夫婦仲が悪い方いますか?
どうにかして夫婦仲を改善させたいと考えている人もいるでしょう。
また、その一方で「もうムリだ・・・」と諦めてしまっている人もいるかもしれませんね。
そこで今回は夫婦仲を良くする改善策をご紹介しますので、どうやって改善すればいいかをぜひ参考にしてみてください。
夫婦仲の改善策
- 夫婦仲が悪い原因を考える
- 自分の反省点を考える
- 反省点が見つかったら改善
- 夫婦仲を改善する会議をしよう
夫婦仲が悪い原因を考える
夫婦仲が何故悪いのか原因を考える事がまず大切です。
原因が分からなければ、原因に適した改善方法も見出せないので当然ですね。
原因と言っても例えば喧嘩をしている場合、喧嘩のキッカケを考えましょう。
なぜ、その喧嘩が起きてしまったのか、喧嘩のキッカケはなんですか?
夫が家庭に関心を持ってくれず家に寄り付かない、
妻の小言がうるさい、自由にさせてくれないなど
ここまでは原因ではなく喧嘩のキッカケです。
キッカケがあって喧嘩になります。
では、さらに一歩踏み込んで、
夫、妻が何故その様な行動に出るかを考えてみましょう。
喧嘩となる原因はそこにあるのです。
喧嘩を一例にしてみましたが、会話が無い夫婦でも原因はあります。
夫婦仲が悪いと言ってもその原因は夫婦の数だけ存在するので、
その、原因についてはじっくりと考えるべきです。
この、原因がわからない、または曖昧な状態で改善しようと努力をしても
効果は薄いでしょう。
最悪逆に悪化させてしまう恐れもあるので、
あなたの中でこれが原因だと納得できるまで改善方法を模索してはいけません。
自分の反省点を考える
夫婦仲が悪い場合、どちらかが一方的に悪い事はあまりありません。
どちらにも少なからず悪い所があるのです。
例えば、夫の浮気でも浮気に走るには原因があります。
それを夫の女癖が悪いで片づけるのでは無く、
あなたにも浮気に走らせた原因があるのではと考えるのです。
夫に構っていなかった、蔑にしていた、夫の前では女ではなく妻として接していたなどどこか自分でも悪い所があるはずです。
まずは自分自身の原因を探す事から始めましょう。夫婦生活を通して、必ず自分にも反省するべき点はあります。
自分の反省するべき所がわからない、どうしても出てこない人は友人や知人に相談するといいでしょう。
相談する相手は付き合いの長い友人がいれば長い人の方がいいです。
その時に、あなたの悪い所を友人や知人に聞いてみてください。
何も説明なしにいきなり聞いてみるといいでしょう。
なぜ説明しないかと言うと理由を説明して友人に相談してしまうと、理由を話している段階であなたの主観が入り公平ではありません。
すると友達はあなたに同情してしまい、あなた寄りの答えしかしてくれないからです。
そして、付き合いの長い友人程あなたのいい部分悪い部分を知っているでしょう。その友人から出るあなたの悪い所は的確ではないでしょうか。
悪い所はなるべく数多く出してもらいましょう。
ですから、連絡の際は電話よりもメールの方がいいかもしれません。
「私の悪い所5個あげてみて」と具体的に数字を入れるといいでしょう。
理由を聞かれても適当にはぐらかしてください。
そして挙げられた悪い所をヒントにし、夫婦生活に当てはめる事で自分の反省点が見えてきます。
長い付き合いの友人はいても会ってない期間が長い様であれば、あなたのご両親に聞くのもいいでしょう。
反省点が見つかったら改善
自分の反省点が見つかったら今後、自分は反省点をどうやって改善しようかを考えましょう。
例えば自分の悪い所が、イライラしやすいだった場合、どんな所にイライラする事が多いか考えましょう。
そして、イライラしない様にするにはどうするか具体的にどう実行していくかを出すのです。
イライラする場面に出会っても大らかな気持ちで「まぁ、いいか」と受け流す。
夫が家事をしなくてイライラしそうになったら、子供と遊んでくれているし「まぁ、いいか」。
休日はどこにも連れて行ってくれなくてイライラ。
毎日仕事で頑張ってくれているから「まぁ、いいか」と考えるようにする事でイライラしない様にするなど、悪い所を家庭に当てはめ、具体的にどうするかまで考える。
これが重要です。
ここまで、考えられたら後は夫婦でどうやって改善していくかを相談しましょう。
夫婦仲を改善する会議をしよう
夫婦仲の悪い原因と自分のどこが悪かったのか、そして今後どうしていくのかが準備できました。
ここで、相手との会話をしましょう。
会話する際の注意点ですが、まず、どんな時も冷静でいる事。
感情的になっては話が進みませんし、ただの夫婦喧嘩になってしまいます。
そして、こちらが冷静でも相手が感情的になっては意味が無いので、相手の神経を逆なでする発言や煽るような発言、責める、追い込む発言は絶対にやめましょう。
相手から同じような言葉を言われても冷静でいる事が大切です。
