あなたは別居婚に憧れを抱いたことはありますか。
一般的には、別居婚をしている人は少なく、仕事の事情で旦那さんの単身赴任の都合や、共働きで出張が多い仕事をしていて飛び回っている人など、やむを得ない理由で別居している人が殆どです。
結婚したら共に生活を過ごしている人が多いのが現実です。
別居婚と聞くと響きは良く聞こえますが、果たして別居するとどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
そこで今回、別居婚のメリット、デメリットについてご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。
別居婚のメリットとデメリット
- 別居婚とは
- 自由な時間が持てる
- いつまでも恋人気分でいられる
- お金の管理が出来るようになる
- 社会的婚姻関係が認められだけでも大きなメリット
- 浮気されることは覚悟しなければいけない
- お金が二倍かかる
- 孤独感に否まれる
別居婚とは
別居婚とは住居を別にしたまま結婚するスタイルのことである。働く女性が増え、互いのライフスタイルを崩さないために別居婚を選択するという理由が多く、他には再婚で子供がいる場合、とりあえず籍を入れ、子供が慣れさせるためにとりあえず別居婚から始めるという場合もある。仕事の都合などから単身赴任になるなど、結婚当初は同居し、途中から別居になる場合は別居婚と呼ばない。また、別々に暮らし、一緒に過ごすのが週末だけの場合、特に週末婚という。
自由な時間が持てる
別居婚のメリットとしては、何と言っても自分の生活環境を維持できることでしょう。かつての結婚生活というと、お互いの習慣をすり合わせていったり、亭主関白の家庭なら妻が夫に合わせたりしていたものの、そのような考え方はすたれつつあります。また、晩婚化が進んだことで、一人暮らしの期間が長くなり、自分なりのスタイルを確立してしまうと、どうしても他者との共存が難しくなる一面もあるでしょう。
1つ目のメリットは、生活リズムがそれぞれ自由に過ごすことが出来ます。
好きな時に寝て、好きな時にご飯を食べて、寝るのも自由です。
テレビもチャンネル争いしなくても自分の好きな番組を見たい放題です。
自由な時間を結婚しているにも関わらず、持てる事は大変幸せなことです。
一つ同じ屋根の下では、何かしらの干渉があり、自分の時間を持つことはなかなか難しいです。
また、子供が居る場合は、どうしても子供中心の生活になるので、旦那さんの仕事の帰りを待つことや、ご飯を作って片付ける二度手間がなくなり、主婦の負担が減ります。
仕事から帰って、一人何も考えずに過ごせる時間が持てる事は一番のメリットではないでしょうか。
一緒に住んでいると、仕事から疲れて帰ってきても、奥様に色々話をされても聞ける余裕がありません。
話を聞いてくれない旦那さんに奥さんは不満を持つことも無くなります。
いつまでも恋人気分でいられる
「別居婚では単に男女が付合っているのと変わりない」との意見が出ていました。私も当初そう思っていたのですが、やってみたら、自分の気持ちが全然違いました。正直、付き合っているだけのときは、「もっといい人がいないかな~」的な気分がどこかにあったのですが(夫よごめん)、結婚後はそういう意味で落ち着きましたし、安心感みたいなものが生まれました。「戸籍が一緒なだけ」ということについて、気持ちにこれだけ変化があったのは自分でも驚きでした。
2つ目のメリットは、いつまでも新鮮さを忘れない事です。
一緒に住んでいると、毎日顔を合わせているので、新鮮な気持ちは直ぐになくなり、現実的な生活を送るので、異性として意識することは次第に薄れ、家族の一員として気付けば空気の様な存在になっていきます。
それはごく自然な事ですが、離れて暮らしていればそうなることはありません。
恋人の時間の延長の様な物です。
時々会って、デートすることで、いつまでも新鮮な気持ちを持ち続ける事が出来るのです。
一緒に住んでいても、そうでいたいですが、なかなか難しいことです。
