あれだけ憧れた結婚。
したくしたくて仕方なかった結婚。
しかし蓋を開けてみると、あれ、これが結婚なの?と思うことが多々あることは、どうしても避けられないものです。
こんなはずじゃなかった!結婚ってこんなものなの?
結婚すれば毎日がバラ色になるんじゃないの?
後悔する人は後を絶ちません。
では、そのような人はいったいどんなときに結婚を後悔してしまうのでしょうか。
その瞬間や理由、エピソードをご紹介していきますので、ぜひあなたも共感できるものがあるかどうか、確認しながら最後までご覧ください。
結婚して後悔したと感じる代表的なもの
(1)家事・育児の分担
(2)相手の育ちや環境が与える人格不和
(3)コミュニケーションの取り方
(4)お金や時間に対する価値観の齟齬
(5)相手の両親との付き合い
(6)子育て哲学の違い
出典 1万人のビジネスパーソンが結婚で後悔している6つのこと
結婚して後悔する瞬間
焦って結婚して、相手を良く知らないと感じたとき
私のささいな一言に怒ります。
暴力はないですが、怒ると怒鳴られます。
結婚前、親は「もっと時間をかけて」と言ったのですが、夫には「今決めなければ、他の人を探す。
誰と結婚しても、多かれ少なかれ不満はあるものだ」と言われ、私もこの年になるまで、恥ずかしながら誰ともお付き合いをしたことがなかったので、自分のことをこんなに好きになってくれる人はこの先きっと現れないだろうと思い、年齢のこともあり、あせって決断してしまいました。
一緒に歩いているとさりげなく車道側に立ってくれたり、エスカレーターに乗るときは先に乗せてくれたりと、今まで男性にやさしくされた経験がなかったため、すっかり有頂天になってしまいました。
この人とずっと一緒にいたいというより、一緒にいてラクということと、結婚にあせっていたのだと思います。
結婚相手が結婚前には見せなかった本性を見せたときに後悔する
結婚前に付き合っているときは「最高」にみえた自分のパートナー。
この人と結婚すれば間違いない、絶対に幸せになれる、そう感じる相手だったはずなのに。
人は何かを手に入れるとスッと気が抜けてしまうことがあります。
「結婚」と「結婚相手」を手に入れた瞬間に緊張の糸がほどけてしまうのです。
結婚前は自分をよく見せようとしてどうしても見せたくない自分の欠点を隠す人が多いもの。
そういう相手をパートナーとして選んでしまった場合、結婚してから相手の本性に気づいてしまいます。
結婚前は家事を何でも手伝ってくれたのに、結婚した途端に家ではゴロゴロしている。
結婚前は自分のためにプレゼントを選んでくれたのに、今はなにもくれない。
付き合っているときはあんなに甘い言葉をたくさんくれたのに、今はとても素っ気ない。
本当は違うなら最初からそう言って欲しかった!あれは一体なんだったの?
そんな相手の本性を見た瞬間に結婚を後悔します。
結婚を後悔するのは裕福で幸せそうな家庭を目にしたとき
毎月の生活がきつく、食費や雑費を切り詰めて生活している自分の家庭。
毎月細かく家計簿を付け、通帳とにらめっこをしながら過ごす月末。
少しでも安い食材を求めてあちらこちらのスーパーを渡り歩き、家に帰るとぐったりしてしまう。
働きたいけど子供がまだ小さいから難しい、毎月ぎりぎりの生活が本当にストレスになっている。
夫は仕事から帰ってくると疲れきっていて会話もままならない、家計の相談をしたいのに・・。
今月もきついから少し理解してもらいたいけどとてもじゃないけど言える雰囲気ではない。
こんな風に精神的に追い詰められた毎日を送っているとそれだけでも結婚生活が辛く感じます。
そしてさらにそこに追い討ちをかけてくるのが「他人の幸せ」です。
たまたまスーパーで会った近所の奥さんは高そうな食材をカゴにどんどん入れていく。
私なんてそんな高いものボーナスが出たときでも買わないのに!
