恋人が出来ると憧れるのは同棲生活ではないでしょうか。
好きな人といつも一緒に居たい気持ちがあると同棲したいと思うものです。
しかし、同棲生活をした結果同棲を解消する事もあるのです。
それは、2人の不仲だけではない理由もあるのですがどんな理由でしょうか?
同棲解消の理由を読んで、同棲を解消するカップルの理由を見てみましょう。
同棲解消の理由
相手が遠距離になってしまう
相手が遠距離になってしまうと同棲解消をしてしまいます。
2人とも社会人の場合転勤などで、どちらかが遠くに行ってしまう事もあります。
その時に、相手も一緒に付いていく事が可能であれば一緒に付いて行き同棲続行もできるでしょう。
しかし、お互いに仕事をしているとそう簡単にはいきません。
自分たちの望む形では無い同棲解消をしてしまう場合もあります。
こうなると、遠距離恋愛をするか、どちらかが仕事を辞めるか、別れるか等の選択肢がありますが、転勤を機に結婚をするカップルもいますので、結婚を考えている人たちには決して悪い知らせでは無いのです。
マンネリ解消の為
マンネリ解消の為に同棲を解消する場合もあります。
長年付き合っているとお互いにマンネリ気味になりお互いへの思いやりの気持ちも希薄になりギスギスしてしまう事があります。
そんな時に一度、離れて暮らす事でもう一度相手の存在に付いて考える為に同棲を解消するのです。
結婚していると別居すると同じ意味合いでしょう。
別居に比べてこちらの同棲解消の方が気軽にできますし、解消後関係改善が見られなければそのまま別れてしまっても社会的なペナルティも無いので気軽にできます。
実際に同棲を解消したらお互いの大切さに気付き元のカップルに戻る事もありますから、マンネリ解消の手段として気軽にしている人もいるのです。
自分のやりたい事に集中するため
自分のやりたい事に集中したい為に同棲を解消する人もいます。
目標としているものがある人の場合、例え恋人でも視界に入ると気が散って集中できない人もいます。
その場合、1人暮らしをして、誰にも邪魔されない環境で目標に向けた努力をしたい人もいるのです。
また、自分の目標の為の他にも恋人に気を使わせたくない気持ちもある人もいますから、恋人が「やりたい事があって集中したいから同棲を一旦解消しよう」と言われた時はそれを別れ話と取らずに応援してあげる気持ちも大切です。
家庭の事情で同棲解消
家庭の事情で同棲を解消する場合があります。
一番多いのが家族関係です。
両親の介護、家業を継ぐなどの場合、強制的に実家へ帰る事になる人もいます。
すると、同棲生活を維持する事は出来ないので解消してしまうのです。
この場合も、恋人が遠距離になるのと同様に結婚を考えるキッカケとなります。
恋人の実家に自分もついて行き一緒に暮らす事を恋人に言えばそれはつまり結婚する事になりますから恋人の実家が遠方で会えないのが辛い場合はついて行く事も視野に入れて話し合いましょう。
金銭的理由
金銭的理由により同棲を解消する場合もあります。
いくら2人が同棲を続けたいと願っていてもお金がなければ同棲は続けられません。
金銭的理由により同棲を解消するカップルもいます。
金銭的に余裕が無くて同棲解消するのはあまり考えられませんが、この時代何があるかわかりません。
突然の解雇や病気が理由で生活を維持するのが難しくなると、住んでいる所を出てお互いに実家に帰る事もあるでしょう。
そうならない為にも、日頃から貯蓄をしっかりしておくことにより万が一何かがあった場合に対処できるような貯えは作っておく方がいいでしょう。
相手との生活習慣の違いが我慢できない
同棲をスタートして早い段階で同棲解消してしまう原因で多いのが、「生活習慣の違い」です。
それまで、一人で暮らしていたり、実家で家族といっしょに暮していた時には、それぞれがそれぞれの生活習慣を持っていたわけです。
二人があまり変わらない生活習慣の持ち主であれば、同棲してからでも、問題は生じにくいでしょう。
