうとしない」態度。
もし彼も『俺は悪くない』という主張を曲げなかったら?仲直りは不可能に…。このような「意地の張り合い」はケンカを長引かせるだけ!
彼が機嫌を直してくれないと『なんで一言ゴメンなさいって言えないのか?』と、もともと彼が怒っていた原因以外のことで、またケンカが起きてしまいます。
短期間でケンカを終わらせるために!
・潔く謝る!
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※素直に謝ってきた彼女を許さない彼氏は少ない。
出典 彼氏を怒らせた時、ちゃんと許してもらえる仲直りの方法!
怒りを鎮めるためにすべきことは、次の4つに従って心から謝罪する事です。
a)速やかにする
b)120%自分を悪くする
c)言い訳をしない
d)許しを請うたり、要求をしたりしない
出典 彼氏と上手に仲直りする方法は?~あなたが怒らせた時の謝り方
大切なことはすぐに、迅速に謝ることです。怒らせてしまって、喧嘩をしたら翌日には謝りましょう。
あまり期間を空けてしまうと結局時間が解決してくれるので、あまり効果はありません。相手の心情にこちらが謝ったという事実を強く残すためにも、こちらからすぐに謝りましょう。
男性は女性に真摯に謝られると、それ以上に文句を言いたてたりはできないものです。まずはケンカしているという事実を一旦落ち着かせるためにも、素早く迅速に謝ることは非常に大切なことです。
もし日が空いてしまっていたとしても、できる限り早く謝りましょう。時間がたって気まずくなったので、こちらから折れたと思わせないためにも。
出典 謝り方に迷ったら!彼氏を怒らせたときの適切な謝り方とは
彼を怒らせてしまって険悪なムードになってしまったからと言って、直ぐに謝るのは絶対にやめましょう。
何に対して怒らせてしまったのかハッキリしていない状態で彼氏のご機嫌を取るだけの謝罪は逆効果だからです。例えば何が原因か分からないまま謝罪するとします。そこで彼から「俺が何で怒ってるかわかる?」と言われたときに、キチンと説明出来なければ本当に分かっているのか?と彼はとっても怒りますし、話す事も嫌になるでしょう。
分からないまま謝罪していると、どんどん溝が深まり相手をするのも馬鹿馬鹿しいと思われます。
そんなことにならないために、出来事を時系列で書いていって下さい。どこで彼を怒らせてしまったのか直ぐに分かるでしょう。
彼氏を怒らせた理由と仲直りの方法6つ
・無意識に見た目を貶してしまった
・彼氏の友達をよく言わなかった
・喧嘩中に昔のことを蒸し返してしまった
・わがまま
・嫉妬させるようなことを言ってしまった
・彼氏を怒らせたときの仲直りの仕方
彼氏を怒らせた理由の多くは、自分がされても怒るものでもあります。
ですから、どうされると自分は腹が立つのか、どう言われると自分は腹が立つのかをできるだけ意識するようにしましょう。
それを心がけていれば、穏やかな付き合い方の答えというものがきっと見えてくるはずです。
せっかく好きで付き合っているわけですから、不要な衝突は少しでも避けて、回避できた分だけふたりで楽しむ方向に時間を費やして、存分に愛を育みましょう。