そして、一番重要なのが相手の話を聞きましょう。
相手のあなたに対する気持ちや感情など聞いて受け入れましょう。
相手から自分勝手な事や納得できない事も言われるかもしれませんが、まずは、黙って相手の話を聞く事です。
その会話の中で、相手がどんなことに不満を持っているのかをしっかりと覚えておいてください。
この、相手から出てくる不満が相手の考えている夫婦仲の悪い原因なのですから。
相手の話が一通り終わったら、こちらから謝りましょう。
この謝罪は今まであなたの悪い所を相手にしてしまった事への謝罪です。
そして、ここで自分の考えてきた悪い所と反省点、改善策を話してください。
例えば、「あなたにそんな辛い思いをさせてしまってごめんなさい。」、「自分でも色々と反省点を考えたので話を聞いてもらえる?」とあなたは今話したから今度はこちらが話す番ですよ、と伝えてから話しましょう。
一度区切りを付けずに話し始めてしまうと途中で割り込みされてしまい、話が脱線し、言いたい事が言えなくなってしまう可能性があります。
そして、話を聞いてもらったら、最後に話を聞いてくれた事に対して、
ありがとうと感謝を伝えましょう。
この話している時に先ほどの相手から出た不満をどうやって解消するかの
解決策が閃けば、あなたが話している時に相手に提案してみるといいかもしれません。
注意して欲しいのはあくまでも提案です。相手に押し付けてはいけません。
もし、思いつかなければ、2人で考えましょう。
その時相手に意見を求める場合は、「あなたはどうしたいの?」「どうしたらいい?」など相手に判断させる様な言い方では、印象が悪いので、
「私は、〇〇してみる方法を考えたけど、あなたはどう思う?」
とちゃんと自分の意見を持って相手に意見を求めましょう。
この話し合いはお互いが納得いくまでしましょう。
どちらかが妥協しては妥協した方が後々また不満が溜まってしまいます。
1度の話し合いで答えが出なかったら課題を次回にまわしてしまうのも大事です。
長い時間話していても答えが出ない事もあります。
夫婦仲が悪い人の特徴
自分の意見が正しいと思い込んでいる
別居婚でもない限り結婚をすると血の繋がっていない、育ってきた環境の違う二人が一緒に暮らすことになります。
するとやはり生活スタイルの違いや価値観の違いから喧嘩が起きることもあるのですね。
良好な夫婦関係を築けている場合、たとえ喧嘩になっても最終的にはお互いに納得して話を終わらせることができます。
話をしながらお互いの妥協点を見つけることができるのです。
冷静に会話できる夫婦は、こうしてうまくやっていくことができますね。
しかしこれは夫婦二人ともが譲り合う気がないと成功しません。
夫婦の一方が自分の意見は絶対正しいと思い込んでいて、相手の意見を聞かなければ関係はこじれるだけなのです。
片方が我慢をし続けて相手に従わなければならないので、ストレスが溜まってしまいます。
堪えられなくなると離婚にまで発展する問題ですが、夫婦仲が悪い人はこういった片方が自分の意見を曲げないケースが非常に多いのです。
思いやりのない生活をしている
妻が風邪をひいている時にご飯はまだかと言う夫、夫の給料が少ないと本人に言ってしまう妻のどちらも思いやりがありません。
誰が飯を食わせてやっているんだとか、誰があなたのご飯をつくっていると思っているのなどもそうですね。
けれど仲が悪い夫婦は、平気でこのようなことを口にしてしまいますね。
交際当初、もしくは新婚の時はこのような発言はしなかったはずなのにいつの間にか相手に酷いことを言ってしまっています。
一緒にいる年月が長い夫婦ほど、思いやりのない生活になりがちですね。
長年一緒にいるから気遣いができなくなっているのでしょう。
けれど夫婦といえども元は他人なのです。
相手を思いやれなければ良い関係にはなれません。
ありがとうやごめんなさいを言わなくなった夫婦は要注意ですね。
あっという間に暴言を吐いてお互いを傷つける夫婦になってしまいます。
夫婦のどちらかが相手を好きじゃない
夫婦のどちらかが相手を好きではないというのは仲の悪い夫婦にありがちです。
元々好きで結婚したわけではなかったり、一緒に生活をしていった中で嫌いになったりと理由は様々です。
片方は好きなのに、もう片方が好きではない状況は温度差が生まれます。
相手を好きではない方はどう思われようと関係ないのかもしれませんが、好きでいる方は辛いのです。
どうにかして自分に気持ちを向けてほしくて、話し合いをしたり気を引こうとしたりしてくるでしょう。
しかし相手は好きじゃない相手に構うことはせず、それが原因で喧嘩になったり仮面夫婦となったりしてしまいます。
元々好きでもないのに結婚したのなら、その選択がすでに間違っていたのです。
けれ一緒にいるうちに嫌いになってしまったのなら、相手にも落ち度がある可能性がありますね。
