ダイエットは女性の永遠のテーマと言っても過言ではありません。
さほど太っているようには見えない女性でも、必ずと言っていいほど自分の体重を気にしています。
どれくらい体脂肪を落とすことができるかがダイエット成功の大きなカギを握っています。
効果的に体脂肪を落とす方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、効果的に体脂肪を落とす方法をご紹介いたします。
体脂肪を落とす方法
自分の体脂肪率を知る
ダイエットをしている人はたくさんいますが、自分の体脂肪率をしっかり把握している人は以外に少ないのではないでしょうか。
ダイエットを効果的に行うためには、今現在自分の体脂肪がどのくらいあって、どの程度減らしたいのかを明確にする必要があります。
上の図は男女年齢別の体脂肪率平均表です。
20代~30代の女性の場合、28~34パーセントが標準です。
35パーセント以上になると軽肥満、40パーセント以上で肥満となります。
最近は体脂肪率が測れる体重計も多いので、自分の体脂肪率を知らなかった方は測ってみることをお勧めします。
食事回数を減らさない
「体脂肪を落としたい」と考えた時に、まずはじめに食事制限に目がいく方は多いのではないでしょうか。
もちろん、摂取カロリーをきちんと管理するのはダイエットを効率的に行う上で重要なことではありますが、食事の回数を減らしてしまっていませんか?
実は、食事の回数を減らしてしまうと体重が落ちずらくなってしまうんです。
食事の回数を減らしてしまうと、その分空腹感を長時間に渡って抱き続けることになるかと思いますが、この“空腹感”というのはとても厄介です。
空腹を感じれば感じるほど、次に食事をした時に体が過剰にカロリーを摂取してしまいます。
食べ物があまりない=餓鬼状態なのではないか?と体が判断して、脂肪を溜むような働きをします。
また、同じ理由から消費カロリーも節約するようになるので、運動をしてもカロリーが消費されないという状況を作ってしまいます。
体脂肪を効果的に落とすには、食事の回数を減らしてはいけません。
同じ量を食べるのであれば、5回~6回に分けて食べた方が空腹を感じずに、体もカロリーを消費してくれるので最も効果的と言えます。
有酸素運動を行う
体脂肪を落とす上で欠かすことができないのが有酸素運動です。
運動には瞬発的な負荷をかける無酸素運動と、長時間に渡る運動の有酸素運動がありますが、脂肪燃焼効果が最も期待できるのが有酸素運動です。
ジョギング、水泳、サイクリングなど、長時間に渡って行う運動です。
体内に酸素を取り込んで脂肪を燃焼させ、その結果できた物質をエネルギー源とします。
有酸素運動の種類には、ウォーキングからヨガまで様々な種類があります。
行う運動によって、手軽さ、消費カロリー、体の負担も変わってくるので、一概にどれが優れているとは言えません。
行う人の性格や環境によっても合う合わないがあるかと思います。
効果的な有酸素運動の詳細については、是非こちらをご覧ください。
筋肉を付けて基礎代謝を上げる
体脂肪を落とす上で重要なカギを握っているのが、基礎代謝です。
基礎代謝は私たちの体を動かす基本的なエネルギーのことです。
生きていくために必要な生命活動、内臓を動かしたり体温を維持するなどに使われるエネルギーです。
基礎代謝の中で最もエネルギー消費が多いのは筋肉です。
筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことで基礎代謝量が増え、太りにくく痩せやすいカラダになります。
どの筋肉を鍛えるのが最も効果的か
基礎代謝を効率的に上げるには、筋肉の中でも大きい筋肉を優先して鍛えるのがベストです。
太もも、胸、背中、お腹は体幹部と呼ばれ、体の主要な筋肉となります。
こういった、体の中でも大きい筋肉を優先して鍛える事で、基礎代謝を効率的に上げる事が出来ます。
インナーマッスルを鍛える
人間の筋肉は体の中心に近い部分から何層にも重なって体を覆っています。
この中で、比較的深い部分にある筋肉「内側の筋肉」がインナーマッスルです。
体脂肪を落とす上で何故インナーマッスルが重要なのかというと、インナーマッスルは脂肪をエネルギー源とするからです。
インナーマッスルを鍛えれば鍛えるほど、それを維持するためにどんどん脂肪をエネルギーとして消費してくれます。
インナーマッスルは通常の筋肉のように、ダンベルやバーベルでは鍛えることはできません。
ストレッチやヨガなどのような、ゆっくりとした動きじゃないとインナーマッスルは使われないのです。
体脂肪を落とすためには運動が不可欠
いかがでしたでしょうか。
以上が、体脂肪を落とす方法です。
体脂肪を落とすためには、運動は不可欠な要素といえます。
太りずらい食べ方や食べ物はあるかもしれませんが、これらの方法では体脂肪を燃焼する効果はありません。
やはり効果的に体脂肪を落とすためには、運動をするのが一番なのです。
是非自分に合った運動を、続けられるペースで行ってみてください。
何よりも続けることが、ダイエットにおいて最も大切なことです。