つきあっている女性がいるにも関わらず、他の女性から「つきあってる人はいるんですか?」と聞かれた時、男性はしばしば「いない」と嘘をつきます。
では、男性が「彼女いない」という嘘をつく心理や理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
そこで今回は彼女いないという嘘をつく心理や理由をご紹介しますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
意外な発見があるかもしれませんよ。
彼女いないという嘘をつく心理や理由
あわよくば「もう1人の彼女」をゲットしたい
まずは、「男性ならではの『下心』」。男性は「できるだけ多くの異性と知り合い、つきあいたい」という気持ちを持つ傾向が強くあります。
本能に近い情動と考えていいでしょう。その情動が作用して、「彼女はいない」と嘘をつく。
相手がそれを信用すれば、もしかすると新しい恋愛に発展するかもしれない。要するに「あわよくば『もう1人の彼女』をゲットしたい」、と言う心理から嘘をつくというわけです。
大変身勝手で、女性をバカにしたような心理ではありますが、男性にしてみると、別に女性をバカにしたり、蔑視しているわけではありません。
あくまでも男としての情動に従って正直に行動した結果が、「嘘」を生んでしまうのです。
空気を読む
その場の空気を読んだ結果が、「彼女いない」という嘘につながるというケースもあります。
これは、まわりとの協調をふだんから強く意識している男性に見られる心理です。
たとえば複数の同世代の人と会話をしていて、自分以外の人が「交際中の異性はいない」という話をしたとします。
そのとき、自分だけが「彼女がいる」と正直に話すと、「自慢」のように捉えられてしまうのではないか。彼女がいる自分の存在が、その場で「浮いて」しまうのではないか、と怖れる。その心理が嘘を生むのです。
この場合、男性に悪意や下心がないことは言うまでもありません。
あくまでも「その場の空気にあわせた」というだけの、いわばたわいない嘘ということができるでしょう。
つきあっている彼女に飽きて「そろそろ別れたい」と考えている
もう1つは、「今の彼女には飽きた。そろそろ別れたい。それは明日のことかもしれないし、いずれにしても、そう遠い先のことではないだろう。だから、あえて『彼女がいる』と言う必要はない。気持ちの中ではすでに『彼女はいない』という状態なのだから、その通り話すのが、むしろ正確と言っていいはずだ」という心理です。
ですから、本人には「嘘をついている」という自覚は希薄で、後ろめたさはほとんど感じていないと考えていいでしょう。
女性にもてたい
男性は常に女性にもてたいと思っています。
自分の周りにたくさんの女性の友人がいることを、ひとつの自慢にしている人もいるほどです。
そんな男性は、常に女性の友達を増やしたいと思っていますので、「彼女いますか?」の問いかけに「いません」と、思わず答えてしまうのです。
もし「彼女います」と答えてしまった場合、当然女性としてはその男性と付き合うことを遠慮するでしょう。
そうなると男性にとっては、女性の友達を作る折角の機会をみすみす逃してしまうことになります。従って男性は「彼女いません」と答えるのです。
常にふさわしい女性と付き合いたい
男性はある意味自尊心の高い生き物です。今自分と付き合っている彼女がいたとしても、常に自分にふさわしい女性を探し続けています。
自分にふさわしい女性のラインは男性によってさまざまですが、
今付き合っている女性は本当に自分にふさわしい相手なのだろうか?
今の彼女より気が合う女性・魅力的な女性がいるのではないだろうか?
その女性とであったら新しい恋がうまれるのではないだろうか?
