もう結婚を諦めた!という人は決して少なくありません。
前向きな理由で結婚を諦める人もいますが、多くケースではやはり後ろ向きな理由、ネガティブな理由で諦める場合が圧倒的多数です。
では、どのようなケースで諦めてしまうのでしょうか。
そこで今回は結婚を諦めた理由についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚をあきらめた理由
- 収入が少ないから
- 理想が高いから
- 病を抱えているから
- 専業主婦以外での結婚はありえないから
- 出会いが圧倒的に少ないから
- 年齢
- お金を大切にしたいから
- 他人を信じられないから
収入が少ないから
男性が結婚を諦める理由のナンバーワンが収入が少ないためです。
収入が少なければ、女性からは結婚相手として選んでもらえません。
収入が少ない男性と結婚をしても、女性は共働きをしなければならず、それどころか出産すらも諦めなければならないためです。
収入が少ないと、生活が苦しい、イコール不幸だとされています。
いくら性格がよく、浮気をせず、真面目な男性であっても、収入が少ないというだけで女性からは結婚候補から外されてしまいます。
理想が高いから
タレント並に美人で、20歳年下で、共働きをしてくれて、料理が上手くて掃除もこまめ、いつも優しくて笑顔で低収入でも気にしない奥さんがいい。
年収一千万円以上で格好良くて背が高くて一切浮気をせず、こちらは料理や掃除はしなくて良く、お小遣いをたっぷりくれる旦那さんがいい。
などと高すぎる理想を持っていると、理想に見合う結婚相手が現れず結婚を諦めがち。
理想が強いと、理想に適う相手がいないのならば結婚はしない方がマシ、と諦めてしまいます。
妥協をすれば結婚はできるが、理想は落としたくない、妥協はしたくはない、という人は多いのです。
病を抱えているから
生まれつき体が弱い、精神的に病んでいる、となると結婚どころではありません。
病を抱えていると、異性からは結婚をすると面倒そうだ、医療費がかかってしまいそうだ、結婚をしてもすぐに他界してしまいそう、子供に遺伝してしまったら、と敬遠されてしまいます。
精神的な病であっても、重症でしたらもう結婚など諦めてしまいます。
病弱な異性を支える、大昔の少女漫画や小説の中ならば、美談とされていましたが現実的に考えると、結婚をしてもお金、看病などにより不幸になってしまうだけです。
相手の体調を気遣い、寝不足になったり精神的にまいってしまいます。
本人ではなく、家族が病気を抱えている、家族が遺伝性の病気を持っている、との場合でも結婚できない可能性が高くなります。
年齢が理由で結婚を諦めた
結婚したらほどんど誰もが子供を持つことを考えるでしょう。
女性の場合、医学が進歩した現代でも35歳を過ぎると高齢出産と言われリスクが高まります。
本人も生まれてくる子供にとっても危険を伴うことがあるので、男性がより若い女性を望むことは仕方ないことかもしれません。
そうなると40歳近くなっても独身の女性にとって、子供を望む男性からはなかなか相手に選ばれないということがあります。
しかし、男性にも同じことが言えます。
出産しないにしても男性の高齢化も子供には少なからず影響を及ぼしますし、子供を育てるにはお金がかかります。
子供が成人する前に定年退職では将来が非常に不安ですから、女性にしてもある程度若い男性を望むわけです。
専業主婦以外での結婚はありえないから
結婚したら妻は専業主婦で夫が外で働く。
いまの時代、共働きが当たり前になっていますが、まだ専業主婦を望む女性は多いです。
望まなくても夫の転勤や、育児休暇が取れなかったり保育園が見つからないなどの理由で仕事を辞める女性が多いことも現代の問題点です。
そうなった場合、夫の収入だけで家族は生活していくわけですが、例えば収入300万円以下で家族3人生活していくのは厳しいでしょう。
新卒の就職状況もなかなか良くなりません。
就業自体が安定しない非正規社員は増える一方。
