あなたの周りにおしどり夫婦はいますか?
結婚したら誰もが末永く幸せになるだろうと思うものです。
しかし、現実は時間が経つにつれお互いの気持ちが離れ離れになり会話も少なくなり仮面夫婦になってしまった。
こんな夫婦も少なくないのです。
結婚当初の気持ちを維持するのは難しいですが、結婚生活をより良い物にする為にする事は出来るでしょう。
おしどり夫婦のコツを読んで夫婦が長く付き合って行く為のコツを見てみましょう。
おしどり夫婦のコツ
謝る事
喧嘩をしたり相手に悪い事をしたら謝る事がおしどり夫婦のコツです。
他人同士が長い共同生活をする夫婦ですから喧嘩や衝突する事もあるでしょう。
そんな時に自分が少しでも悪いなと思った時、相手に言い過ぎてしまったなと感じた時には素直に「ごめんなさい」を言いましょう。
謝る時のポイントは具体的に何に対して謝っているのかを謝罪する事です。
ただ、「ごめんなさい」では相手はなんで謝っているのか伝わりません。
謝る行為は相手に謝罪の気持ちが伝わらなければ意味が無いので、「〇〇してごめんなさい」「さっきの〇〇は言い過ぎたごめん」など具体的に謝りましょう。
この為、相手も自分も記憶が鮮明な内に謝らないと話がチグハグになる事があるので、「やってしまった!」と思ったら意地を張らずに謝る事が大切です。
喧嘩や衝突をした時に素直に謝る事でお互いの差を埋めていく事がおしどり夫婦に近づく1歩なのです。
言いたい事を言う
言いたい事が言える夫婦がおしどり夫婦です。
どちらかが言いたい事を我慢していると不満が溜まりいつか爆発してしまうでしょう。
生活をしていて「おかしいな?」「こうしたいな」そんな思いがあったら遠慮せずに言いましょう。
家庭は2人で作るものです。
一方の言いなりで生活する事は家庭とは言いません。
言われた方も、その意見を受け止めて自分の意見を言いましょう。
そうしてお互いの議論と言えば大げさですが、どうしていきたいかを話す事でその夫婦だけの家庭が作り上げる事が出来るのです。
夫婦だから言わなくても分かるだろうでは無く、夫婦だからこそ遠慮なく何でも言えると認識しましょう。
もう1つ大切な事がお互いに言いたい事を言い合っていてもただの口論になってしまうので、お互いに納得できるまで話し合いをする事です。
どちらかに不満が残る形で終わらしてしまっては言いたい事を言っても意味がありません。
お互いが納得できる答えが見つかるまで話し合いましょう。
問題によっては1日で解決しない事があるかもしれません。
長引く可能性もあります。
そうなると面倒になり一方が折れて終わるかもしれません。
しかし、ここで注意したいのが一度決まったことに文句を言わない事です。
夫婦で話し合って決まった事に対して日が経ってからやっぱりおかしいとか納得できないなどは言わない事です。
「あの時は冷静な判断が出来なくて」「あの時は疲れていたから」「あの時は面倒だったから」全て言い訳です。
その時にどんな気持ちだったかは関係ありません。
その時は納得したのですから、今更おかしい!やっぱり納得いかない!と言うのはご法度です。
こうならない為にも、一度話し合いが始まったら真剣に望むようにしましょう。
挨拶を欠かさない
毎日の挨拶を欠かさない事がおしどり夫婦のコツです。
「おはよう」から「おやすみなさい」まで挨拶を欠かさない事は大切です。
相手の顔すら見たくない程の喧嘩をしても挨拶はしましょう。
特に喧嘩の時はお互いに話しかけ辛い雰囲気になってしまうでしょう。
重い雰囲気を解消するためにも挨拶をする事で少し和らぎます。
どちらが言うかは考えず自分から率先して挨拶をしましょう。
夫婦どちらも腹の虫が収まっていなくても挨拶されたら挨拶を返す事が大切です。
挨拶すら無くなってしまう夫婦は夫婦関係がかなり悪化していると考えていいでしょう。
感謝を伝える
おしどり夫婦は常日頃感謝の言葉を使います。
「ありがとう」「助かった」などの感謝の言葉を普段の会話の中に取り入れましょう。
感謝の言葉を言われて嫌な気分にはなりません。
感謝も謝罪と同じく具体的に伝える事がポイントです。
例えば、専業主婦をお持ちの旦那さんであれば、「いつも家庭を守ってくれてありがとう。安心して仕事に行けるよ」や「美味しいごはんをありがとう」など伝えましょう。
