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せっかちな性格の人の3つの特徴と直す方法とは?

せっかちな性格の人とは、常に急いでいたり、何か行動を起こすときに確認作業を怠って先へ進もうとするような人のことです。

そんなせっかちな人は様々な場面で損をしたり、手痛い失敗をする傾向があります。

やはり早い段階で改善するに越したことはありません。

そこで今回はせっかちな性格の人の特徴と直す方法についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。

せっかちな性格の人の特徴

 

マルチタスクが得意だが完成度は低い

 

せっかちな人は何をするにもスピード重視ですから、同じ仕事をするにも、他の人より早く完了させることができます。

また、とにかくやらなければいけないことはできるだけ早く終えようとするため、一度に複数のことを行うマルチタスクが得意という特徴があるのです。

たとえば、3つの料理を作るとしましょう。

せっかちな人は、1つの料理を仕上げてから、次の料理を開始するというやり方はしません。

それでは、すべてを完了させるために時間がかかってしまうからです。

「一刻も早く料理を終わらせたい」と考えるために、2つ、もしくは3つの料理を同時進行でこなそうとするのです。

その結果、3つの料理をすべて仕上げるまでの時間は、ふつうの人よりも早くなります。

しかし、残念ながらその仕上がりの完成度はけっして高くありません。

急いだ分だけ雑な仕事になりますから、味付けがイマイチだったり、盛り付けに気を配らなかったりすることが多いのです。

これは、仕事においても同様で、一度に複数の仕事をすることは得意でも、完成度が低く、イージーミスを犯しやすいというのが、せっかちな人の仕事の特徴ということになるでしょう。

「待つこと」が大嫌い

 

せっかちな人には苦手なこと、嫌いなことがいくつかありますが、最も苦手で大嫌いなのは「待つこと」と言っていいでしょう。

せっかちな人が嫌う「待つこと」には、主に2つの種類があります。

1つは「順番を待つこと」。

たとえば、ラーメン好きのせっかちな人がいたとしましょう。

ラーメンが大好きなのですから、評判の名店やテレビなどで紹介された話題の店のラーメンを食べてみたいと思っています。

しかし、そうしたラーメン店は多くの場合、行列ができるものです。

せっかちな人は行列に並んで順番を待つことが大嫌いですから、ラーメンを食べたいと思っても、順番待ちに耐えられず、諦めてしまうことが少なくありません。

これは、レジ待ちをする場合も同様で、たとえば、コンビニやドラッグストアーのレジに並んでいる時、その列が数人であってもすぐにイライラしてしまうのです。

もう1つは「人を待つこと」。

せっかちな人は人と待ち合わせると、約束の時間よりも早くついてしまうという傾向があります。

気が急くために早めに到着してしまうわけですが、待つことが苦手なために、相手が現れるまでの時間が苦痛に感じられて仕方ありません。

イライラしながら待っていますので、相手が遅刻するとカリカリした態度を取ってしまうのです。

常に時間を気にしているためのんびりできない

 

せっかちな人には、「精神的に時間に縛られている」という特徴があります。

仕事や作業をしている時は言うまでもありませんが、それ以外のプライベートな時でも、常に時間を気にしてしまうのです。

そのため、たとえば、何も予定のない休日でも、家でのんびり過ごすということができません。

休みなのですから、別に何をしなければならないということはないでしょう。

にも関わらず、時間を気にして「もう、こんな時間だ。こうしてはいられない」とあせりを感じてしまいます。

そして、無理にでも用事を作って、家事をしたり外出したりするのです。

楽しいこと、好きなことをしている時でも、その心理は変わりません。

たとえば、仲の良い友達と遊びに行った時でさえ、時間を気にしてしまうのです。

アミューズメントスポットで遊んでいたり、ショッピングを楽しんでいても、時間に縛られていますから、「そろそろ帰ろう」と友達を急かすのです。

人といっしょの時でさえそうなのですから、一人で行動している時は、とにかく早く帰ろうとし、早く帰ったら帰ったで、「なにかしないと」とあせってしまうのが、せっかちな人の困った特徴ということになるでしょう。

