あなたの周りに癒し系男子と呼ばれるような男性はいるでしょうか。
癒し系男子が身近にいるだけで、その場の雰囲気が柔らかくなったり、穏やかな気持ちになったりするものですよね。
多くの女性に人気がある癒し系男子ですが、どのような特徴があったり、行動をしたりするのでしょうか。
そこで今回は癒し系男子の特徴をご紹介しますので、ぜひあなたの周りの癒し系男子と比較してみながら最後までご覧ください。
意外な共通点があるかもしれませんよ。
癒し系男子の特徴
聞き上手で、否定しない
女性が「癒し」を感じる男性は、話を聞くことが上手です。話を聞くだけではなく、女性の話を否定することもほとんどありません。
話を聞くだけなら誰でもできそうですが、女性が求める「話し相手」というのは、意見や分析、説教が欲しいわけではなくただ共感してほしいのです。
女性同士の会話では、相手に否定的な意見を言うことはほとんどなく、むしろ話し相手に否定されたり共感してもらえなさそうな話題は避ける傾向があります。
共感してほしい話題だけを選んで会話に持ち出しているといってもいいほどで、女性同士と同じとまではいかなくても、聞き上手な男性のこの「話を聞いてくれる」「こちらの話を否定しない」という部分に癒しを感じるのです。
性格が穏やかで話し方が優しい
癒し系男子は、性格が穏やかです。人は穏やさに癒しを感じるものですから、このような人が持っている静かで落ち着いた雰囲気に、癒される、ほっとする感じを受けるのです。
人は周囲の視線を多少なりとも気にして、周囲に合わせて自分を「こう見せよう」という努力をするものです。
そうすることで周囲の視線や言動から自分本来の姿を隠して、周囲からのプレッシャーを弱めているのです。
そういう「よそいきの自分」は本来の自分の姿とは異なっていることも多いため、そのギャップが大きいほど人は疲れます。
癒し系男子は穏やかな性格をしているため、人を傷つけるような言動は好まないことから、他人へのプレッシャーも強くありません。
そのために口調も穏やかなことが多いものです。
自分を傷つけるようなことはしない、とわかっているからこそ、その存在に癒されるのです。
下心が見えない
女性は男性の下心にはとても敏感で、何気ない言葉の中にも気配を感じ取ることができます。
しかし、癒し系男子は女性に対して下心を見せません。
興味がないわけではないのですが、穏やかで人を傷つけることを好まない性質ですから、自分から女性に対してガツガツいくことはないために、言葉などに下心の気配がにじみ出ることがあまりないのです。
下心が見えないということは、心理的な駆け引きの必要もないので、安心して付き合うことができるのです。
また、穏やかな性格の上に誠実さを持ち合わせているので、浮気をするということもありません。
自分を裏切らないという安心感があります。
女性にとって安心感がある、そばにいてほっとできる存在の男性、それが癒し系男子なのです。
良く見ている
積極的な行動ではないかもしれませんが、実はこの「良く見ている」という特徴が最も大切なものの一つであると言っても過言ではありません。
疲れていたり、ストレスがたまっていたりすると、それは表情や姿勢、口調などに表れてくるものです。
癒し系男子はこの様な兆候を見逃しません。
そして、疲れていたり元気がなかったりした時はすかさず行動に移していくのです。
実際に話しかけたり、気遣ったりという関わり方で相手には癒し系男子という印象を与えますが、タイミングがずれていてはそれもただうざいだけになってしまいます。
適切な関わりを適切なタイミングで出来ることが癒し系男子の必要十分条件なのです。
気遣いが出来る
気遣いという言葉は良く耳にしますが、それが一体どういうものなのかと言うと、結構人によってばらつきがあるのではないでしょうか。
女性がされたい気遣いと言うのは、ただ闇雲に体調を心配されたり、悩み事をしつこく聞くことではありません。
ほっといてほしい時にはほっといてくれて、ストレス発散したい時にはそれに付き合ってくれて、泣きたい時はしんみりと話を聞いてくれる、このような状況にあった関わりをしてくれる人こそが気遣いの出来る癒し系男子となることが出来るのです。
男性は、時に積極的に行動しがちですが、放っておいてほしい時にそっとしておくことも気遣いのうちのうちの一つなのです。
「良く見て」いればきっと気遣いが出来る癒し系男子になれることは間違いありません。
共感力が高い
共感という言葉も良く聞かれますが、これも実践するのが難しいことの一つです。
しかし、癒し系男子はどの人もこの共感力が高いです。
では、共感力とは一体何なのでしょうか。物事は大きく分けて客観的事実と主観的事実に分けることが出来ます。
例えば、デートの時にクレープを食べたとします。このクレープを食べたと言うのが客観的事実です。しかし、彼女はアイスクリームを食べたと本当に思い込んでいます。これが主観的事実です。
