子どもができてしまったのを理由に、できちゃった結婚したはいいけれど、その後「こんなはずではなかった」と後悔してしまう人も多いようです。
しかし、後悔したからと言って、結婚生活をリセットすることは簡単にはできません。
そこで、今回はできちゃった結婚を後悔してしまう瞬間とは、どんな時なのかをご紹介しますので、あなたのケースと同じかどうか確認しながら最後までご覧ください。
そして現実の結婚生活への覚悟を決めるための参考にしてみてください。
できちゃった結婚を後悔するとき
何かと出費が続く時
出産を始め、子どもを持つと、何かとお金がかかるようになります。
「子育てにこんなにお金がかかるとは、正直思わなかった」というのが大半の意見です。
そしてその出費は、子どもが成人するまで続きます。
これがいつまで続くのかとふと考えた瞬間、できちゃった結婚を後悔する人が多いようです。
又、出費が増えれば、それだけ、自分が自由に使えるお金も少なくなります。
時には、生活費の中の何かを切り詰めて対応しなければならない時もあります。
そのストレスが溜まった時にも、できちゃった結婚を後悔してしまう人が多いようです。
結婚式や新婚旅行ができなかった時
できちゃった結婚をすると、女性の体調によっては、出産まで安静にしていなければならない場合もあります。
そのため、結婚式ができなかったり、新婚旅行に行かれなかったりすることもあります。
これに対して不満を抱いた時、できちゃった結婚を後悔する人が少なくありません。
特に、運悪く、周りの友達が素敵な結婚式を挙げたことや新婚旅行を楽しんでいることを知った時は、余計にその後悔が大きくなるのです。
「自分だけ、なぜ結婚式や新婚旅行ができずに、現実生活に押し潰されているのだろう」と悲しい気持ちになってしまうのです。
自分が、華やかな結婚の舞台を十分に楽しめていないことを虚しく感じてしまった時、できちゃった結婚を後悔してしまうのです。
自分の自由な時間を持てなくなった時
子どもができると、どうしてもしばらくの間は子ども中心の生活になります。
自分の時間を作ることが非常に難しくなってしまいます。
そのため、「自分の人生は何のためにあるのだろう」という虚無感に襲われることがあります。
全てを子どものために捧げなければならない毎日に疲れ果ててしまい、その瞬間、できちゃった結婚をふと後悔してしまうのです。
これは、若いうちにできちゃった結婚をしてしまった人ほど、陥りやすい悩みです。
本来ならば、自分自身が1番遊びたい時期であるにも関わらず、それを強引に我慢して家庭に入らなければならないため、ストレスがどんどん蓄積してしまうのです。
しかし、子どもができてしまうと、このような生活が続くのは仕方のないことです。
子どもができたら、自分の自由な時間が減るということは、結婚前に覚悟しておいた方が良いでしょう。
体調が悪い時
妊娠中はつわりなどがあり、体調が優れない日が続くこともあります。
又、出産以降も女性は、ホルモンバランスが崩れるため、心身共に健康を害してしまう人も少なくありません。
それでも、家事や子育てを放棄するわけにはいかないのが結婚生活です。
そのように、「体調が悪いのに、自分が頑張らなければならない」という時、できちゃった結婚を後悔する人が多いようです。
妊娠・出産というのは、それだけ女性の体に負担をかけてしまうものなのです。
できちゃった結婚の場合は、その体調不良までもが、母になるという覚悟が決まっていない段階で、いきなりやってきます。
それについて行くことができず、ストレスを溜め込んで、できちゃった結婚を後悔する女性は少なくありません。
人生の展開のはやさについて行くことがストレスになった時
できちゃった結婚をすると、その後の人生展開は非常にスピーディーになっていきます。
新しい生活も始まりますし、入籍・出産準備と、短期間に色々なことが自分たちに降りかかってくるようになります。
その展開の速さに目を回してしまい、その流れについて行くことそのものがストレスになってしまうことがあります。
それに加えて、「親になる覚悟や自覚」も、同時進行で芽生えさせなければ、その後の子育てはできません。
とにかく、人生展開が急に速くなってしまうのができちゃった結婚なのです。
これに戸惑ったまま毎日を過ごしていると、どんどんストレスは大きくなるばかりです。
そんな時、「できちゃった結婚などせずに、順番を守って結婚すればよかった」と後悔する人は多いようです。
できちゃった結婚を後悔しても受け入れるしかない
いかがでしょうか。
できちゃった結婚は、短期間で自分を取り巻く環境が変わっていくものです。
それに対して柔軟に対応できないとストレスが大きくなり、結果として、結婚そのものを後悔してしまう結果になってしまいます。
しかし、誰もが「親1年生」の時期を通ってきているのです。
つらい時は誰かに相談し、力になってもらって、前向きに対処することが大切です。
つらくて一時後悔し、立ち止まることがあったとしても、幸せな家庭を少しずつ少しずつ築いていってください。