奥さんは「家庭の為に働いてきてくれてありがとう」「働いてくれるおかげで生活が出来る」など言う事が出来ます。
どんな些細な事でもいいので1日1回感謝の言葉を相手に伝えてみてください。
喧嘩は短時間ですませる
おしどり夫婦とはいえ、喧嘩をすることもあります。
しかしおしどり夫婦の喧嘩はけっして激しいものではありません。
お互いに嫌味を言い合って、不愉快になり口を閉ざす程度ですね。
お互いが喧嘩を長引かせまいと思っているので、すぐに喧嘩は終わってしまうのです。
いつまでも喧嘩をしていると疲れますし、居心地が悪く感じるようになってしまいます。
喧嘩が長引いたせいで、謝るきっかけがなく仮面夫婦になってしまうこともあるでしょう。
おしどり夫婦はその点をよくわかっているので、それを回避するために短時間の静かな喧嘩で終わらせるのです。
そして気持ちを思いきりぶつけるのではなく、ちょっと主張するだけにとどめるので両者はそれほど怒りません。
ゆえに罵詈雑言を浴びせるような喧嘩に発展することはなく、激しい喧嘩で傷つくことがないからこそお互いのことを好きでいられるのです。
優しい物言いを心掛ける
たとえそれが正しいことだったとしても、命令されるのは気分が良いものではありません。
あれをやっておいて、これをやっておいてとお願いされている立場なのに、冷たい口調ではやる気を失ってしまいます。
ですが家ではこのような冷たい口調で話をしてしまう人が多いのです。
だからこそ、嫌がられてしまったりするのですね。
命令されたり、冷たくお願いされても楽しくありませんし不快でしょう。
おしどり夫婦は相手に気を遣うことが上手なので、家庭でも優しい物言いをします。
優しくお願いをされたら、したくないこともやろうという気になるものです。
お互い優しい物言いで接しているので、お互いが相手のためになるようなことをしてあげようという優しい気持ちが持てるのです。
ゆえに、お互いがお互いの幸せを願うおしどり夫婦となれるのですね。
夫婦の時間を大事にする
たまには一人になりたい時も、夫や妻ではなく友人といたい時もあるでしょう。
そういった気持ちになる頻度は人それぞれですから、毎日一人でいたいと思う人もいるかもしれません。
しかしだからといって一人になったり友人と一緒にいたりすることを優先していると、夫婦の間に亀裂が入ります。
相手が心から好きにしていいと思っている場合でないと、好き勝手なことをしてはいけないのです。
相手が自分と一緒に過ごす時間を望んでいるなら、自分にその気がなくても付き合ってあげなければなりません。
それが良好な夫婦関係を保つための我慢であり、きちんとできているのがおしどり夫婦です。
未熟な夫婦はお互い、もしくは片方が自分の好きなことややりたいことを優先してしまいますが、おしどり夫婦は相手が望むならしっかり夫婦の時間をつくります。
夫婦の時間を大切にすれば、喧嘩は少なくなってお互い笑顔で過ごせるのです。
相手を甘やかすように意識する
人に厳しく自分に甘い人間はたくさんいますが、夫婦間でもそうだと不仲になってしまうでしょう。
夫や妻はいつも一緒にいる相手ですから、そんな相手が人に厳しく自分に甘く生きていたらうんざりします。
けれど人はつい自分を甘やかしてしまいがちなので、夫や妻の文句だけは言うけれど自分に欠点はないと思っている人は多いのです。
そのような人はいつも相手の批判をしていますし、誰かに夫や妻の愚痴を漏らしています。
それは相手を傷つけますから、夫婦仲がうまくいくわけがありません。
反対に、おしどり夫婦は自分ではなく相手を甘やかします。
相手に非があるようなことでも自分が悪かった、あなたは悪くない等を躊躇いなく言えるのです。
その言葉に相手は救われますから、自分の方こそ悪かったと素直に謝れますね。
夫婦間なら相手を甘やかすことは悪いことではないのです。
自分の伴侶が自分のことを大事にしてくれているので、心は満たされますしその分優しくなれます。
他人を甘やかすのは容易なことではありませんが、それがおしどり夫婦になる秘訣なのです。
おしどり夫婦は年を重ねて築くもの
おしどり夫婦のコツいかがでしたか?
おしどり夫婦は1日2日でなれるものではありません。
時間を掛け、年を重ねてお互いの理解を深めながら築いていくものです。
一朝一夕で出来るものではないので夫婦で試行錯誤しながら築いていきましょう。