共感力とは客観的事実よりも主観的事実を大切にする姿勢のことを言います。
彼女がどんなにつじつまの合わないことを言ったとしても、それが彼女の主観的な事実なのです。癒し系男子は必ず彼女の主観的事実を尊重します。
女性を論破しようとする姿勢などは言語道断です。
性別に対して区別をしない
癒し系男子は、男はこうあるべき女はこうあるべきといった固定観念を持っていません。
ですから性別を問わず誰に対しても穏やかに接しますし、家事は女性の役割だなどと無理に押し付けることをしないのです。
これは女性にとっては非常にラクな相手です。
何しろ女性だから女らしくだとか、女性は料理ができて当たり前だといった考えを持っていないのですから、無理に背伸びをせずに済みます。
癒し系男子はあまり男っぽいところがない分、傲慢だったり押しつけがましいところがないため、女性の方も男性だということをあまり意識せずに安心して一緒にいられるというわけですね。
ただし男らしい男性が好きな女性からしてみれば、少々物足りなく感じるかもしれません。
まったく異性であることを感じさせないのが癒し系男子ですので、その点がメリットにもデメリットにもなりうるということでしょう。
変に格好つけようとしない
癒し系男子は女性の前だからといって、無理に格好つけたり強がったりしません。
一般的な男性はどうしても女性の前だと格好良いところを見せようとしたりデキる男であろうとするものですが、癒し系男子は自分の弱みを見せることにもそれほど抵抗がないのです。
このように誰の前でも自然体でいられるのが癒し系男子の特徴で、女性の前だからといって背伸びをしないところが親しみやすさを感じさせてくれます。
無理に格好つける男性よりも、弱い部分もすべてさらけ出してくれる男性の方が、女性にとってはホッとできるのかもしれませんね。
さらに自分の前で弱みだったり素の部分だったりを見せてくれる癒し系男子と一緒にいると、女性だって自然体でいることができますから、その点こそが癒し系男子と呼ばれるゆえんなのかもしれません。
常にニコニコと穏やかな表情を崩さない
癒し系男子は、滅多なことで怒ったり声を荒げたりすることがありません。
常にその表情は穏やかでニコニコとしているのです。
そしてもちろんその表情と同じように、心の中も穏やかですから、女性は一緒にいて安心できます。
そもそも癒し系男子と呼ばれる男性は、中性的な外見をしている人も多いですから、あまり異性を感じさせません。
そのうえで表情がいつもニコニコしているのですから、癒し系男子は女性にとって居心地の良い相手となるでしょう。
またこのように表情が穏やかだと、周囲も近寄りやすいし声もかけやすいですよね。
他人に対して壁を作ることがなく、誰に対してもわけ隔てない態度で接してくれる癒し系男子ですから、それこそその笑顔で周りを癒してくれることでしょう。
ましてや笑顔は伝染しますから、周りをも笑顔にさせてくれるのです。
無邪気な一面を持っている
時に子供っぽかったり無邪気な一面を持っているのが、癒し系男子の特徴です。
例えばスポーツやゲームの勝ち負けにムキになったり、一つのことに熱中して周りが目に入らなくなってしまったりと、まるで子供のような行動をすることがあるのです。
これは一歩間違えたらただ子供っぽいだけで大人になりきれていないといったことになるのですが、癒し系男子はそんな一面も女性から可愛いと支持されます。
なぜなら無邪気で子供っぽいところがあるとはいえ、それで女性を振り回すようなことはないからです。
決してわがままを言うのではなく、女性に対する気遣いも忘れてはいません。
そのうえでたまに無邪気な振る舞いをするのですから、誰だってそんな可愛い一面を見たら癒されるというものですよね。
こうした良い意味での無邪気な部分を持っているのが、癒し系男子なのです。
癒し系男子は恋愛対象なりやすく、モテる
いかがでしょうか。
あなたの周りの癒し系男子に共通するような特徴などはあったでしょうか。
癒し系男子が身近にいるとそれだけでストレスが軽減されたり、気持ちが楽になったりするものですよね。その効果は女性にとっては計り知れないでしょう。
よって自然とその癒し系男子に依存してしまったり、親近感を感じすぎてしまう傾向がかなり強いといえます。これが癒し系男子がモテる所以かもしれませんね。
しかし女性の中には癒し系男子はあくまでも癒し系だとして、恋愛対象にならないという人も決して少なくありません。
もちろん男性の好みは人によってバラバラなので一概に間違いなく癒し系男子はモテる!ということは難しいかもしれませんが、恋愛対象だと考えている女性はそれ以上に多いのが事実ではないでしょうか。
とはいってもそれは癒し系だから・・・という理由ではない場合もありますが、その取っ掛かりは癒し系だからこそ親しくなりやすいと考えて間違いないでしょう。
もしかしたらあなたもいつの間にか癒し系男子にハマってしまう日が来るかもしれませんよ。