値下げ品ばかりを買う自分が恥ずかしくて声をかけたくてもかけられない。
別の奥さんはいつも素敵なファッションでかっこよく決めている。
自分はいつもお決まりのパーカーとジーパン、差がありすぎて涙が出てくる。
このように裕福で余裕があり幸せそうな他人の家庭の様子を垣間見てしまった時、思わず結婚を後悔してしまいます。
自分の自由を奪われたと感じたときに結婚を後悔する
結婚前はお互いを尊重し、やりたいことをやれるよう配慮していた二人。
お互の自由を確保することがお互いを思いやることと認識し実行できていた二人。
しかし、結婚するとその中心は「生活」を維持することとなり自由が効かなくなります。
「今日は○○があるから飲みに行かないで早く帰ってきてね」
「週末は子供が○○に行きたいというから連れて行ってくれる?」
「○○に行きたいと言ってたけど、今月お金がきついからしばらく我慢してくれる?」
結婚生活の中にはこんな風にやりたいことが制限されてしまうことが多々あります。
人間は毎日の生活で感じるストレスを発散することで自由と開放感を感じるもの。
しかし、生活を維持するために、家族のためにそれらを我慢することが増えるのが結婚です。
結婚していなかったら拘束されないのに、いつまでも自由だったのに。
こんな風に考えてしまう瞬間に結婚を後悔してしまうのです。
結婚して家族から相手にされないときに後悔する
大好きな相手と結婚し、子供が生まれ幸せに暮らすのが結婚!そう信じていたのに・・・。
家にいてもなんだか落ち着かない、家族との会話がない。
みんなそれぞれの毎日に忙しく、誰も自分を構ってくれない。
夕食の時間もそれぞれの生活時間が違うからみんなバラバラで食卓に揃うことがない。
最近会話もないし、話しかけても「ごめん、もう寝るね」と相手にしてもらえない。
なんだかやるせない気持ちでいっぱいになり悲しくなってしまう。
結婚して家族になるってどう言う意味だったんだろう?
家族にとって自分の存在意義はどこにあるのだろう?
こんな空虚感を感じたときに結婚を後悔してしまいます。
女性が結婚を後悔する理由
夫が家事・育児に協力的でないとき
夢にまでみた結婚と子供が手に入って天にも昇る気分でしたが、後悔の始まりだったんですよね。
子供が産まれてもあまり子育てに参加せず、夜はパチンコや飲み会。酔っぱらって帰宅することも多々。
若い旦那だから仕方ないと納得しようとしていますが、友達の旦那が育児や家事に協力的だという話しを聞くと凹みます。
それでも離婚しないのは、やっぱり金銭面が大きいです。
出典 既婚者に聞く!彼氏と結婚した後の後悔とそれでも離婚しない理由
旦那がマザコンだと発覚した時に後悔する
実はうちの旦那、マザコンなんです。
結婚するまで気付かなかったんですが、風邪を引いただけでも看病に来るんですよ。
時々お小遣いもあげているみたいだし、二人で旅行へも行きます。
旦那は嫌がりもせず、むしろかまってもらうと嬉しそうにしていて見ていて気持ち悪いです。
でも私は、離婚を考えたことはありません。
だって、年齢的にまた新しい恋を探して結婚してというのは難しいと諦めているからです。
出典 既婚者に聞く!彼氏と結婚した後の後悔とそれでも離婚しない理由
男性の主な結婚して後悔すること
結婚しなければ良かった、と思うことがあると答えた男性は22.2%。
意外にも、女性の25%よりも少ない結果となった。
回答でもっとも多かったのは、自由にお金を使えない、自由に1人の時間がもてない、自由に遊びに行けないなど、「自由がない」というぼやき。
独身時代と比べて、自分のために使えるお金や時間が減ったことに、諦めがつかない人がほとんどだった。
「趣味が楽しめない」「小遣いが少ない」「思い通りに生活できない」と、結婚すると確かに制限も増えるもの。
「家族をもつことはそういうものだと思う」といいながらも、やはり不服そうな様子だ。
夫婦ゲンカをして意見が衝突した時も、「結婚しなければ良かった」と感じる瞬間らしい。
出典 男性が結婚を後悔するとき -「1人の時間がない」「嫁が冷たい」「毎日」
自分の気持ちと折り合いをつけるのは難しいものですよね。
結婚して後悔する前に相手を見極めよう
結婚相手の条件で一番重要視したいのは、友達の数。友達が多いということは、周りの人間から信頼が厚いということ。
周囲からの評価が高いということは、人間性が優れているということになります。
ただし、薄っぺらい人間関係が多いのではなく、心からの深い付き合いがある友達が多い人は、優しさがあり尊敬できる部分も多いのではないかと考えます。
いかがでしょうか。
結婚したらこんなに素敵な毎日が訪れるはず!
結婚すればとにかくそれで自分の生活は大丈夫!
そう憧れて結婚したはずなのに、なぜか今の自分は結婚を後悔している。
では、なぜそんな風に思うようになってしまったのでしょうか?
よくよく考えてみると、結婚はゴールではなくスタートなのです。
スタートに何が大事なのか、そこをよく考えてから結婚に挑むべきだったのかもしれません。
結婚は生活に変わります。
そこをよく考えて前に進めば、素敵な結婚生活が待っているはずです。