ストレス社会と言われる現代で、ストレスが溜まった時にあなたはどのように解消していますか?
実は男性と女性とで、ストレスの溜まり方や解消法は変わってきます。
これは、男性と女性の脳の構造からくる違いです。
ストレスを解消せず、そのまま放置してしまうと、肉体的にも精神的にも様々な悪影響が出てきてしまいます。
男性と女性で、ストレスの溜まり方や解消法にどのような違いがあるのかをきちんと理解して、効果的にストレスを解消したいものですよね。
そこで今回は、暗いモヤモヤをスッキリさせるおすすめのストレス解消法【男性編】をご紹介いたします。
ストレス解消法【男性編】
男と女のストレスの溜まり方
冒頭でもお伝えしたとおり、男女の脳では構造に大きな違いがあります。
それは、左脳と右脳を結ぶ「脳梁」という橋のような役割を果たす部分が女性は男性よりも太いのです
そのため、女性は右脳で「何となく感じたこと」がすぐに左脳で言葉に変えることができます。
「女性は喋ることでストレスを発散させている」とよく言われていることですよね。
職場で女性同士の同僚が集まると、必ずと言っていいほど仕事や人間関係の愚痴や不満話になります。
女性は感じたことをすぐさま言語化して話すことでストレスを解消するのです。
そのため、比較的自分のストレスに気づきやすいという特徴があります。
一方で男性は、漠然と不満に感じていることを、そもそも言語化しようとは考えずにひたすら自分の殻の中に引きこもります。
ストレスとなっている問題自体を解決するために、全神経を集中させようとするのです。
また、その問題自体が解決しないとストレスが解消されない場合が多いので、女性に比べて精神的に追い込まれやすいのが男性が抱えるストレスの特徴です。
実際に近年の自殺統計(警察庁・内閣府)を見ても、男性の自殺者が約7割に上ります。
男性のストレス解消の傾向
女性のストレス解消法として代表されるのがヤケ食いですが、男性の場合はお酒でストレスを発散させる傾向が強いです。
その他、ギャンブルにのめり込んだり、恋人や奥さんがいる人だと浮気に走るということも少なくないようです。
女性に比べて、スリリングであったりハイリスクな刺激でストレスを解消させようとするのが男性の特徴です。
それでは、具体的にどのような方法が効果的なストレス解消法になるのかをみていきましょう。
寝る
ストレスを感じる状態というのは、脳がつかれている状態であると言えます。
「嫌なことも寝たら忘れた」と言う人がいるように、睡眠を取ることで疲れた脳を休ませることができます。
睡眠は非常に効果的なストレス解消法なのです。
慢性的な睡眠不足は、ストレスが徐々にたまり、うつ病をはじめとする精神疾病を発症することにもつながります。
寝る事でモヤモヤした気持ちをスッキリさせられますし、人は眠ることで頭の中を整理することができます。
「ストレスが溜まってきているな」と感じた時は、是非普段よりも多く睡眠をとるようにしましょう。
体を動かす
「嫌なことがあっても体を動かしたら気持ちがすっきりした」という経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
有酸素運動や筋力トレーニングなどで体を動かすと、緊張、疲れ、怒り、気力などのマイナスの精神状態に対して、プラスの効果をもたらすことが分かっています。
また、これらの効果は、普段運動をしていない人であっても単発的に行うだけでその効果を発揮します。
30分から60分程度の有酸素運動を単発的に行う実験を行った結果、気分にプラスの変化が表れることが明らかになっています。
更に、運動はうつ病の改善にも効果が見られ、運動を習慣にしている人は、そうでない人に比べて気分の浮き沈みが少ないということもわかっています。
健全な精神は、健全な体に宿るという言葉の通りなのです。
スポーツ観戦
スポーツ観戦をして、観戦している人たちと一緒に盛り上がるというのもストレスを解消には効果的な方法です。
大きな声を出したり、知らない周りの人との一体感を味わうことで嫌なことも吹っ飛んでしまいます。
生で観戦するのとテレビで見るのとでは臨場感が全く違うもの。
もしも好きなスポーツや好きなチームがいれば、是非観戦に行ってみてはいかがでしょうか。
良いストレス解消法になるかもしれませんよ。
ストレス解消法があれば、毎日がイキイキする
いかがでしたでしょうか。
以上が、ストレス解消法【男性編】です。
現代人が抱えているストレスの多くは、仕事であったり人間関係がほとんどかと思います。
溜まったストレスを、自分なりの方法で解消するというのはとても大切なことですが、できるだけストレスを溜めこまないようにすることも同じように重要です。
ストレスを溜めない秘訣は、物事の見方を変えてみることです。
「嫌だな。つらいな」と思うのは、マイナスの部分だけを集中して見ているからかもしれません。
自分から「楽しもう」「見つけよう」と、プラスの面を見ようとする人が、本当に楽しみを見つけていきます。
是非、今回の内容を参考に、ストレスに縛られない毎日を送ってくださいね。