どちらにせよとことん話をしなければ解決できない繊細な問題です。
相手よりも自分の方が好き
夫婦とはお互い大切に思うものですが、それなのにも関わらず相手よりも自分の方が好きだと夫婦仲は悪くなりがちです。
態度や発言によっては、相手が自分は大切に思われていないと気付いてしまうからなのです。
いつでも自分のやりたいことを優先したり、喧嘩の度に自分かわいさに保身に走ったりしてしまうと不信感が芽生えます。
その不信感は次第に大きくなって、どうせ自分は大切にされていないのだから自分だって相手を大切にする義理はないと考えるようになるでしょう。
そうしてお互いが自分のことだけを考える、自己中心的な夫婦となってしまうのです。
本来誰だって自分のことは好きですが、結婚した相手なのだからその人のことも大切にしなければなりません。
そのことに気付ける夫婦は仲が良く、気が付かない夫婦はずっと不仲でいるのです。
夫婦仲を良くするコツ
何年たってもお互いのことを名前で呼び合う
夫婦仲を良くするコツは、相手のことを付き合っていた時のように名前で呼び合うことです。
子供が出来てから「お父さん」「お母さん」と呼び合っている人も、もう一度お互いを名前で呼び合うように意識してみてください。
また、子供がいるいないにかかわらず、長年連れ添っていると「ねえ」とか「おい」なんて、呼びかけだけでお互い反応するようになることも多いですね。
こういった場合も、意識して名前を呼ぶことです。
「おはよう」とただ言われるよりも、「○○ちゃん、おはよう」と言われた方が、人はその人に好意を抱き抱きやすくなります。
自分に向けて発された言葉だということを脳が認識するからです。
夫婦仲を良くしようと思ったら、まずはお互いを名前で呼んでみてください。
最初は照れ臭くても、続けてみることが大切です。
相手の価値観を否定しないこと
夫婦仲を良くするコツは、相手の価値観を否定せず、一個人として認めてあげることです。
夫婦仲がいい=価値観があうとか、意見が合うと思っている人も多いのですが、結婚相手の価値観や意見が100%あうなんてことはあり得ません。
運よく価値観や意見が合う人たちもいるのは事実ですが、多くの場合は価値観も意見も食い違うものです。
育ってきた環境も違いますし、性別も違うのですから、「違って当たり前」という考えを持ちましょう。
いちいち相手の価値観や考え方を否定していては、夫婦仲は冷え切ってしまいます。
相手に愛情を持つためには、「自分が認められている」と感じることが大切です。
そのためにも、相手の価値観を否定しないようにしてください。
「自分とは違うな」という面を見つけても、否定せず「あなたはそうなのね」と割り切って考えることです。
一人の時間を互いにもつこと
夫婦仲を良くするコツは、一人の時間を互いにもつ事です。
夫婦仲がいいというと四六時中一緒にいるイメージがあるかも知れませんが、中がいい夫婦ほどお互い一人になる時間も尊重しているものです。
一人の時間というのは、自分の考えを整理したり、のんびりするためにある程度必要です。
四六時中一緒にいてはお互いに疲れてしまいます。
仲良くなりたいからといって、相手の予定を無視してずっと一緒にいようなんて思わないようにしてください。
一人の時間を尊重してあげるからこそ、二人でいる時間を楽しむことが出来るのです。
一人の時間は、自分と向き合ったり、趣味に没頭するためにも必要な時間です。
その代り、一人の時間だけを設けることの内容にしましょう。
二人の時間が十分あると場合に限り、一人の時間をもつ事が夫婦仲を良くするために役立ちます。
相手のことを思いやる気持ちを持つこと
夫婦仲を良くするために一番重要なコツは、相手のことを思いやる気持ちをもつ事です。
これは、夫婦間に限ったことではありませんが、特に一緒にいる時間の長い夫婦には必要不可欠なことです。
仲がいい状態を保つためには、相手がどんなことを好んでいて、どんなことを嫌っているのかを知っていなければいけません。
相手のことを知らなければ、相手を常に不愉快にさせてしまうリスクがあるからです。
自分のことを中心にあれこれ考えたり行動するのではなく、相手だったらどうしたいかなということを優先して考えるようにしてください。
空回りしているように感じたり、相手の考えていることがいまいち分からない時には、直接聞いてみるのもおすすめです。
相手のことを思いやることが出来れば、自然と相手との仲も改善されて良くなっていきます。
夫婦仲の改善策には自己分析がベスト
夫婦仲を良くする改善策いかがでしたか?
昨日まで仲の良い夫婦が突然険悪になる事はまずありません。
夫婦仲が悪いと感じ始めたずっと前からお互いの小さな不満が積もり積もって出てきたと考える方が自然です。
少しでも変だな?おかしいなと思ったらまずは自己分析をして、どこか相手に不満を持たれそうな事をしたか振り返る事が大切です。