婚約というのは今後の人生を決定する、大変重要な事柄です。
ですから当然、じっくり考え慎重に判断したのちに、婚約に至るということになるでしょう。
それにも関わらず、婚約をしたのちにそれを破棄するというケースが少なくありません。
なぜそんなことになってしまうのか。
そこで今回は婚約破棄する代表的な理由についてご紹介してきますので、ぜひ参考にしてみてください。
婚約破棄する理由
婚約者に我慢出来ない所が見えてしまったから
お付き合いして、結婚を決めるという事は、二人の間では初めてと言ってもいい程の大イベントです。
結婚に向けて、2人で話し合い、沢山の事を考え、決めていかなくてはなりません。
両親に結婚の意思を伝えたり、どの様な形で結婚式を挙げるか、新居はどこにするのか、新婦は仕事を続けるのか、等、今までにはない事がいっぱいですね。
当然、お互いの意思の違いが生じて、喧嘩になってしまったりするでしょう。
この時に、今まで感じる事のなかったお互いの性格の嫌な部分や、我慢出来ない所が見えて来てしまい、本当に結婚して、一緒に生活をして行けるのか不安が出て来てしまうのでしょう。
結婚してしまってからでは遅いので、この不安を抱えたままで良いのか、やはり結婚をしない方が良いのか、迷ってしまい、意見の食い違いが生じた時をきっかけに、理性がなくなって婚約を破棄してしまうのです。
難しい選択にはなりますが、何かが起きる時に、人間は本性が出ると言われています。
その本性が見えた以上、気持ちが冷めてしまうのです。
相手の両親に不信感を持ってしまったから
2人だけだとスムーズに話が進む事も、考え方や育ちが違うご両親が絡んで来てしまい、話し合いが困難になる場合があります。
結婚するのは当人同士なのに、子離れ出来ない親、お金を出してあげるのだから口を挟みたくなる親、子供に任せておけない親。
ご自分の両親ならば、喧嘩や言い合いも出来ますが、それが相手の両親となると、そうもいきません。
そうした時に、この人たちが自分の親になるなんて考えられない、結婚してからもこんなにうるさいのであれば、我慢出来ない、と思うでしょう。
すると、家??家の関係が崩れてしまい、困難破棄する事になってしまうでしょう。
当人同士だけの問題ではなくなってしまい、結婚した後の両家の付き合いも困難になる為、幸せのゴールが出来なくなってしまいます。
これも、解決していくのは非常に難しい問題でしす、結婚には付き物かも知れません。
相手の両親に不信感を持ってしまった自分の子どもを、結婚させたくなる親はいませんよね。心配になります。
自分の子どもの味方なので、不幸になる結婚は望みません。
結婚するほど好きではなかった
婚約破棄をする理由として一番多いのはこの理由です。
婚約をすると誰もがマリッジブルーになる時期というのはあります。
それでもその状況を乗り越えて結婚に至れるのはフィアンセのことを好きでいられるからです。
婚約後にこの結婚で本当に幸せになれるか考え直した時に、この人のことは結婚するほど好きではなかったことに気づくと婚約破棄に至ってしまうのです。
このような状況を避けるためにはお互いの気持ちを本当に確かめ合った上で婚約をするようにしましょう。
特に結婚そのものに憧れを抱いている場合などはこのような理由で婚約破棄に至る場合がありますので気を付けましょう。
他に好きな人がいるから
結婚を決める前に他のお付き合いをしている異性がいる場合というのは少なくないものです。
婚約をしたもののやはり違う相手の方をあきらめることができない場合は婚約破棄に至ることがあります。
普通に付き合っている状況と変わり、婚約してそのほかの男性と今まで通り会えなくなるという状況になって初めて本当の気持ちに気づく場合もあります。
また婚約している段階なのに新しい異性と出会ってしまう場合というのも少なからずあります。
その相手と結ばれることはないと思う状況が余計気持ちに火をつけるのか、出会ったばかりの新しい異性の方が結婚にふさわしいとさえ思ってしまうのです。
そのような状況で婚約破棄に至るケースも世の中には多数存在しています。
結婚をしてからそれを取りやめるということになるよりは良いのかもしれませんが、相手の気持ちを見極めてから婚約をしたいものですね。
あきらめられない夢があるから
結婚するとは決めたものの、仕事上での夢をあきらめたくない場合に婚約破棄に至ることがあります。
結婚とは男女ともに制約を受けることが多いものです。
婚約をしたものの夢を追いかけてやはり留学したい、フィアンセとは離れた土地での仕事をしたいという夢を捨てきれない場合があります。
また特に男性などで結婚するために夢をあきらめて定職に就くと約束したものの、やはりあきらめられないという状況もあります。
何を大事にするのか価値観は人それぞれですが婚約をする前に、本当にあきらめるのか、結婚しても追いかけ続けていくのかについては話合った方がよいでしょう。
相手の嘘が発覚したから
「相手の嘘が発覚したから」という理由も婚約破棄に十分つながるものです。
男性の場合で多いのは、学歴や経歴、収入などの詐称、女性の場合も学歴詐称もありますし、また年齢を偽っていたというケースもあります。
すぐにばれるような嘘をなぜつくのか、疑問に思う人も多いでしょう。
恋愛関係の間に軽い気持ちで偽ったことが、婚約によって重大な問題になるため、そうした事態に至るのです。
人間性に疑問を感じるから
交際している間は気づかなかった相手の人間性が、婚約後に見えてくるということもあります。
そしてその多くが、マイナスの人間性であり、「こんな人とは思わなかった」と幻滅するケースが少なくないのです。
これは男性よりも女性に多い理由で、つまり男性は結婚が決まると安心し油断して、それまで隠していた良くない人間性が表に出てしまうことが多いと考えれらます。
人生観や価値観の違いがはっきりしてマリッジブルーになったから
人生観や価値観が違いすぎて、これでは結婚生活がうまくいくはずがないと判断、それを理由に破棄する人もいます。
婚約をする前に、二人でじっくり話し合えば、そんなことにはなりません。
要するに、事前の話し合いをいい加減にしたために、婚約後に二人の齟齬が表れてしまうわけです。
二人が婚約に対して慎重に対応すれば、未然に防げる理由ということができるでしょう。
結婚そのものに対する不安が限度を超えたから
これも女性に多くみられる理由ですが、結婚そのものに対する不安から婚約を破棄するケースもあります。
いわゆる「マリッジブルー」という心理です。
ただ、正式に婚約した以上、そう簡単に破棄できません。
多くの場合、かなりの時間思い悩み、不安の大きさが限度を超えた時に、婚約破棄の決断をすることになります。
ですから、当人にとってもっともつらい理由ということになります。
婚約破棄する理由のまとめ
- 婚約者に我慢出来ない所が見えてしまったから
- 相手の両親に不信感を持ってしまったから
- 結婚するほど好きではなかった
- 他に好きな人がいるから
- あきらめられない夢があるから
- 相手の嘘が発覚したから
- 人間性に疑問を感じるから
- 人生観や価値観の違いがはっきりしてマリッジブルーになったから