また、二人に「できるだけ相手に合わせよう」という気持ちがあれば、習慣の違いをなくしていくこともできるに違いありません。
しかし、まったく違う生活習慣を二人が持っていたり、相手に合わせようという意識を持てない場合は、その相違を埋めることができず、同棲解消につながることが多いのです。
たとえば、休日の起床時間が、一人は平日よりもむしろ早起きで、もう一人は昼ごろまで寝ているというようなことになると、「いっしょにいる意味がない」と感じるようにもなるでしょう。
あるいは、「ごみをきちんと分別するかしないか」とか、「バスタオルは毎日洗うか数日に1回か」というような、ごく些細な習慣の違いが原因で、同棲を解消してしまうケースも少なくありません。
小さなことであればあるほど、一度その違いが気になると、「我慢できない。許せない」と感じることもよくあることなのです。
一人は強い結婚願望があるのに、もう一人はまったくない
結婚に対する考え方の違い、「結婚願望があるかないか」の違いが理由で同棲を解消するカップルも少なくありません。
ある程度長く同棲生活を続けていれば、やがて「結婚するかしないか」というテーマが二人の間に生まれます。
主に女性の方が「年齢的に考えても、そろそろ結婚したい」と思い、男性の方が「結婚する意志がぜんぜんない」ということが多いのですが、いずれにしても、二人の結婚観がまったく異なっている場合、そのまま同棲を続けることはむずかしいでしょう。
特に女性には年齢的な「適期」がありますから、いつまでもずるずる同棲を続けていくわけにいかなくなるのです。
前項のケースでは、「同棲は解消したけれど、二人の関係は続ける」ということもありますが、こちらのケースは「同棲解消イコール別れ」ということになります。
別に相手が嫌いになったというわけではなく、ケンカ別れをしたわけでなくても、結婚観が違えば、そのまま二人の交際を続けることはできません。
同棲解消と同時に、強い結婚願望を持っている方が「婚活」をスタートさせるため、結婚する意志のない相手とは別れることになるのです。
親にバレて猛反対された
同棲経験のない人には、なかなか思いつかない理由かもしれませんが、「親にバレて、同棲に猛反対された」という理由で同棲を解消するケースもあります。
同棲していることを親に報告して、親から了承してもらっているケースももちろんあるでしょうが、そうでないケースも少なくありません。
「べつに親に報告する必要はない」と考える場合もあれば、「親に話すと反対されそうだから」という理由で、話さない場合もあるでしょう。
特に後者の場合は、親にバレて猛反対されてしまうことがよく起こるのです。
主に女性サイドの親が反対するわけですが、特に古い価値観を持った親だと、「きちんと籍を入れていないのに、男女がいっしょに暮らすのはNG」と考えるわけです。
中には、「親なんて関係ない」と、自分の意志を貫く人もいますが、親の反対に負けて、親の意見に従う人も少なくありません。
いくら隠そうとしても、同棲生活を続けていれば、親が二人の部屋に来てしまうこともあるでしょう。
どんな親でも子供の住んでいるところを知ろうとしますし、必要に応じて訪問することもありえます。
ですから、同棲が長くなればなるほど、親に隠し続けることはむずかしいと考えたほうがいいでしょう。
同棲解消の理由はマイナスばかりではありません
いかがでしたか?
同棲解消と聞いた場合マイナスイメージを受けますが、決して悪いことばかりではありません。
結婚を考えるキッカケになる場合もありますし、お互いの今後の人生について考える事の出来る猶予期間でもあります。
同棲解消=別れではなく同棲解消をする事でお互いにもっとより良い人生を歩むきっかけを手に入れたと前向きに考えた方がいいのではないでしょうか。
金銭的な理由での同棲解消も恋愛関係は続ける事ができるのですから、またお金を貯めて同棲する事を目標に2人で頑張ればいいのです。