と理想を追いかけることによって、常に自分にとってふさわしい女性を探し続けています。
そのため、男性は「彼女いますか?」の問いかけに「いません」と答える事によって、新しい女性との出会いの機会を探しているのです。
今の彼女に不満がある
男性は、今付き合っている女性と付き合い始めてから今までの間に起こった出来事を記憶しています。
特にいやな思いや違和感を感じたことを多く覚えていることが多いのです。そして、違和感がある程度募ってきたとき、それは彼女への不満という形になります。
そうかといって突然別れを切り出すことをせず、新しく自分にふさわしい彼女を見つけてから、今の彼女に別れを切り出そうという思いが働きます。
従って男性は、今自分に彼女がいないことにして、新しい彼女をさがすために、出会った女性から「彼女いますか?」と質問をされたときに、「いません」と答えます。
彼女いないという嘘を見破る方法
突然電話をかけてみる
「彼女はいない」と言っている彼に対して、それが本当かどうか見破るには、休日や彼が仕事を休みだと言っていた日などに、アポなしで電話をしてみましょう。
すぐに出てくれるか、割と時間がかかるか、もしくは出てくれないのか、をはかってみてください。
すぐに出てくれる場合は、彼女がいる可能性は少ないといえるでしょう。
ただ、割と時間がかかってから出たり、最終的に出てくれないという場合は彼女といるから出られない、という可能性が考えられます。
この場合は、1回や2回ではなく、日を分けて彼に嫌がられない程度に試してみて、様子を見てみることをおすすめします。
1回や2回だと、彼女がいる場合でもその時だけ偶然ほかの友達と会っている場合だったり、一人でいたというケースもあり得ますから、統計を取るようなイメージで複数回に分けて試してみましょう。
家に連れて行ってもらう
思い切って、彼の家に行きたいといってみましょう。
一人暮らしの彼ならなおさらです。
汚いから…などと言ってかたくなにNGを出す男性は、正直言ってかなり怪しいところがあります。
中には、彼女がいても家に呼ぶことをOKする男性もいますので、家に行きたいと言ってみてOKが出た場合は、喜んで家に行ってみましょう。
そこでまず、水回りとベッド周りはチェックするようにしてください。
水回りに女の人が使うようなものはおかれていないか、化粧水や化粧落とし、彼のもの以外の歯ブラシなどです。
また、ベッドには枕はいくつあるか、さらに、キッチンにもカギはあります。
それは、調味料の数です。
よほどの料理好きの男性でない限りは、男性の場合醤油と塩・コショウくらいではないでしょうか。
それが、ウェイパーやらコチュジャンやにんにく、しょうがなど品ぞろえが良ければ女の気配を感じます。
最近いった流行りのお店を聞いてみる
デート中などの話題の一環として、最近いったはやりのお店や、おすすめのお店を聞いてみましょう。
もしくは、「最近あそこはやってるよね、行ったことある?」などと聞いてみましょう。
その答えによっては、どう考えても一人ではいかないだろう、男同士だとなおさらいかないだろうというおしゃれな女の子が好きそうなお店が出てきたら、かなり怪しいです。
逆に、「最近どこも出掛けていない」とか、はやりのお店の名前やスイーツの名前を言っても、「なにそれ?」という感じであれば、ちょっと安心できます。
行ったことはなくても、最近はやりのスイーツの名前を行ったときに「ああ、はやってるみたいだね」などとなんとなく知っている様子の場合は、彼女から連れて行ってとおねだりされている可能性もありますので、ちょっと要注意です。
SNSの活動内容をチェック
彼の利用しているSNSを使って、彼の行動を見てみるのもありです。
ちょっとストーカーのようにならないように、限度をわきまえてする必要がありますが、例えばあなたに「先週の日曜日、男友達の~君とあそこに行ったよ」と言っていた場合、それが正しいかどうか見てみるというだけでも彼が嘘つき化そうでないかがわかりますよね。
さらにわかるのであれば、彼のSNSだけでなく、彼の周りの人間のSNSも見てみましょう。
最近ではタグ付けなどの機能もあり、本人がアップしていなくても、周りの人間によって活動をさらされてしまう場合があります。
場合によっては、彼女がわざと自分の存在を示すために彼をタグ付けして、ツーショットを載せたりしている場合もありますので、SNSの内容は割と大きな情報源となります。
彼女いない嘘を見抜くのは難しい
いかがでしょうか。
できることなら彼女いないという嘘を見抜くようになれれば・・・と思うものですが、なかなかそう上手くはいかないのが現実ではないでしょうか。
実際にその嘘を見抜くのは至難の業でしょう。
しかし、むしろ女性というのはそのような男性に惹かれる傾向がありますので、あえてそれを受け入れる人も決して少なくありません。
そんな疑いの目をもって男性と接するよりも、相手を信じてコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか。
そのほうがきっと楽しいはずですよ。