自己愛とは、自分に陶酔する自惚れ屋であります。
自分を甘やかしたがり、自分を守りたがります。
ナルシストとも言えますが、単なる自己愛者は自分が可愛いために努力を怠り、他人から見ると優れた点はありません。
自分が可愛い、と自分を愛するのは女性だけでなく、男性にも多いのです。
そこで今回は、自己愛が強い男の特徴をご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
自己愛が強い男の特徴
- 自分の感情が最優先
- 良い人を演じるのが生きがい
- 努力をしないのに自信がある
- 中退や留年経験がある
- ニート・無職・ヒモ
- わがままで甘えたがりでうぬぼれ屋
- 親が甘い
自分の感情が最優先
自己愛の人って、人を愛することの意味が分からないのです。
基本的には自分の感情が全てであり、またそれが最優先ですし、
その感情を主体にしてしか物事を考えることができないのです。
出典 自己愛は改善するか
自己愛が強い人の場合は『自分が設計したプランを気に入るだろう』が前提なのです。
そのため、そのデートプランを彼女が気に入らなかったら『せっかく計画したのに』と憤慨します。このように、主体はいつでも自分であり、
『自分の感情が大切にされたか』これがいつでも最優先なのが自己愛の特徴です。
従って、人を愛するということの意味でさえも、『自分がこの人と付き合いたい』と思うことを、
愛情と勘違いしていることが多いものなのです。
出典 自己愛は改善するか
良い人を演じるのが生きがい
夫はその場で「いいヒト」を演じることを生きがいのように思い、その場限りの嘘や矛盾に満ちた言葉ばかりを口にします。有言不実行です。結婚当初から信頼感を感じたことはありません。
最近カウンセラーや心療内科で、
「ご主人は人格障害まで行かないが、よく思われたい気持ちの病的に強い自己愛障害の疑い。いい人を演じてそれに自分自身が酔いしれている。社会の中では気が付かれにくいが、生活を共にする配偶者は嘘にまみれて辛いでしょう。」
と言われました。
出典 自己愛の強い夫
努力をしないのに自信がある
自分は勉強をしなくとも良い成績が得られる。
自分はいつか大成する人間だ。
可愛い子が惚れてくれる。
このように自己愛が強いために、過剰な自信を持っています。
自己愛の強い男性は特に、異性から無条件で愛されると信じています。
自分は身だしなみに気を使わず学歴も無く稼いでいないけれど、とても可愛くて性格の良い子が彼女になってくれる、と思い込んでいるのです。
ところが実際に女性と接してみると、自己愛の強さから嫌われ、どうして僕を受け入れないのか、と不思議に思いストーカーと化したり、拗ねて悪態をつきます。
他人から馬鹿にされたり、見下されている男性ばかりですが、本人は自己愛の強さから来る性格の難に気付いておらず注意されても、これが俺だから、と開き直り、またまた他人から軽蔑されます。
中退や留年経験がある
自己愛が強いと言い訳をして自分を甘やかすため、大学に入っても良い成績を修められません。
自分はいざとなればできる、ギリギリになればできる、と根拠の無い自信を持ちギリギリまで勉強をしなかった末に留年、退学をしています。
勉強不足による中退や留年すらも、自分のせいにはしません。
プレッシャーが大きすぎた、精神的に疲れていたから、と自分は真面目過ぎるからやり遂げられなかったのだ、と正当化したがります。
一度大学に入ったものの、自分はこんなレベルの低い大学にはそぐわない、と退学し、また別の大学に入り直したもののついて行けずにまた退学、と悲惨な経歴を作りやすいです。
留年をしてもアルバイトはせず、親の仕送りで生活をしています。
留年分の学費を親に支払わせ仕送りが少ない、と愚痴を言いながら日々だらけて過ごし、勉強をしませんのでまたしても留年、と繰り返し卒業できないまま高齢となります。
ニート・無職・ヒモ
自己愛が強いとニートやヒモになりやすいです。
そしてその守られた環境がまた自己愛を増長させます。
ヒモとなっているのは、容姿が良い男性や、もしくは自尊心が極端に低い女性を狙っている男性です。
自己愛が強いと、普通の女性からは見下されますが、自尊心の低い女性ですと、男性の駄目人間っぷりから共感が得られ、こんな駄目な男性なら私にもふさわしいと付き合い、ヒモ化させます。
自尊心が低い女性は、毎日働いている普通の男性相手ですと、私なんかふさわしくない、と尻込みをするのです。
自己愛の強く無職の男性ならば、私でも付き合える、と思えるのです。
自己愛が強い男性は、普通の女性ですと誰も承認してくれませんので、自然と自尊心の低い女性に擦り寄ります。
自己愛の強い男性の生き様が間違っていると言えない自尊心の低い女性を優しい、と勘違いしており、自分のわがままを肥大させます。
美形ではなくヒモになるテクニックも持っていない男性でも、誰かが養ってくれないかなあ、年上の女性が飼ってくれないかなあ、と傲慢にも他人をあてにしています。
わがままで甘えたがりでうぬぼれ屋
自己愛が強いと幼児性も強くなります。
大人になっても、他人に世話をして欲しい、無条件で優しくして愛して欲しい、と赤子のような欲求を持っています。
小さい頃は母親や父親や上の兄弟が世話を見てくれ、可愛い可愛い、と愛してくれていましたが、大人になってもそれが当たり前だと思い続けています。
他人が構ってくれて当たり前、他人が自分の思い通りに動いてくれて当たり前、と思い込んでしまうのです。
当然ですが、成人済みの男性の世話をしたり、可愛い、と褒めてくれる他人などおりません。
そこで欲求が通らないことに不満を感じ、どうして構ってくれないの、どうしてちやほやしてくれないの、と他人からの承認を求めます。
思い通りに行かないと拗ねるため、周囲は呆れて去ります。
わがままなで無力な自分は可愛い、とすら思っています。
親が甘い
自己愛が強い男性は、末っ子、一人っ子、そして親が叱らない、との傾向にあります。
子供は自己愛にまみれて生まれてきます。
世話をしろ、食事を食べさせろ、あやせ、と泣き叫び親を動かします。
親が注意をしなければ子供は自己愛を膨張させながら育ちます。
普通の親ですと、育成の過程で子供の自己愛を徐々に崩し、自立を促すのですが誰も注意をする人がいなかったため、自分の自己愛を打ち砕かれないままに大きくなるのです。
自己愛が強い男性は自分に正直なだけ
とても要領がよく思えるのです。
でもそれはそれで、自分がそう生きられないだけであって、その人は自分をよりよく見せたいために努力している姿なのだと理解しています。
自己愛が強くたって、それは正直なその人の姿なのだと思っています。
いかがでしょうか。
自己愛の強い男性は、普通の男性とは生活態度や経歴が異なります。
自己愛が強いと言い訳をして自分を守ることができますが、まともな人物からすると呆れた言い訳であり、軽蔑されています。
社会に出たり、対人関係で揉まれると自分を客観的に見るようになり、自己愛を砕けます。