元カノに会いたいときというのはいったいどのような心理が働いているのでしょうか。
恋愛において、女性というのは、意外とさっぱりしているものです。新しい彼氏が出来たら、過去の恋に振り返るということはめったにしない傾向があります。
しかし、男性の心理の中には、元カノをどうしても、すっぱり切るということができない人が意外に多いのが現実ではないでしょうか。
男性は、時に、元カノに無性に会いたくなる動物であるとも言えます。その気持ちを抑えることができずに、メールやLINE(ライン)などで連絡をとってしまうこともしばしば。
そこで今回は、男性が元カノに会いたくなるときや心理、その理由などをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
元カノに会いたい心理と理由
元カノのことがどうしても忘れられない時
特に、女性の側から男性に別れを告げたカップルの場合、振られた男性は、なかなか、元カノを忘れる事ができないものでしょう。
男性は、自分が振ったほうであっても元カノを忘れることができない動物であるのに、自分が振られた立場であったら、なお更、どのように、今までの、彼女への気持ちを何もなかったことにすればいいのかという術が全くわからないのです。
どんなに努力しても、元カノのことが毎日、頭から離れず、一目、元カノを見るだけでもよいから、なんとか元カノの側に行きたいという心境になります。
そんな時、男性は、つい元カノに連絡してしまう傾向があるのです。
当然といえば当然の話かもしれませんが、元カノに未練がいっぱいの男性は、元カノに会いたくなります。
今の彼女とうまくいってない時
男性に新しい彼女ができて、お付き合いをはじめたとしても、男性というのは、新しい物を前にして、古い習慣をつい思い出してしまう生き物であるといわれています。
つまり、新しい彼女がすることなすこと、元カノと比べてしまうというわけです。
これは、よく、新婚カップルの旦那さんが妻に、おふくろの味を要求して喧嘩になる時の心理に似ていますよね。つまり、男というものは、慣れ親しんだもので安心する傾向にあるのです。
今カノの行動が自分好みでないと思い始めたとき、男性は、元カノを思い出します。そんな時、元カノについ連絡をしてしまう男性も多いのが現実なのです。
元カノが不幸だと知ったとき
これは、男性のほうが、元カノを振った場合に多いのですが、男性は元カノを振ったことで、罪悪感を感じている場合があります。
その別れの原因が今の新しい彼女であればなお更、男性は、見えない罪の意識に苦しむことになることでしょう。
そんな中、元カノが、失恋のショックのあまり、仕事をやめてしまったり、病気になったり、はたまた、元カノの周りで不幸なことが起きて現在、元カノが幸せな日常を送っていないというような情報が入ってしまったら、男性は、元カノの側に行って支えてあげたいという心理になります。
しかし、この場合の男性の本心は、本当に、元カノが大切で、元カノのために行動したいのではないケースが多々あるのです。
その理由としての多くは、自分の罪を軽くするために、または、自分が元カノに与えたダメージを払拭したいというものです。
残念ながら、このような男性は自分勝手な人が多いとも言えます。
元カノを思いださせるものに触れた時
何度もお伝えしていますが、男性というのは、思い出や懐かしさに弱い動物です。
元カノにもう愛情がなくて、別れたという事実があっても、元カノと訪れたレストラン、海岸、アミューズメントパーク、元カノと一緒に見た映画、元カノが大好きで所持していた雑貨、元カノと一緒に聞いた音楽など、元カノを連想させるもに出会った男性というのは、不意に元カノに会ってみたいという衝動にかられます。
しかし、この場合も、今現在の元カノに会いたいという心境ではないのです。言ってしまえばあくまでも中心は自分の思い出なのです。
俺の、楽しかった記憶の中の元カノに会いたいのです。
もし、このような状態の男性にあっても、元カノは、復縁など期待していはいけません。このような男性は思い出に酔いしれているだけなのですから注意しましょう。
元カノとよりを戻したいと思う時
男性というのは、女性に母のような見返りを求めない愛を求めている場合があります。
男性の中には、自分から、別れを告げたのに、元カノのところへしょっちゅう顔を出すという奇妙な人がいます。それは、こんなワガママな自分を受け止めて欲しいという心理からそのような行動にでていることが考えられます。
このように自分が浮気をしても、別れを告げても、自分が戻りたいと思った時にはいつでも元カノに受け入れてもらえるという甘えた考えを持つ男性がいるのです。
そんな男性は、元カノとよりを戻したいと思った時に、元カノの前に現れるというわけです。
元カノに会いたいのを我慢する
男性というのは、女性よりも精神年齢が低い子供のようなところがある生き物です。
時には、新しい環境に馴染めずに、昔の環境を懐かしんだり、過去の栄光にすがったりします。つまり、現実の嫌なことから逃れたい時も、未来よりも、楽しかった、後ろを振り返る傾向にあります。
そして、都合のいいわがままな少年のような気持ちを抱いている男性も多いです。
悪い事をしても、それをなんとか誤魔化そうという心理が働いたりします。そして、男性は女性に母が子供に与えるような大きな愛情を求めがちです。いつでも受け入れて欲しいという欲求があります。
しかし、男性のこのような性質に振り回されていると男性も女性も対等な恋愛は難しいと言えるでしょう。
よい恋愛をするためには、男性は、フラフラしないで、現実を見つめ、女性は、ふらふらしている男性に振り回されないのが得策と言えますね。