嫌な部分を目にする時間が少ないことが一つの理由として挙げられます。
一緒に生活をすると、些細なことでも嫌に思えてきたりするのです。
それが、時には大きな喧嘩に繋がることもあるので、喧嘩は少ないと言うのもメリットだと言えます。
お金の管理が出来るようになる
3つ目のメリットは、お金の自己管理できるという事です。
お金の面は、喧嘩の原因になるくらい夫婦にとって重要な1つですが、基本的には奥様が生活のお金などをやりくりしていると思いますが、そうすると旦那さんは余り、毎月の生活費にどれだけ出費がかかっているのか把握していないのではないでしょうか。
その為、主婦のみなさんは、安く食費を抑える為に少し遠いスーパーでも足を運んで食材を安く手に入れたり、昼間は電気を付けずに光熱費を抑えたり涙ぐましい節約を日々頑張りながら家計を支えているのではないでしょうか。
その点、別居婚なら自分でやりくりするしかありません。
食費や光熱費に毎月どれくらいかかっているのか分かるので、使いすぎない様に自分で調整することが出来てお金の事で揉めることが減ります。
社会的婚姻関係が認められだけでも大きなメリット
婚姻関係が社会的に認められること。
父と子の親子関係が認知なしで法的に認められること。
貞操の義務や同居の努力義務が課されること(強制力はありませんが、違反した場合に離婚や慰謝料の請求が認められる)。これらをメリットと思えない人にはメリットがないと言えますので、婚姻せずとも構わないでしょう。但し、その子供がどう思うかはまた別です。
法的婚姻なしで夫婦同然の生活をすることは、借用書なしで人生を貸すようなものだと、私は思います。もちろん愛情あっての夫婦ですが、愛情を維持していくには義務感が必要不可欠だと思います。
出典 よく週末婚や別居婚ということを聞きますが、それだったら別に籍を入れ
浮気されることは覚悟しなければいけない
ここからは、デメリットを挙げていきたいと思います。
1つ目は、一緒に住まない分、浮気しても分りづらい事です。
一緒に住まないので、怪しい行動をとっていたとしても、気付きにくく、浮気され放題なんてこともあるかもしれません。
よっぽど、相手を信頼していないと不安が募っていくばかりです。
嫉妬深くなってしまうなんてこともあり得ます。
心配なら一緒に住んだ方がずっと安心かもしれません。
お金が二倍かかる
デメリットとして子育てを行いづらかったり、相手が浮気をしていても気付くのが難しい、実質的に助け合うのが難しい、2箇所に別れて暮らすために生活費が余分にかかるといった要素が挙げられます。
2つ目のデメリットは、生活費や光熱費が二倍になるという事です。
お互いが仕事を持っていれば良いのですが、片方だけが働いていることや、収入が安定してない場合は生活がどんどん苦しくなります。
お金に余裕がないと別居婚は難しいと言えます。
実家暮らしと言う手もありますが、それでは何のために結婚したのかと言う意味を抱いてしまいます。
孤独感に否まれる
3つ目のデメリットは、寂しいという事です。
結婚しても、別々で暮らしていると、独身の時と変わらず、結婚して共に笑ったり怒ったり喜んだりする時間を共有する時間が少なく、歳を老いていくごとに寂しさが増していきます。
テレビを見る時間や独り言が増えるかもしれません。
一緒に過ごせる人がいると幸せですし、心強い物です。
毎日仕事が遅く、顔を合わせる時間は1日の内でほんの少しかもしれませんが、一緒に過ごせる人が居ると心が温かい気持ちになります。
病気をしたときも心細くて、一緒に住んでいたら看病してもらえるのに、1人だと病気の治りも少し遅いかもしれません。
体が弱っているときほど寂しさを痛感するものです。
別居婚は慎重に検討しよう
いかがでしたでしょうか。
別居婚は、それなりにお金に余裕がないと難しいので、結局一緒に生活をして、少しでもお互いのイライラの少ない楽しく結婚生活を送ることが一番かもしれません。
一度ぐらいは、別居婚もしてみたいものですね。