婚約指輪はないけれどプロポーズを考えている人は数えきれないほどいます。
もしかしたらあなたもそのうちの一人かもしれませんね。
ドラマなどの影響でプロポーズするなら指輪でしょ!なんて人もいますが、なかなか現実は厳しいものです。
しかし、プロポーズはしっかりキメたいと思うものですよね。
そこで今回は指輪なしでのプロポーズについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
婚約指輪なしでのプロポーズ
指輪なしでのプロポーズが増えている理由
「プロポーズといえば、婚約指輪が不可欠。予算は給料3か月分が相場」というのは、昔の話です。
今は婚約指輪を用意しないケースが増えて、ある調査によると、7割のカップルが指輪なしでのプロポーズを経験しているといいます。
つまり、指輪なしのほうが多数派になっているというわけです。
その理由は、「男性サイド」と「女性サイド」の2つに分けて説明できるでしょう。
男性サイドからしてみると、「給料3か月分」などと相場を決められるのはめいわくな話ですし、負担が小さくありません。
また、指輪を贈るには彼女の指のサイズを知る必要がありますが、それはなかなかむずかしい問題と言っていいでしょう。
せっかく用意しても、彼女の好みにあうかどうかわからないという問題もあります。
逆に女性側からすると、「自分ではめる指輪は、自分の趣味で選びたい」という思いが強くあります。
つまり、男女ともに、プロポーズの際に指輪を用意することには、デメリットが大変多いのです。
婚約指輪なしでのプロポーズ1 指輪以外のプレゼントを用意しましょう
では、指輪なしでプロポーズする際は、どんなやり方をしたらいいのか、どうすれば成功率を高めることができるのか、お話ししましょう。
ただ言葉だけで思いを伝えるという方法でももちろんかまいませんが、やはり何らかの「形」で愛情表現をしたほうがいいでしょう。
おすすめのプレゼントは、ネックレスやピアスなどの装飾品や花束です。
数万円の予算でおしゃれなネックレスやペンダントを用意することができます。
花ならさらに低い予算ですませられますし、「実は女性が一番望んでいるプレゼントは花」というアンケート調査もあります。
見た目もはなやかですから、もっとも効果的なギフトと言っていいでしょう。
また、指輪型のキーリングや指輪型ペーパーウェイトなども、「指輪」のイメージを残した、プロポーズならではのプレゼントではないでしょうか。
婚約指輪なしでのプロポーズ2 手紙に気持ちを綴る
プロポーズする際に形式的には指輪を送ることが一般的だとされていますが、女性全員がプロポーズに指輪が欲しいという訳ではありません。
彼の気持ちが十文に伝われば嬉しいのです。
普段全く手紙を書いたことのない彼からの想いのこもった手紙は彼女にとって指輪よりも一生忘れられない贈り物になります。
大事なのは気持ちなのです。
彼女とこれからも共に人生を歩みたいという気持ちを丁寧に文面に綴りましょう。
その手紙は、結婚生活が始まり様々な事がある中で何度も読み返すほど大切なものになるでしょう。
婚約指輪なしでのプロポーズ3 花束でプロポーズ
指輪が用意できなかったときに即席で用意できる花束はプロポーズに相応しい贈り物です。
大きな花束を抱えた彼が現れた時点で彼女の気持ちはマックスに揚がります。
その瞬間にプロポーズの言葉と共に大きな花束を贈ると女性は幸せな気持ちに包まれます。
大事なのは指輪そのものよりもシチュエーションなのです。
ロマンチックなシチュエーションでのプロポーズが成功する秘訣です。
そこで指輪がないことを責める女性はいません。
それよりも彼女の喜ぶ顔を見る為に、彼女の好きな花や花言葉を考えて選んだ花束の方が何百倍も価値があります。
婚約指輪なしでのプロポーズ4 指輪を用意できなかった事を素直に謝る
