あなたや周りの人で媚びる男はいるでしょうか。
何かしらすぐに媚びてくるというのは、媚びられている本人からも周りからも一目瞭然だったりします。
それを実際にやっている人は気づいているかどうかは分かりませんが、こうして見ていくと媚びる男性には共通点があることがわかってきます。
そこで今回は媚びる男の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの男性に当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
媚びる男性
媚びる男1 自己防衛本能が強い
「媚びる」というのは、女性に多く見られる態度や行為のように感じられる人が多いでしょう。
しかし、実際には媚びる男性もけっして少なくありません。
その心理的特徴として、筆頭に挙げられるのが「自己防衛本能の強さ」でしょう。
彼はなぜ、人に媚びて生きていこうとするのか?
理由は一つではありませんが、もっとも多いのが「人から嫌われたくない。傷つきたくない」と思うからです。
媚びるというのは、相手を仰ぎ見る位置に自ら下がることで、円滑な人間関係を作ろうという態度であり行為です。
「私はあなたに好意を持っています。だからあなたも私を嫌わないでね」という心理が働いているわけです。
そこには、「人から嫌われることを極度に恐れる」という心理的特徴があると考えていいでしょう。
媚びる男2 自信がなく自尊心が希薄
媚びるというのは、自信のなさの表れでもあります。
仕事や勉強に自信をもっていれば、あえて媚びなくても、相手のほうから人間関係を持とうとしてアプローチしてくるでしょう。
男としての自分に自信があるなら、媚びなど売らず、男らしく堂々としていた方が、女性から好意を持たれる可能性は高くなるはずです。
しかし、仕事や勉強に自信がない、あるいは男としての自信を持てない場合、どうしても相手に媚びることによって、自分に注目してもらいたいと考えてしまうわけです。
これは、男としては情けない在り方と言っていいでしょう。
そんな姿を人にさらすことができるのは、自尊心が希薄だからにほかなりません。
媚びる男3 その場がよければいいという刹那主義
人に媚びる男性は、結果として人からの高い評価は得られないと考えていいでしょう。
恋愛においても、女性に媚びれば媚びるほど、女性から敬遠されることになってしまいます。
「にもかかわらず媚びるのはどうして?」と首をかしげる人も多いはず。
そこには、「今、このシーンで、相手と良好な人間関係が作れればそれでいい」という心理が働いているのです。
媚びた結果として、自分の評価が下がろうとも、媚びることで今の雰囲気がよりよくなることを、彼は選択します。
つまり、一種の刹那主義が、媚びる男性の心理的特徴ということになるでしょう。
媚びる男4 不自然な笑顔
媚びる男性に多いのが、不自然なまでに素敵な笑顔です。
彼らは、相手に気に入られる事を第一に考えています。
そして、媚びるべき対象に敵意が無い事を伝えたら、次は相手の懐へ潜り込もうと画策するのです。
そこまで頭の中では考えているからこそ、笑顔が不自然になってしまう様です。
彼らは、媚びる対象には飛び切りの笑顔で好印象を持たれ様と努力しているのです。
怒った顔では、相手に不快感しか与えませんから、その辺りは彼らなりに研究している様です。
貴方の周りに不自然な笑顔を向ける人がいたら、それは媚びているのかもしれません。
媚びる男5 社交辞令が半端ない
日本で生きていると、少なからず、相手に社交辞令を言う事はあります。
しかし彼はそれを連発するのです。
「さすが」「知らなかった」「素敵」「センスが良い」「そうなんですか」等、自らの好感度を上げる為にこれらの言葉を駆使します。
相手に好感を持たれる事は、人間関係を円滑にする為にはとても大切な事ではありますが、これを見ている人間は見苦しいと感じている事でしょう。
それでも鉄の心を持っている彼らは、媚びる対象に気に入られれば、他は気にならないのです。
媚びる男6 権力のある人が大好き
権力と言っても、様々な種類があります。
それは、社会的地位や腕力、モテる女性等、対象は多種多様です。
媚びる男性が今、手に入れたいものによっても対象は変わりますが、彼は総じて、権力者が大好きです。
自分より力やお金を持っている者には、腰巾着の如く、側に寄り添い、その相手に呼び出されれば、時間や日にちは関係なしに行動します。
理解し難い人も多いでしょうが、彼らはそこまでしてしまう程、権力のある人が大好きなのです。
媚びる男7 長いものに巻かれる主義で太鼓持ち
媚びる男って結構多くいますよね。
そういった男を好きになるのはそんなにいないとは思うのですが、よく出会うので特徴くらいはしっておくといいです。
媚びる男というのは権力だったり力のある人に対して近づいていきます。
いわゆる長いものには巻かれるようなタイプなのですが、これを自然になのか計算なのかはわかりませんがやっている人というのは媚びる男であることが多いです。
力のある人の太鼓持ちみたいなことをやりながら、その他の人には力のある人と仲が良いようなアピールをすることで自分も力があることを見せつけようとするのが媚びる男のほとんどに当てはまる特徴です。
媚びる男8 お世辞を言う
これは、前述した内容と若干近いところがあるのですが媚びる男というのはお世辞を言うことが多いです。
お世辞を言うことで権力のある人からの評価を必死にあげようとします。
客観的に見るとすごくバカバカしく思うのですが、こんなお世辞ありかよってくらい権力者を持ち上げようとします。
権力者に対してどういうお世辞を言えばいいかをかなり考えた上で言葉を選んで言ってくるので非常に権力者としては気に入ります。
それなので、周りで媚びる男がいたらまたこいつがお世辞言ってるよみたいな感じで軽く聞き流している方がいいです。
媚びる男9 裏がある
裏があるというのも媚びる男の特徴です。
基本的にお世辞をペラペラという人は本当に相手のことがすごいと思って言っている場合というのはほとんどなく、あくまでもその人に気に入ってもらおうとして行うということが非常に多いです。
それでいて、権力がないと判断した相手に対してはガラッと態度が変わって悪態をついてくることが多いです。
そういった態度を権力者にはわからないような感じで出してくるのも狡猾な媚びる男の特徴です。
それだけならまだしも自分より格下であると思った相手を結構いじめる場合があります。
格下の相手をいじめて楽しもうとしてくるくせに、自分より格上の相手に対してはへこへことするのは見ていて非常に腹立たしいですがこういう人は絶対いるので気をつけましょう。
媚びる男性はそこまで悪い人間ではない
いかがでしょうか。
媚びる男の特徴に当てはまるようなものがあなたにもあったでしょうか。
ちなみに媚びる男がいけないというわけでは一切ありません。
それはあなたもよく理解していることでしょう。
目的があったり、コミュニケーションの方法の1つで媚びているように見せていることだって決して少なくありません。
何もせずにブスッとしていて交流をしない人よりも、はるかに好感を持たれやすいですし、後々得することもたくさんあります。
誰かが媚びているからといって、それをそのまま受け取って拒絶するのは少し考えものかもしれませんね。