女性はやはりある程度の収入がある男性を望みますし、そうなると特に年収の低い男性などはそれを理由に結婚をあきらめることが多いようです。
出会いが圧倒的に少ないから
そもそも出会いがない、という根本的な理由もあります。
20代の頃は周りもまだ独身が多く、合コンだったりサークル活動などで出会いがまったくない、ということはなかったでしょう。
30代でも前半であればまだ独身の仲間はいるでしょうが、30代後半にもなると友人も含め、同世代はほとんど結婚しています。
独身者との出会いがめっきり減ってしまうわけです。
仮に合コンの話などが舞い込んできたとしても、誘える友人がいないというケースも少なくないでしょう。
映画のような出会いなど望んでいなくても、白馬に乗った王子様などいないということはとっくに分かっていても、普通の人との出会いすらないのです。
素敵な人だなと思う人は大抵が既婚者。
自分のことは棚に上げて、残った独身者の中から、希望条件を下げて妥協して結婚するくらいなら一生独りでいいや、と考えてしまう人も少なくありません。
出会いがない環境で悩んでいる人はこちらを読んでみることをおすすめします。
一人の時間が欲しいから
結婚をして、子供を産むと社会貢献にもなります。
そのために社会は結婚をすることが良い事、と結婚を推奨していますが、最近は結婚をしない人や、結婚を諦める人も増えてきています。
その理由の一つとして、一人の時間が欲しいから、との理由が代表的なようです。
他人との時間を必要とせずに一人で過ごすことが好き、という人が増えてきたのも原因。
自分のための人生を歩みたい、という人ですと、他人と生活を共にしなければならない結婚はデメリットとなってしまいます。
お金を大切にしたいから
結婚をすると、男性も女性もお金を自由に使えなくなります。
男性は妻と子供の生活費や将来のために、バリバリ働き、自分が使うお金は制限されてしまいます。
高収入の男性と結婚をした女性ですと、男性の収入に頼ることができるかもしれません。
けれども、家族にもしものことがあった時のため、子供が産まれた時のため、を思うと自然とお金は貯金に回すようになります。
独身のままですと、自分一人が生活できれば良いのですから、自分の稼ぎを気兼ねなく自由に使えます。
結婚をすると、相手の家族の面倒をみなければならない事もあります。
介護だったり、医療費だったり。
結婚をして、お金や時間を搾取されていたのでは、自分の人生が台無しになってしまいます。
他人を信じられないから
消極的な人が増えてきています。
男性は、女性と結婚をしても自分が稼いだお金を搾取されてしまう、と考えてしまい、女性は男性と結婚をしても浮気されてしまう、と疑ってしまう。
結婚はゴールではなく始まりです。
結婚をしてもしも相手が浮気をしたら、結婚後に相手が怠惰となってしまったら、お金目当ての結婚だったら、なんて考えてしまうと結婚をしないままの方が馬鹿を見ずに済む、と消極的になってしまいます。
結婚は良い事、結婚をするのが当たり前、とされていた時代が終わり、本当に結婚は必要なのか、結婚によるデメリットがあるのではないか、と人々が気づくようになり、未婚者が増えてきています。
結婚を諦めたなら自分らしく生きよう
いかがでしょうか。
結婚を諦めた人の理由は様々ですが、諦めたからといって決して悲観する必要はありません。
むしろ、余計なしがらみから解放されたことを喜ぶべきです。
結婚が人生のすべてだと考えている人ほど、結婚という概念に振り回されてしまい、人生を満足することはできません。
このようなタイプの人は、結婚したとしても、あれこれ不満がでてくるので、決して幸せだと感じることはないでしょう。
であれば、いっそのこと結婚をすっぱりと諦めて、自分のためだけを考えた人生を歩むのも1つの方法です。
結婚に対する未練を上手に捨てることができれば、これほど自由を感じる生き方はありません。
もちろん人によって考え方は違いますが、いつまでも引きずっているよりは、前を向いて生きていった方が幸せを感じやすいものです。