昼寝を習慣にしている人は少ないかもしれませんが、実は昼寝には美容や健康面の他、ダイエットにも効果があるといわれ最近注目を集めています。
スペインではシエスタといわれ、昼寝は一般的な習慣として人々の生活に取り入れられています。
実は世界的には約半数が昼寝をしているとも言われ、最近では昼寝を推奨する企業も増えてきています。
美肌にも効果があるといわれる昼寝ですが、一体どれほどの効果が昼寝にはあるのでしょうか?
そこで今回は、昼寝の効果、肌編をご紹介いたします。
昼寝の効果、肌編
昼寝に隠された効果
昼寝がもたらす最大の効果は、なんといっても疲労回復です。
筋肉や目の疲れが取れるだけではなく、その効果は肌にまで及びます。
肌のはりを保っているコラーゲンやケラチンなどを生成する肌細胞は、日中に浴びた紫外線や乾燥によって傷付いてしまいます。
寝不足で肌が荒れてしまうのは、疲れ切った肌細胞が肌のはりを保てなくってしまうからなのです。
昼寝をすると成長ホルモンが分泌され、コラーゲンなどの生成が促されることでお肌のはりが蘇ります。
美肌以外にも効果がある
朝から集中して仕事や勉強をしていると、お昼過ぎの時間帯には脳はクタクタになってしまいます。
この時間帯に眠気を抑えるのに苦労したことがある人は多いのではないでしょうか?
脳が疲れている時というのは集中力も衰えて、作業効率も一段と下がってしまいます。
そこで短い昼寝をすることで、脳を休ませると共に、脳に蓄積された様々な情報を整理する効果があります。
そのため、眠いのを我慢しながら作業を続けるよりも、一度昼寝を挟んだ方が、頭がすっきりして集中力も増し、作業効率が上げることができます。
効果的な昼寝の時間
昼寝の最適な時間は20分とされています。
30分以上眠ってしまうとレム睡眠に入ってしまうため、脳や体が起きずらくなってしまうのです。
また、20分以上眠ってしまうと夜眠れなくなってしまうこともあります。
夜の睡眠は成長ホルモンが最も分泌される時間帯なので、この機会を妨げないためにも、20分程度の浅い睡眠が最も効果的です。
昼寝の直前には紅茶やコーヒーなどを飲んでおくと、目覚めの時間にちょうどカフェインが効いてくれすっきり目覚めることができます。
昼寝をすると太る?
「食べたあとに眠ると牛になる」
なんて言われていますが、これは本当なのでしょうか?
実は、寝る事よりも睡眠不足で太ってしまうケースの方が多いのです。
睡眠不足になると、食欲を増進させるホルモンであるグレリンが増加して食欲を抑えるレプチンが減少してしまいます。
睡眠不足の場合はそうでない場合に比べて、食事量が300キロカロリーも多くなると言われています。
昼寝をすることで、睡眠不足が解消されるので、余分なカロリーを体が求めなくなります。
むしろ寝た方がダイエットには効果的なのです。
昼寝カフェや昼寝サロンが人気!?
最近では都内を中心に、昼寝カフェや昼寝サロンなども続々とオープンしてきています。
昼寝の効果を実感し、その効果に注目する人が増えてきているのかもしれません。
女性のためのおひるねカフェcorne(コロネ)
すきま時間にごろね ねむいとき、つかれたとき少しだけおやすみできる場所それが、女性のためのおひるねカフェcorne(コロネ) 輝き続ける女性の、睡眠・食事・美容をサポートします。
出典 女性のためのおひるねカフェcorne(コロネ)
女性専用なので、1人でも気軽に入れるところが嬉しいですね。
マヒカマノ
ハンモックのショールームを兼ねている、客席がハンモックのカフェ
出典 マヒカマノ(PRONTO)
豆の焙煎からこだわったオリジナルコーヒーやハーブティ、野菜を中心とした体に優しい食事やスイーツが楽しめます。
ASIAN BREEZE
マッサージ&カフェ・アジアンブリーズは、タイ古式マッサージ ・リフレクソロジー・アロマオイルマッサージを始めとしたアジアのマッサージと、マッサージ後もゆっくりとお過ごし頂けるカフェを併設したお店。
foot&body care ZZZ
忙しい都会の暮らしに、ちょっと心と身体を休めるための”うたた寝”を提供
出典 foot&body care ZZZ
昼寝カフェはマッサージが受けられたり、体に優しいフードやドリンクを提供しているお店も多く、リラックスするには最適のスペースではないでしょうか。
昼寝は美肌に効果がある
いかがでしたでしょうか。
以上が、昼寝の効果、肌編です。
ご紹介した通り、昼寝には嬉しいメリットがたくさんあります。
実際に昼寝を取り入れて業績を上げた企業や、試験の合格率を上げた学校まであります。
その上美肌にも効果があるとなればやらない手はないかもしれませんね。
お昼過ぎの20分のお昼寝習慣、是非はじめてみてはいかがでしょうか。