彼女とキスをするときに気を付けるべきことは何なのでしょうか。
もっとも一般的で、もっとも多くの人が実践している愛情表現はキスです。
恋人同士や夫婦間のキスは、ほぼ100%のカップルが日常的に行っているはずです。
そしてほとんどの人は「キスはかんたん」と思い込んでいるにちがいありません。
しかし、実際には「キス下手」な人が、特に男性に多くみられるのです。
そんな男性のために、彼女とキスをするとき気をつけるべきポイントについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
彼女とキス
最大のポイントは自然な表情
キスは多くの場合、男性からモーションをかけるものでしょう。
もちろん、女性から積極的にキスをしてくるということもありますが、割合からいえば男性主導の方がが圧倒的に多いはずです。
男性が彼女にキスをするとき、一番問題になるのが、表情です。
特に恋愛経験が少なかったり、キスは苦手という自覚のある人は、キスをする時の顔がどうしても不自然なりがち。
中には緊張や過度の意識のために、ふだんより目を大きく見開いて女性に迫るという、困った男性すらいます。
これではロマンティックなキスにならないことは言うまでもないでしょう。
目を見開くまではいかなくても、こわばった表情になってしまうケースは少なくありません。
キスをするときの表情の基本は、目を少し細めること。完全に目をつぶってしまう人もいますが、それは幼いやり方です。
目を自然な範囲で細め、唇を軽く開きながら、静かに彼女に迫っていくのが、大人のキスの作法なのです。
唇を合わせるまでの表情を自然でセクシーに見せること。これが、彼女にキスをする時の最大のポイントになります。
口臭に注意
口と口を合わせるのですから、口臭に気を付つけなければならないことは言うまでもないでしょう。
実際にほとんどの男性は、彼女とキスする前には、匂いのきつい食べ物は避るとか、もし食べた場合はガムを噛むなどして、匂いを防ぐ努力をしているでしょう。
しかし、実際にキスをしたときに大きな問題になるのは、実はそうした食べ物の匂いではないのです。
恋人同士なら、同じものを食べたあとにキスをする機会も少なくありません。
その場合は、たとえば餃子を食べた後でも、その匂いはそれほど問題にはならないでしょう。
彼女がもっとも嫌うのは、食べ物ではなく、男性の口そのものに原因のある口臭なのです。
中には、内臓の疾患から強い口臭が生まれてしまうというケースもありますが、それは稀です。
もっとも多いのが、やはり口腔内の原因。
虫歯や歯槽膿漏はいうまでもありませんが、意外に見過ごしがちなのが、ドライマウス。
特に若い男性には、ふだん口を開けている人が多くみられます。
口を開けていると唾液が乾き、細菌が増加することによって、口臭がきつくなってしまうのです。
ですから、ふだんからドライマウスにならないように、口をしっかり閉じておく習慣を身に着けておきましょう。
これは、キスをする瞬間だけ気をつければすむという問題ではないのです。
生活習慣や体質の改善によって、抜本的に改めるよう努力しましょう。
意外に多い「鼻毛問題」
キスは、言うまでもなくお互いの顔が最接近する行為です。
ですから、完全に目を閉じる場合をのぞけば、普段は気がつかない相手の顔の細部まで、自然に目に入るわけです。
そこで発生するのが、男性の鼻毛問題です。
長い鼻毛が出て入れば、キスをする前に彼女が気づき、「出てるよ」と注意してくれるでしょう。
しかしそれほどの長さでない場合、気が付かないこともよくあるのです。
それがキスをするためにかを近づけたときに、目に入る。彼女は心の中で、「あ、鼻毛、出てる」とつぶやく。
これではせっかくの甘いムードはぶち壊しです。
中には、笑い出してしまう女性もいるにちがいありません。
こうした失敗は、ほぼ100%、男性が犯します。女性はふだんから鏡で自分の顔を細かくチェックしているので、こうしたミスをしないのです。
ですから、男性も彼女とデートしているときなどは、トイレに入る度に顔を細かくチェックし、鼻毛が出ていないかしっかり確かめるようにしましょう。
キスのタイミングと状況を間違わない
もう1つ、キスをするときに抑えなければいけないのが、タイミングと状況です。
いくら自分の気持ちが盛り上がっていてんも、彼女も同じようなテンションでいるとは限りません。
たとえば、口には出さなくても、彼女が何か悩みを抱えているとか、気持ちが落ち込んでいるというようなタイミングでキスを迫っても、「今は、そんな気分じゃない」と拒絶されてしまうこともありえます。
恋人同士の勘と観察で彼女の精神状態を見極め、適切なタイミングでキスするようにしましょう。
また、お互いの気持ちが高揚していたとしても、人ごみの中とか、騒々しい工事現場の近く、ゴミ収集所や公衆トイレのそばなども、避けなくてはなりません。
「そんなこと、当たり前」と思われるでしょうが、男性はテンションが上がると、周囲の状況や二人のいる環境をまったく無視して、キスを迫ることが往々にしてあるのです。
彼女とのキスの頻度にも気を付けよう
いかがでしょうか。
以上4つのポイントの中には、ちょっと注意すればすぐに改められることもあれば、少し時間をかけて改善しなければならないこと、練習したほうがいいことなどさまざまあります。
しかし、いずれもちょっとした注意や努力で改善、実現できるものばかりです。
また、いくら彼女とキスしたいからといって、とてつもない頻度でキスをしてしまうと、それはそれで嫌がられてしまうことにもつながりますので、注意が必要です。
これを参考に、ぜひ「キス上手」をめざしてください。