せっかちな性格を直す方法

 

ゆとりのある行動を心掛ける

 

いつもどこか焦っていて落ち着きがないと、せっかちな性格になってしまいやすいです。

やりたいことがたくさんあって整理できない、とにかく時間がない、我慢ができずに考えなしに行動してしまうなど、せっかちな人は基本的にゆっくりと待つということができません。

そもそも待つという行為自体がストレスになってしまっているので、根本的な意識改革が必要です。

慌ててばかりいてもいい結果は出ません。

やりたいこと、行動したいことがあるのであれば、準備をしっかりと行って時間にゆとりを持って実行に移すことが、結果的に成果を出すための時間短縮になることを知ることが大切です。

どんなときにもゆとりを持つこと、ゆったりと過ごすことができる時間を設けるように意識をしましょう。

「時間がない」と感じるのであれば、それは「ない」のではなく「自分で作ろうとしていない」だけです。

せっかちな人はどんなことも急いで片付けようとしてしまうので、行動の優先順位をつけて後に回せるものは後に回し、明日できることは明日やるなどどんどん隙間の時間を作るようにしてください。

ゆとりさえできればせっかちになる必要もなくなります。

計画的に動いて余計なことはしない

 

あれもやりたいこれもやりたいと、あれこれ考えすぎてしまうのがせっかちな性格の人の悪い癖です。

急いでいろいろなことをやりたがるのに、こうした人はどんなことをしてもミスが多くなってしまいます。

ですので、一つ一つの物事を確実にこなしていくということを身につけていくことが肝心です。

とにかく考えすぎてしまうきらいがありますので、あまり先々のことを意識しすぎずに、その日のうちにできることだけを完璧にこなしていくように頑張っていくことが大切です。

たとえば、1日の始まりにスケジュールをしっかりと立てて行動をシミュレートする、それ以外のやりたいことはあくまでも時間的な余裕ができたときだけに留めておく、そうすることで1日の内容を濃く充実したものにすることができます。

計画したスケジュールでこなせなかったことがあればまた次の日に組み込めばいいだけですし、やりたかったことができなくても特に問題が起こらなければ、それは焦って行わなければならないことではなかったということです。

先走らなくてよかったと考えて、せっかちに片付けようとせず後回しにしてしまいましょう。

相手と歩調を合わせることを考える

 

せっかちな人の欠点は、先走りすぎてしまう行動が周囲の人の迷惑にもなってしまうところです。

何かをしようと思い立ったときには、周りにいる人や一緒に行動を起こそうとしている相手がどう考えているのかに注意を向けてみてください。

決して自分本位で我がままな振る舞いにならないように配慮していかなければなりません。

一人で突っ走ってしまいがちだからこそ「歩調を合わせる」ということに人一倍気をつけていかなければならないのです。

せっかちだという自覚があるのであれば、これまでの自分の振る舞いが周囲の人にどう思われていたか一度振り返ってみましょう。

多くの場合、呆れられたか慌しい振る舞いを注意された経験があるはずです。

相手の反応見てきちんとペースを合わせる努力ができていれば、失敗も少なくなり、イラつかせたり迷惑をかけることもなくなります。

まずは自分の行動が周囲にどう映るのか、どう見られているのかを意識することが必要です。

性格上、人と足並みを揃えることは難しいでしょうが、後から恥ずかしい思いをしないように訓練だと思ってやってみてください。

 

せっかちな性格は改善できる

 

いかがでしょうか。

せっかちな性格の人は、始めから「自分はこういう性格なんだ」と割り切って行動している部分があります。

これでは一生せっかちは直らないでしょう。

本気で直したいのであればやはり常に目に見えるところに自分はせっかちであることを自覚させるようなメモなどを用意しておくと、いざというときに冷静になれます。

人は意識をするだけかなり変化する生き物ですので、それをうまく利用すれば比較的楽にせっかちな性格を直すことができます。

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