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夫婦の会話がない理由4つ

あなたの夫婦は会話がちゃんとあるでしょうか。

愛し合って結婚したはずの二人なのに、一緒になってしばらく経つと会話が一切無い、という夫婦は多くいます。

特に憎み合っている分けではないのに、なぜか二人でいると会話が弾まない・・。

こんな会話の無い夫婦になってしまうのには必ず理由があります。

そこで今回は夫婦の会話がない理由についてご紹介していきますので、ぜひあなたのケースと比較しながら最後までご覧ください。

夫婦の会話がない

 

子育てがひと段落して目標を見失ったから

 
人は逆境があるとそれに立ち向かい、奮起します。

子育ては非常に親の体力と神経を披露させる、人生最大のできこと、節目ではないでしょうか?

これを夫婦力を合わせて何とか思春期を無事に過ごさせて成人させる・・この大変な作業の後はホットして「ふぬけ」になっても仕方がないことかもしれません。

これには個人差もあり、どこで「ホットするか」は人それぞれですが、人間はこの時にモチベーションが極端に下がってしまうのです。

人は有事の際にはよく喋ります。

悩みや心配、不安などを抱えると近くにいる人とそれを共有するために口を開くのです。

これ以外にも子供の教育のことで、実質的、事務的な連絡事項も多いですから、必然的に会話も増えます。

これが子供が成人、または独り立ちした時に忽然とその必要が無くなり戸惑ってしまうのです。何か二人で新しいことを始めるのもよいかも知れません。
 

普段から男の世界と女の世界を分けている

 
男性によくあることですが「仕事はうちに持ち込まない」などを座右の銘に掲げて奮起する方も多いと思います。

こういった場合、女性の世界にもあまり興味を持たず「それは女の世界のことだから」と全く話しも理解もしない夫婦は次第に会話が無くなってしまいます。

これは当然のことであり。お互いがお互いの世界を分け、その世界に対して知識が全く無い状態ですので、何かを質問するにも「なにを聞いてよいのじゃ分からない」ようになっていきます。

この状態が長ければ長いほどに自体は深刻になっていきます。

自営業をされている家庭では会話は普通に行われると言います。

売り上げのことや仕事の方向性、業績など、嫌でも話さなくてはならないことも多いですし、また二人の興味も似通ってきます。

勤めに出られている夫婦よりも圧倒的に長い時間一緒にいるのに、会話することに飽きずに、またネタも尽きずに喋り続けられるのです。

男女の関係に対してのポリシーも大切ですが、人と人とのコミュニケーションはやはり会話が第一です。夫婦の危機に陥る状態になる前に「共通の会話」を持てるように努力しましょう。

夫婦と言えど言い回しに注意

 
「親しき仲にも礼儀あり」と言います。

親子の関係同様夫婦の絆は深く、また深いためにそこに手抜きが生じます。

「旦那だから許される」「妻だから気を使わない」、これも一理ありますが、度を越してしまうとお互いに小さな怒りや反感を蓄積させる結果に陥ります。

「あんな言い方しなくても」とお互いに思い、そのウップンを貯めこんでしまうと、どこかで爆発するか、関係が冷め切ってしまうか・・というような最悪の状態になります。

夫婦でいる時間が長く、そのために、言い方や言い回しに対しての少しの不満も蓄積されて利子を産んでいくものです。

また夫婦間で言いすぎた時などにフォローもあまり入れないことも事態を悪化させる原因となります。

言葉はいい風に使えば人を癒し元気づけますが、悪く使うと相手を嫌悪させ、嫌な部分をも引き出してしまう「もろ刃の剣」です。

いくら絆の深い夫婦と言えど、この事実は変わりません。

外で仕事をする時は正しい言葉で喋られていることでしょうから、ほんの少し言葉の端々を整えて旦那さんや奥さんと話してみてはいかがでしょうか。
 

恋愛は3年しかもたない

 
脳科学の世界の研究では、人が恋愛をする時には脳から快楽物質がでるそうです。

これは恋愛をした方なら感じられたことがあると思いますが、恋愛中は自分が自分でないような、多幸感に包まれて日々を生活することができます。

これこそ人の脳から快楽物質が出ている証拠であり、個人差はありますが、それの賞味期限が人間の場合「約3年」だそうです。

「3年目の浮気」もまんざら根拠のないものでは無く、パートナーと接しても快楽物質が出なくなり、新たな快感を求めて他の異性を探し始めるのです。

しかし根拠がはっきりしているとは言え、これは「脳科学の世界」の話であり、この本能と脳の性質に従って好きなように行動していたのでは「動物」と変わりません。

人が人たる所以はこういった科学的検証を超えてしまうような行動をとれるから「万物の長」と言われ、これまでの繁栄を築けたのです。

ですから夫婦に限らず長期間一緒に過ごした恋人でも会話の無い関係は多くみられるのです。

恋愛中は相手を知りたがり、気に入られようとし、体にも触れたくなるし、体臭でさえよく感じるものです。

でも快楽物質の賞味期限を迎えたなら、そこからが人間、そして高等生物の見せどころであり、努力しなければいけないところなのです。

会社や地域のコミュニティーでは嫌いな人間とでも「仲良く付き合わなければいけません。

それに比べたら、お互いに一度は愛し合い、子孫を残して将来を誓い合った仲なのですから、それほど難易度の高い話ではないはずです。
 

会話が続かない夫婦になる前に対処しよう

 
いかがでしたでしょうか。

夫婦と言えどもとは他人、と昔の人は言いました。

でもこれは決して悲しい人間の性を例えたものではなく「夫婦以外ならできる努力をみな夫婦の間ではしない」ことへの戒めの意味があるのではないでしょうか。

少しの努力、少しのフォローが長い夫婦生活の中の後半に大きく響いてくるのは事実です。

これを忘れなければ、夫婦の会話がないと気づいた時には、前もって対策を練ろうとするはずです。

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