女性の中に、男性が苦手、嫌いと思っている人もいます。
その心理には必ず理由があり原因となるものが存在することが多いです。
どのような理由から男性を嫌うようになったのか、いくつか理由として考えられるものを挙げましょう。
男嫌いの心理や理由
過去に男性から嫌がらせを受けた
恋愛市場はサバイバルな無法地帯です。人を好きになったときのドキドキとした高揚感はあるものの、楽しいだけでなく、リアルで生々しく、相手が同じように好きになってくれるか?は、相手次第というギャンブルのような要素もあり、喜びの他に怒りや恐怖に包まれる瞬間、身体にかかる負担はかなりのものです。
失恋したときの自分の存在を否定されたようなショックはもちろんのこと、自分の魅力レベルをあからさまに査定され、場合によっては理不尽に評価されたり、大切に交流を重ねていた友達が知らぬ間にライバルと化し、最悪、彼(または彼女)を奪われ、人間不信に陥ったり、交際中に容姿をけなされ深く傷つき、それ以後まともに恋ができなくなったりと本人にとっては大変辛く忘れられない出来事として記憶に残ったりします。
出典 “男嫌い”や“女嫌い”、“恋愛嫌い”は人間として正常な反応?
過去のトラウマが原因となって、男性が嫌いになってしまうことがあります。
それが思春期の時に受けた事が原因であれば、トラウマになりやすく、なかなか解消することが出来ません。
思春期は多感な時期のため、ただでさえ刺激や影響を受けやすく、そのままの心理状態を大人になっても受け持つことがあるのです。
一度、こうしたトラウマを持ってしまうことで、男性嫌いを抜け出すことが出来ず、本人もまた悩んでいることが考えられます。
その当時のことを鮮明に覚えていたり、夢に出てくるなど、今現在も記憶として残っているのであれば、解消するにはかなり時間がかかることでしょう。
無理にトラウマを解消しようとすると、焦りから自分に自信を失くしてしまうこともあるため、ゆっくりと時間をかけてその人のペースで解決することが必要です。
生まれ持った性格が影響することも
男性はガサツで乱暴な生き物という認識が強く、そうした男性を苦手とする女性も多いものです。
男性と関わることで、何か自分に不利益が生じるのではないか、被害を加えられるのではないかという恐怖心を持っているために、男性が嫌いというタイプの人もいます。
これはその女性の生まれ持った性格に特徴があり、元々不安になりやすいタイプや、大人しいタイプの女性に多いです。
争うことが嫌いな為、どうしても男性と関わることにためらいが生じてしまい、なかなか関係を持つことが出来ません。
特にトラウマを持っている訳でもなく、その女性独特の性格の問題であることから、自身が男性に対する考え方を180度変えなくては前に進むことが出来ないでしょう。
性格を変えるというのは難しく、簡単に考えを改めることが出来ない為、時間だけが過ぎてしまうケースがほとんどです。
大人になるにつれて、社会で様々な男性と関わりを持ち始めると、変わりやすい傾向にあります。
その人自身が変わることが何よりもの近道です。
男性がいない家庭で育った女性
何らかの理由によって父親がいない環境で育ち、また兄弟にも男性がいない場合にも男性嫌いになることがあります。
一番身近な存在である家族に男性がいないことによって、根本的に男性とどう接していいのか分からないまま育った可能性があります。
近親者に男性がいないとなると、自然と関わり方が分からないままで過ごしてきているため、男性そのものが苦手と感じる女性も多いでしょう。
関わり方が分からないため、自分から積極的に話しかけたり繋がりを持とうという意識はなく、また男性から寄ってきてもそれを避けてしまうのです。
避け続けていく結果、男性を嫌っているように周りからも見られてしまいがちです。
近親者に男性がいない場合には、男性嫌いであることも少なくなく、また接点を持とうとしないため、自然と男性嫌いに陥ってしまうこともあるのです。
父親の影響
ばついちで再婚したいんですが、相手が見つかりません。
積極的に探してデートもしてるのですが、男性をどうしても好きになれません。
父親が横暴で下品で強欲で嫌な人だったのでその影響があるのだと思います。すでに他界してますが、近づくのも嫌でした。
(母親も父を嫌っていた、どころか、ひどい侮辱や女中扱いをされて恨んでいた。)
男嫌いの心理や理由
・過去に男性から嫌がらせを受けた
・生まれ持った性格が影響することも
・男性がいない家庭で育った女性
・父親の影響
男性のことを嫌いだという女性の多くは、何かしらの問題となる原因を持っていることが多いものです。
それが生まれた時からの問題なのか、それとも人生の過程において何かがあったのか、人それぞれ原因は異なります。
無理に男性嫌いを直そうとしたり、周囲が変えようとしても、本人の根本的な原因が解消されない限り、解決することは難しいでしょう。
時間をかけたり、原因と向き合うことによって、次第に男性嫌いを克服することが出来るでしょう。
自然な形で克服できるよう見守ることも大切です。