仕事の日は仕事に没頭して、休日は家でDVDを観ながらのんびり過ごす。
一人暮らしの男性の場合、このような生活を送っている人は多いかと思います。
男性の一人暮らしは誰にも邪魔されない気楽さが最大のメリットですが、ふとした瞬間に寂しさに襲われることが多々あります。
世の男性はどんな時に寂しいと感じるのでしょうか。
今回は、一人暮らしが寂しいと感じる瞬間【男性編】をご紹介いたします。
一人暮らしが寂しいと感じる瞬間【男性編】
体調を崩したとき
体調を崩して寝込んでいる時というのは、心細くなって誰かに頼りたい気持ちが一層強まる瞬間ではないでしょうか。
特に、食べ物の用意に困ってしまいますよね。
傍に誰かがいてくれたらどれほど心強いかわかりません。
体調を崩した時というのは、あまりの寂しさから結婚を意識する男性も多いようです。
誕生日に一人
誕生日というのは、誰にとっても一年の中で一番大切な記念日でしょう。
そんな大切な記念日を一人で過ごすことで、寂しさに襲われる男性は多いようです。
「誰からも誘われない」「自分は周りか好かれていない」とついつい悲観的になってしまうようです。
大晦日に一人
年末年始といえば家族や友人と盛り上がるという方が大半だと思いますが、最近では一人で過ごす方が増えています。
特に20代の男性は他の世代い比べて、大晦日を一人で過ごす傾向が強いという統計も出ています。
家でテレビを観ながら、テレビなどの華やかな世界や友人などの予定などを見たり聞いたりしていると、堪らなく寂しくなるようです。
クリスマスに一人ぼっち
恋人がいない男性だと、やはりクリスマスに寂しさを感じる人は多いようです。
町中が華やかになり、いつもより楽しそうなカップルがいやでも目に付きます。
なんだか自分だけ置いて行かれたような気分になり、無性に寂しさを覚えます。
特に理由もなく寂しい
一人暮らしをしていると、特にはっきりとした理由がなく寂しさや不安を感じることもあるようです。
場合によってはそれが身体からの注意信号ということもあります。
仕事や勉強、恋愛や友人関係でのストレス、長時間労働や睡眠不足、体調不良など原因は様々です。
こういった場合は、思い当たる原因を取り除くようにつとめることと、バランスの取れた食事、睡眠時間を確保するだけで心が軽くなることがあります。
また、寂しいからといって自暴自棄にならないよう注意する必要があります。
一人暮らしでは自分で自分を止めなければ、歯止めが効かなくなってしまうこともあります。
メンタルがボロボロな時
仕事で大きなミスをしてしまったり、人間関係がうまくいかなくて悩んでしまう時期もあるかと思います。
そんなメンタルが参っている時は、励ましてくれたり愚痴を聞いてくれる存在を求めて、寂しくなる男性はとても多いです。
「人は一人では生きていけない」とよく言われています。
これが真実かどうかはわかりませんが、私たちにとっていい影響はないというのは確かなようです。
「寂しい」が続くとどんな影響があるか
一人暮らしの寂しさというのは、歳を重ねるごとに強くなっていくと言われています。
特に30歳を超えると、寂しさは20代の時とは比べものにならないと実感する男性が多いのだとか。
長期間「寂しい」という感情を抱き続けると、私たちの体に思わぬ影響が出てきます。
うつ病のリスクを80%高める
フィンランドで行われた研究によると、生産年齢(15~64歳)で一人暮らしの人は家族と暮らしている人よりも、80%もうつ病の発症リスクが高くなるそうです。
イギリス公共放送局BBCのニュースサイトでは、以下のように報じられています。
何が原因でうつ病になるかは男女で差異があります。
たとえば女性の場合は貧困、男性の場合は自分を支えてくれる人の欠如がうつ病につながりやすいです。
一方、一人暮らしは、男女双方に同じくらい影響を与えます。
今回の研究では、フィンランド人およそ3,500名(男性1,695名、女性1,776名)を被験者として、抗うつ剤の使用に関する調査を行いました。
被験者の平均年齢は44.6歳です。
調査は2000年から2008年にかけて実施され、その間に被験者らの生活スタイルに関する様々な情報が集められました。
例えば、一人暮らしかどうか、人間関係、職場風土、教育水準、所得、職場での地位や住宅の状況、さらに喫煙や飲酒の習慣、余暇の活動などです。
こうした情報を集めた結果、一人暮らしの人はそうでない人よりも、2000年から2008年の間に、抗うつ剤を買う率が80%も高いことが明らかになりました。
なぜ、一人暮らしはうつ病のリスクを高めるのでしょうか。
研究者は誰かと一緒に暮らしていると、精神的なサポートや誰かとつながっているという感覚、及びうつ病の予防となる多くの要素を得やすいからではないかと説明しています。
寂しさから解放されるには、行動を変えるしかない
男性が寂しいと感じる瞬間は人によって様々ですが、そんな寂しさから抜け出すにはやはり行動を変えるしかありません。
社会人になり20代後半になってくると、遊べる友達が減っていくというのは誰しも感じることかもしれません。
新たな出会いを求めて外に出かけることが不可欠になってきます。
インターネットが普及している現代では、同じ趣味を持つ仲間を見つけるのは簡単になりました。
行動すれば生活にメリハリが生まれるので、思い切って行動することが、寂しさから解放される方法かもしれませんね。
一人暮らしが寂しいと感じるのは男性も女性も当たり前のこと
いかがでしたでしょうか。
以上が、一人暮らしが寂しいと感じる瞬間【男性編】です。
一人暮らしが寂しいと感じるのは、人として当然のことです。
何故なら、程度の違いこそあれ私たちは縛られずに自由に暮らす気楽さと同時に、どこかで“人と繋がっていたい”という欲求ももっているからです。
寂しいと感じるのは、それだけ人との繋がりを求めているということ。
逆に一人に慣れ過ぎてしまって、他人との関わりを一切遮断するよりはいいのかもしれませんね。