どうしてもドラマや映画の影響で、プロポーズ=指輪と考える女性が多いので、プロポーズする際に指輪を用意できなかったことを素直に謝り、気持ちを伝える方が女性への配慮のある行動です。
プロポーズと共に指輪を渡されるシーンに憧れを持つ女性は少なくはないです。
期待させて落ち込ませてはいけないので、事前に伝えた上で後で2人で選ぼうという約束をすると女性は嬉しいかもしれません。
一緒に選べるならその方が良いと思うからです。
その時に用意できなかったことだけは一言付け加えましょう。
婚約指輪なしでのプロポーズ5 レストランなどの「場所」にこだわってみましょう
プロポーズする「場所」にこだわるのも、おすすめのやり方です。
たとえば、二人で初めてデートしたお店や遊園地などのスポットはどうでしょう。
「あの時はこうだったね、あんなことがあったね」といった、二人だけの思い出を語ったあとでの、プロポーズ。
甘やかな気分に浸っている彼女が「OK」の返事をする確率は高まるにちがいありません。
また、いつもは利用しないような高級飲食店の個室や、高級ホテルのラウンジなどもおすすめです。
そうした、普段とはちがう空間の雰囲気が、彼女の気持ちを高揚させてくれますから、成功率は高まるのです。
婚約指輪なしでのプロポーズエピソード アルバイト生活から結婚まで
当時、アルバイト先で現在の妻となる女性と出会いました。
お互いに20代後半でアルバイト生活ですので、将来のこと考えるということができない状況でお付き合いを続けていましたが、付き合って3年が過ぎた時に彼女がもしかしたら子供ができない可能性がある病気になり、私と別れると言い出した時に真剣に将来のことを考え、まだアルバイトだから結婚はできませんが、彼女の病気がきっかけで、それから病気が原因で子供ができなくても良いからと、結婚を前提とした恋愛に自分の中で変わりました。
結婚の前に彼女の病気を治すことと安定した生活を手に入れることが必要になり、まず彼女の病気の治療を優先して、約8ヶ月間の通院での投薬の後、手術をして無事に成功、今後は経過観察で過ごすというところまで彼女の病気が良くなり、私のほうもアルバイト先で評価されて正社員になる一歩前まできておりました。
彼女の病気が良くなってから半年後に、ようやく正社員の欠員ができて採用されることになり、いよいよ結婚まであと少しというところまできました。
社員になった後、まず第一に少しでも2人暮らすことができるように貯金をしようと考え、少しずつ貯金を開始しました。
社員になり劇的に給料がアップするかなと思っていましたが、明細を見ると福利厚生が充実してますが、給料自体はアルバイトの時より数万円アップの額でしたので、結婚までに必要な資金をためるのにかなり時間がかかるなと少し落ち込んだ思い出があります。
それでも、給料から少しずつ貯金をして、1年後に何とかボーナスと合わせて50万円以上の貯金に成功して、いよいよ彼女にプロポースしようと思い、仕事終わりのデートで公園に誘い、「結婚してください!!」とプロポースしました。
すると、彼女は指輪は?と聞いてきて、結婚することと、結婚後の2人暮らししか考えていなかったために、その時に初めて指輪を忘れていたことに気づきました。
結婚のために頑張っている自分のことを彼女はずっと分かっていたから、快くプロポーズを受け入れてくれましたが、30歳過ぎた大人がプロポースするのに指輪を用意していないことに少しあきれていました。
指輪を用意することを忘れて焦っていた自分にとっては、少し恥ずかしいながらも、素敵なプロポーズになりました。
指輪なしでのプロポーズでも問題ない
いかがでしょうか。
指輪なしのプロポーズでも問題がないと言えば問題ありません。
というよりも、「指輪がないプロポーズなんて考えられない!」というような人にはプロポーズするべきではないでしょう。
指輪がないことを理解してくれる人だからこそ、ずっと一緒にいたいと思うものです。
空気に流されないようにしましょうね。